先日書いた『21世紀のユートピア』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cad6babef47172546d5490ae054e0c70
で、Chikirinさんのブログ記事に、トマス・モアの『ユートピア』を関連づけて紹介しましたが、
(Chikirinの日記
仕事は“キカイ”にまかせよう
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20160115
ウィキペディア
ユートピア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2_(%E6%9C%AC) )
これらの共通点は「人間性がない」だけではなく、
「ロボット(大昔の「奴隷」のようなもの)が仕事をするようになっても、彼らが消費をしてくれるわけでもない、年金掛け金を払ってくれるわけでもない。人間の多くが仕事を失ったり、仕事をしてもたくさん稼げるわけではなくなったとしたらどこから収入を得るのだろうか。(『ユートピア』では貨幣が無くなる)。年金制度というものも破綻だわ。」
という、共通する疑問を与えてくれる点もそう。
以下は、そんな疑問を持つ人達には興味深いと思うので貼り付けます。
Techcrunch (2015.11.10)
ロボットが仕事を奪う時代が来る?ハッカーやクリエイターが集まりベーシックインカムについて考える
http://jp.techcrunch.com/2015/11/10/20151109basic-income-createathon/
Robots To Eat All The Jobs? Hackers, Policy Wonks Collaborate On A Basic Income Createathon This Weekend
http://techcrunch.com/2015/11/09/basic-income-createathon/
ベーシックインカムがまた脚光をあびだしているのは、こういう背景もあるのかもしれませんね。
しかしベーシックインカムの前に、「トマス・モアのユートピアの世界」も「ロボットが仕事をして人間は働かなくなる世界」も、「搾取先がある国」「資源(まあ、優秀な頭脳集団もか)がある国」以外は、成り立たなさそうに思えます。
こういう勝ち組の国でいるには『軍事力』がものを言います。
世界がなにかきな臭さに満ちているのは、本スタートに備えての下準備をする国が多いということでしょうか。
関連:
フィンランドでベーシックインカム導入検討
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9aff331f59265789d8176971ef4cfcd7