Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

放射線影響研究所出身久住静代氏代表の『日本メディカル・トレーニング・ネットワーク』と上昌広氏と久住英二氏の『医療ガバナンス研究所』

2017年09月12日 | 人物

子宮頸がんワクチン被害者叩きの急先鋒、久住英二氏の苗字、「何か聞いたことがあったような」と思いながら、ずっとそのままにしてきましたが、思い出しました。

久住静代氏。(彼女と久住氏が実際血縁関係があるかどうかはわかりません。) 

久住静代氏 (専門:放射線影響学) 

1972.3 広島大学医学部医学科卒業
1988.5 日米共同研究機関・放射線影響研究所臨床研究部副部長
1989.4 広島大学原爆放射能医学研究所非常勤講師
1996.4 (財)放射線影響協会放射線疫学調査センター審議役
2004.4 原子力安全委員会委員(常勤) 

彼女が所属していた放射線影響研究所は元日米の原爆被害研究所のABCCです。 

(ABCCについてはこちら参照:

原爆と原発事故-その後の共通点
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e95768a5ac1a65ae4524228427ce152e 

ABCCについては、2011年8月25日に『ABCCと福島』というタイトルでABCCの実験台になった人達の声を紹介しましたが、OCNブログ人からGooブログへ引っ越しをした際に、大幅に変形してしまいました。(なぜかダメージを受けたものに原発関連が多い。)

そのため、非表示にしたままですので、末尾の文章だけはりつけます。

(→2015年8月5日に再アップしていました。
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/6f81481db4ad29141234bbf34d7aa6ae

「また、先日、知人から、

「ドイツその他で採用されている原発作業員の年間被曝限度量20ミリシーベルト、というのは広島・長崎からのデータで導きだされた数値なのですね。それが福島の子ども達に適用されている現実は、本当に皮肉だと感じます。」

という話を伺いましたが、「この広島・長崎からのデータ」こそが、ABCCのデータ。 

これが本当に生かされたのであればまだ救いがありますが、これらは政治的意図で捻じ曲げられてきたということもあるようです。」) 

元ABCCの機関の人が放射線の被害に詳しいから、彼らが福島原発事故に関わる、それは致し方ないとは思います。 

しかし、本当に「福島の被爆者のためだけか」というと、ちょっと私には疑問です。 

幸兵衛のブログ
久住静代は「放射線影響学」の“看板”を下ろし、安全委員会は解体せよ!
http://koubeinoko.exblog.jp/22995767/
 

久住静代氏 : 原子力安全委員会ー20mSvに関する見解
https://www.youtube.com/watch?v=Oh54HZ5taJk
 

その久住静代氏ですが、2014年6月から、日本メディカルトレーニングネットワークというNPOの代表に就任しています。 

内閣府
日本メディカル・トレーニング・ネットワーク
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013011111 

設立:2014年6月9日 

この法人は、医療関係者と医療関係企業、団体等によるネットワークを通じて、日本国内及び諸外国の医療(音楽療法等の補完代替医療を含む)レベルの向上並びに普及のために必要な情報の収集・整理・交換、医療関係者等の教育・訓練、専門家等の派遣、遠隔支援、各種イベント等に関する開催、協力、支援を行うことを目的とする。
また、上記の活動を通じて、高齢者の生き甲斐作りを目指す。 

代表者:久住静代氏 

(ホームページはなぜ英語だけ?

Medical Training Network of JapanのHPとabout
http://mtnjapan.org/
http://mtnjapan.org/about-mtnj

久住静代氏及び彼女が代表を務めるNPOは、上昌広氏と久住英二氏の『医療ガバナンス研究所』(+『医療ガバナンス学会』)と関係はあるのでしょうかね。東京の事務所は近いし、医療ガバナンス研究所の福島での活動からも、まあ協力体制はとっていることでしょう。 

内閣府
医療ガバナンス研究所
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013012005

(医療ガバナンス研究所HP
http://megri.or.jp/)

参考: 

『福島原発事故のデータ』が『資産』にしか見えない人たち
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cd843c20e3f0131dd8b5413f07afcee1

抜粋: 

-放射能被害のデータは日本の資産-

しかし、不幸にして放射能を浴びてしまった人々の追跡調査と健康診断は、そうした人々の健康被害を最小限にするだけでなく、日本の将来にとっても実は重要な意味を持つ。

 上教授たちの試みは絶対に必要なのだ。

 チェルノブイリ以上の原発事故となってしまった福島第一原発は、今後万が一、世界のどこかで原発事故が発生した際の貴重な教訓となる。そうした意味も含めて、飯舘村など放射能汚染の大きい地域の住民の健康診断、健康相談はきめ細かく行う必要がある。

 もちろん、地域住民のためが最大の目的だが、ここできちんとデータを取って今後の医療に役立てることは、世界最大の原発事故で地球を長い年月にわたって汚染し続けることになった日本が果たすべき役目でもある。 

上昌広氏と福島
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/105cd9498437fdcf113a76318bfec3a6 

コメント
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