Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

韓国大統領の愚行の誘引の一つは

2012年08月15日 | 国際・政治

韓国はじめ、周辺国で、反日の機運が盛り上がっています。

これを受けて、一部「日本が弱腰だからなめられる」「日本も経済的に落ち目になったから、周辺国が図に乗る」という人達がいますが、「むしろこれらは、日本の右傾に対する反応なのではないか」と私は思っています。

特に韓国の李大統領の竹島訪問、そしてそれ以降の発言は、「選挙を睨んで」のものであり、愚行であると思いますが、これは逆を言えば、国民の中の空気がそういうようになっている現われでもあるでしょう。

しかし、これは韓国だけのせいなのでしょうか。

日本は、現在もめている尖閣問題だけでなく、①日本が将来核兵器を持つことを匂わせるべく、原子力基本法を改正したこと、②米国の一部政治家たちのなかに、日本の核保有を容認する声がでてきていること(反面、「朝鮮半島(韓国、北朝鮮)に核を持たせるべきではない」という見解を国務省が出しました。)などだけでも、実は大きな刺激を周辺国に与えているのではないかと思います。70年代に核開発、2004年に核を作ろうとしていた韓国などは特に。

これまで大きな騒ぎとならなかったことのほうが不思議なくらいです。

それがオリンピックの興奮が、爆発させてしまったのか。

今日、終戦記念日、甲子園などでも毎年黙祷が行われる様なことを聞きましたが、この黙祷、戦争で亡くなった日本人に向けて行われても、その戦争で死ななければならなかったアジアの人々に対しても祈る人がどのくらいいるのでしょうか。

その気持ちがないままであれば、いくら相手の行動が愚行であっても、これを止めさせる手立てはないのではないか、と思います。

挑発合戦で泣くのは今も昔も政治家ではありません。

参考:

『東アジア安全保障-韓国』

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20100804

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