エンリコ・マッティとエウジェニオ・チェフィス-3 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
で紹介した記事のGoogle翻訳で、
「フランスの諜報機関、外部情報収集・諜報活動局( the Service de Documentation Extérieure et de Contre-Espionnage , SDECE)の元フランス人エージェント、フィリップ・ティロー・ド・ヴォスジョリ(Philippe Thyraud de Vosjoli)が新たな情報を提供した。彼は、エンリコ・マッテイがアルジェリアのフランスの石油権益を乗っ取ろうとしたためにSDECEに排除されたという驚くべき主張をした。」
という部分があります。
1960年代にエンリコ・マッティがアルジェリアのフランス権益を狙ったのも命を狙われた理由かもしれなかったとしたら、現在の状況をフランスはどう思っているのでしょうか?これがあるから、マクロンとメローニの仲が悪い?
ドイツが史上初めてアフリカ大陸と連結。ガスのパイプラインで。脱ロシア、イタリア復権とEU水素回廊(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
2月9日、ドイツのエネルギー大手企業子会社が、北アフリカのアルジェリアの国営企業から、ガスを購入する中期契約を結んだ。
液化天然ガスの海上輸送ではない。パイプラインで受け取るのだ。アフリカ大陸とドイツがパイプラインでつながるのは、歴史上初めてである。
戦争が始まる前、ドイツはガス輸入の55%をロシアに頼っていた。今、ロシアからのパイプライン輸入はすべて止まっている。代わりにアフリカに接続されたのだ。東から南への大転換だ。
エネルギー問題はただの経済事項ではないのは言うまでもない。
ドイツが第一次世界大戦で敗戦し、アフリカ大陸の植民地を失ってから1世紀強。地政学の大変化の第一歩だと言っても、過言ではないのではないか。
ガスの逆流
契約を結んだのは、ドイツの大手EnBWの天然ガス輸入販売子会社フェアブントネッツ・ガス(VNG)と、アルジェリアの国営石油・ガス会社ソナトラックである。
ガスはもう、アフリカからドイツへ流れている。
(中略)
イタリアがアルジェリアからガスを輸入するのは、戦争前からのことで、210億m3輸入していた。
ロシアの代替を探すのに、大変な親イタリア国であるアルジェリアは、フル稼働(300億m3)して輸送することを約束した。
アルジェリアは今後、さらにドイツからの分も請け負うことになる。
ただ、この輸送はまだ規模が大きくない。
今後は、アルジェリアからドイツまで、新しいパイプラインをつくるのだ。イタリアとオーストリア・ドイツの間には、アルプス山脈がそびえ立っている。歴史的に国境をつくってきた名高い山脈である。できるだけ迂回するものの、越えないわけにはいかない。巨大構想である。
(後略)
参考:
イタリア、メローニ首相のEnrico Mattei Plan - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
ジョルジャ・メローニと2021年のトリエステ港から始まった抗議活動 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
スペイン提案「ガスパイプ構想」欧州巻き込む議論…フランスは消極姿勢、ドイツは乗り気 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)