猛暑が続きます。
科学者でもない一般の人が「エアコンの室外機とアスファルトが温暖化の原因の理由の一つ」と言ってきても、「いや、温暖化の原因はCO2.エアコンの室外機などの影響は小さい。ヒートアイランド現象があるだけ。」無視に近い態度をとってきたのではないかと思います。
しかし最近は「エアコン」にスポットが当たってきています。
が、それは「エアコンの室外機の温風」を問題視するからでなく、「新しいエアコン」の開発が商機になるから言い出しただけのようです。
例えばスイスインフォの記事。
家を冷やし、地球を暖めるエアコン - SWI swissinfo.ch
抜粋:
飛行機以上に環境汚染度が高いエアコン
IEAは生活水準の向上や人口増、熱波の頻繁化により、2030年までにエアコンの設置台数が40%増加しうると予測している。
寝室用の固定式エアコンが約3000フラン(約42万円)するスイスでは、エアコンの販売業者にとっては朗報かもしれないが、環境や気候には悪影響だ。エアコンや扇風機の消費電力は、全世界の電力使用量の10%を占めている。また、冷蔵庫など他の冷却機器と合わせると、世界の二酸化炭素(CO₂)排出量の約1割を占めている。これは、航空輸送や海上輸送での排出量よりもはるかに多い。
その理由は、こうした製品には温室効果をもたらす冷媒ガスが使用されているからだ。こうした冷媒ガスの中でも、オゾン層破壊の原因物質となるクロロフルオロカーボン(CFC)やハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)に代わり、1980年代後半からハイドロフルオロカーボン(HFC)が最も広く使用されている。しかし、HFCも無害ではない。HFCの地球温暖化係数(GWP)は、CO₂の1000倍にものぼる。パリ協定やモントリオール議定書などの国際条約、特にスイスが批准しているキガリ改正では、今世紀半ばまでにHFCを大幅に削減することを目指している。
ネオサービスの代表アネロッティ氏は、HFCに代わるガスは、CO₂、アンモニア、プロパンだと話す。「これらは、将来の冷媒ガスだ。しかし、コストや危険性が高く、効率面でも劣るため、現時点で使用はまだ制限されている」
「エアコンなしでは命に危険な世の中」を作り出し、その反省をすることもない産業界・・と私などは思ってしまいます。
(エアコン以外にも、乾燥機、パソコン等OA機器も熱を放出。太陽光発電も量が増えれば温度に影響させるのではないでしょうか。
太陽光発電の困った現象「ホットスポット」とは?原理や対策法を解説! (sma-ene.jp))
昨年、
19世紀後半から一気に増えたのエネルギー消費量知っていますか?・アルベロベッロから学ぶこと - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
の記事で紹介した、資源エネルギー庁の資料、なぜか削除されています。
とにかく、19世紀後半から地球に負荷をかけているのは「大資本家(産業界)」。
近年は、「家畜が温暖化の原因」とまで言い出し、そこでまた商機を立ち上げる…。
オランダ政府3000農家閉鎖計画-"カルト的なイデオロギー” - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
狂っています。
参考: