Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

子宮頸がんワクチン被害者の共通点探しを・子宮頸がんワクチン接種とドーパミン

2017年09月30日 | 福祉・医療

村中璃子氏が9月26日に、

「日本でも子宮頸がんワクチンが脳や神経に障害をおこすというありもしないデータを発表する医者が出た。その事実を書いた記事に対しこの医者も私を名誉棄損で訴えており今日はその裁判。正直、私は裁判じゃなくて執筆がしたいだけ。でも、たくさんの命がかかっている。だから、真実だけを伝え続けます」 

とツイートしていました。 

村中氏が批判しているのは、池田修一氏のことですが、 

信州大学池田修一教授提訴-「対立仮説つぶし」「レッテル貼り」が科学的?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3f8fa0f058c46c7d537e614749660d96

 村中氏、相変わらずですね。 

さて、村中氏のツイートこそが悪質なのは、池田氏の仮説は、「ある遺伝子を持った人に子宮頸がんワクチン被害がでるのではないか」であるのに、それを捻じ曲げていることです。 

村中璃子氏に限らず過激推進派の面々が、「ワクチン(薬剤)に何か条件が加わることで、そのワクチン・薬は毒になる」という研究をすることさえ阻止しようとする意味が、私にはわかりません。 

ワクチンも薬も普通の人には大丈夫でも、人によって、条件によって「毒」になり得ることは あるはずです。

以前、 

米国防総省がグアムでの毒餌ねずみ投下に100万ドル拠出
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f4a51f6ef570e875932a7b1ef98c336b

 を書きましたが、この時米軍が蛇駆除の毒餌となるネズミに与えたのが鎮痛薬のアセトアミノフェン。 

このアセトアミノフェンは、「蛇(犬猫等にも)の毒になる」だけでなく、ある条件の人達には「毒」にもなります。
(どの薬でもその可能性はあるでしょうが、アセトアミノフェンのように、蛇退治に使うような医薬品ってそうないのではないですか?) 

ウィキペディア
アセトアミノフェン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3 

医療用医薬品:アセトアミノフェン
http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00062961 

「ある条件の人たち」・・・子宮頸がんワクチン接種直後に体調を壊した少女たちにはアスリートたち(アスリートまでとはいかなくても、部活等のスポーツで活躍していた少女たち)が多いです。 

素人ながら、スポーツ選手としてすぐ思い浮かぶのが、アドレナリン/ドーパミン。 

アスリート/スポーツ選手は平均的な人よりかなりドーパミンが出やすい脳になっているのではないでしょうか?

http://axia-coaching.com/blog/sportshinri/mental1-194 

確かにワクチン自体ではなく、子宮頸がんワクチン接種自体の不快感がそうさせた可能性もあるかもしれないですが、ともあれ、ワクチン自体の問題か、ワクチン接種することかどちらかがきっかけでドーパミン過剰分泌で神経を破壊、そして子宮頸がんワクチン被害の状態・・・ということは充分に考えられるのではないですか? 

プラスサイエンス〜科学が気になるアナタのために
ドーパミン神経は記憶にも関係する
https://ameblo.jp/plus-science/entry-11608199820.html 

抜粋:

神経毒でドーパミン神経を破壊するとworking memory 課題ができなくなると1979年には報告されています

Brozoski TJ, et al., (1979)

"Cognitive deficit caused by regional depletion of dopamine in prefrontal cortex of rhesus monkey."
Science 205: 929–932 

日本が医療分野で優れていると言うなら、そういう研究をしてほしいと思います。 

追記: 

子宮頸がんワクチン過激推進派の中には、いかにも自分が人権擁護者であるかのようなツイートをしている人達がいますが、自分達が差別をしていることは、わからないようです。 

子宮頸がんワクチン後に普通の生活を送れなくなった少女やその親を「代理ミュンヒハウゼン症候群」とまで言う村中璃子氏を窘めた人はそのなかにいませんし、子宮頸がんワクチン後におかしくなった少女たちを診察もせずに叩いています。 

「代理ミュンヒハウゼン症候群」と子宮頸がんワクチン被害者の親を結び付けた村中璃子氏
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/498f03abd584627f8c1a854cbf4bd232
 

コメント
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