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※旧Various Topics(OCN)

子宮頸がんワクチンと「サーバリックス」を製造販売するグラクソ・スミスクライン社の信頼性

2015年11月01日 | 福祉・医療

10月22日から4本、Wedge Infinityの村中璃子氏の記事および村中氏自身について取り上げてきましたが、私は医療関係者でもないので、「子宮頸がんワクチンとワクチン接種後に普通の生活ができなくなった少女たちとの関係」については何も語ることができません。

そして、私には子宮頸がんワクチンを打たせる年頃の娘もいないので、私は部外者です。 

しかし、「少女たちと副反応は無関係だから、ワクチンは推進すべき」という人達(村中璃子氏には特に)には、Thinker抜粋部分のアンダーラインの部分についての説明と、このグラクソ・スミスクライン社の製薬会社の隠ぺい体質について知っているかどうかを、聞かせてもらいたいと思います。 

Thinker
http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html 

(この記事自体は『子宮頸がんワクチンの危険性」という項から始まっていていることでわかるように、中立的ではないですが、以下に抜粋した項は主観が除かれていると思います。記事は海外の事例、状況、意見も載っていますので、リンクからどうぞ。)

子宮頸がん予防ワクチン

現在、子宮頸がん予防ワクチンとして、米・メルク社の「ガーダシル」と英・グラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」があります。2010年3月現在、国内で厚労省に認可されているのは、後者のみです。 

製造元の英・グラクソ・スミスクライン社によれば、「予防効果がどのくらい続くのか」
「追加接種が必要か」については、まだ不明とのことです。

同社は、「半年に3回の接種で、最長で6.4年間くらいは、HPVの感染を防ぐのに十分な量
の抗体ができる」としています。 

この子宮頸がんワクチンが予防できるのは、HPV16型と18型です。
全ての発がん性HPVの感染を防げるものではありません。

ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と製薬会社もはっきりと述べています。また、特筆すべき点は、日本人の子宮頸がんの原因はHPV 52・58型が比較的多く、HPV16・18型は全体の約60%ということです。そのためHPV16・18型予防に製造された輸入ワクチンは、日本人には予防効果がさらに限定的であるということです。(HPV52・58型に対する予防効果は10%程度) 

ウィキペディア
グラクソ・スミスクライン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3 

抜粋:

2012年アメリカ、副作用隠蔽など

アメリカで2012年、グラクソ・スミスクラインが30億ドルの罰金を支払うことになったのは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のパキシル(パロキセチン)の小児での有効性を示さず、自殺行動のリスク増加にかかわらず子供や青年への適応外用途をうたったことや、糖尿病治療薬のアバンディアのうっ血性心不全などの危険性についてデータを提出するのが遅れたため6年間警告表示が不足していたこと、抗うつ薬ウェルブトリンや抗てんかん薬のラミクタールを適応外用途でマーケティングしたことが理由である。これによってアメリカにおける罰金最高額となった。

2013年日本、利益相反 

子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)に関して、日本での定期接種の推進のための報告書などにも使われた研究は、同社への所属を隠ぺいして発表された論文であった。 

中国ほか5か国、賄賂 

2013年に、中国での贈賄事件を皮切りに、ポーランド、イラク、ヨルダン、レバノン、シリアでも疑惑が起こり、シリアでは法律に違反して医師や薬剤師、政府高官に対して、現金や講演料、接待といった形で贈賄を行い、2014年5月にもイギリスの重大不正捜査局(SFO)による刑事捜査や、アメリカ合衆国司法省も連邦海外腐敗行為防止法に違反する疑いで調査を開始している。 

2014年中国、賄賂罪 

グラクソ・スミスクラインの中国法人は、2014年9月、贈賄罪によって30億元(約530億円)の罰金が言い渡された。同社幹部は5人には、執行猶予付きの2~3年の懲役刑が言い渡され、うち1人は国外退去となった。 

インフルエンザワクチン関係で、製薬会社(グラクソ・スミスクライン社含む)とWHO関係についてに記事もご参考まで:

http://blog.knak.jp/2010/01/who.html
https://tanakanews.com/090729flu.htm

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