「MISIA SJBBO S&T 4 daysのこと (前編)」のつづきです。
いかにもBig Band という感じの「CASSA LATTE」で始まった「Misia Soul Jazz Big Band Orchestra Sweet & Tender (以下、MSJBBOS&T)」、MISIAの衣装でいえば、深紅の本編前半、クロタク・タイムを挟んでの、紫の本編後半、金ラメのアンコールと、「2.1部構成」でした。(大阪では「陽のあたる場所」と「つつみ込むように…」がアンコールに入っていたので、実質「3部構成」)
どのパートも、甲乙つけがたく最高の最高 だったのですが、私としてのキモは本編後半
まさに「Sweet & Tender」な「あなたとアナタ」(サプライズで堂本剛さんが登場するのではないかという噂もありましたが、「うわさはウワサ」でした)で始まったかと思うと、「前編」で書いた「オルフェンズの涙」で会場を埋め尽くした聴衆を金縛りにし、さらに「愛はナイフ」(名曲)で重爆撃
その余韻覚めやらぬ中、一転してラテンな「Mysterious Love (feat. MIYACHI)」で会場はダンスホールに変身
そして、多幸感溢れる「あなたにスマイル」 私、このVer.、「THE SUPER TOUR OF MISIA」で聴いて以来、大のお好みでございます
「MAWARE MAWARE」でタオルを振り回して 「あなたにスマイル」同様、腕の筋肉に負荷を加えた次は、超初期の2曲「陽のあたる場所」と「つつみ込むように…」。
「つつみ込むように…」ほど、20年以上もの間、シンガーが様々なVer.で歌い続け、ファンにも愛されて、かつ、初聴きの人をも魅了するデビュー曲って、私は知りません
2018年の紅白歌合戦でのMISIAのパフォーマンスと会場/視聴者の反応はすごかったものねぇ… (去年元旦のこちらの記事をご参照方)
そしてそして、2000年の大ヒット曲「Everything」と2018年の大ヒット曲「アイノカタチ」では、しっとりと聴かせつつ、ドッシンと聴衆の胸に届く美しく響き渡る分厚い歌声に酔いしれました…
「アイノカタチ」なんて、歌が終わり、アウトロがデクレッシェンドして、音が消えるまで、聴衆全員が息を呑んで聴き入っていたのは印象的で、その後の拍手と大歓声は感動的でした
正直、MISIAがビッグバンド・オーケストラでアリーナ・ライヴをやると聞いた時点では、「え"、今、ビッグバンド? それもアリーナ級の会場で? 」と、これほど大好評を博するライヴに仕上がるとは想像できませんでした。
ビッグバンドと聞くと、昭和の歌謡ショーで伴奏しているイメージが強くて、まさにレトロな感じだったのですが(現役の皆様、失礼をお許しください)、生の大編成ビッグバンドをバックにMISIAを聴くこと、ビッグバンドの響きを体感することは、新鮮な体験でした。
これほどの「新鮮な体験」が今後あるとすれば、「赤いアフロ」のMISIAを目の当たりにすることかな
この4公演での私の座席位置を、横浜アリーナのフロア図にプロットするとこんな感じになります。
ものの見事に、アリーナ(大阪)/センター(横浜)の前後真ん中やや後方に集中してしました。
しかも、大阪初日と横浜ファイナルは、ほぼ左右中央で、ステージがほとんど見えませんでした
「注釈付きバックステージ」なんて、お値段は安いのに、あんなにステージに近くて、MISIAを始めとするCASTを肉眼で愛でられて、しかも、モニターまであるとは、これは理不尽だろ と思いましたです
「横浜初日のこと」で書いたように、横浜 2 daysにはNHK の4Kカメラが入って収録していました。
BlueNoteライヴのときのように、地上波でダイジェスト、BS 4Kでフルの放送(BlueNoteライブはBS 8Kでした) になる気がしますが、放送で、細部を観つつ 4 daysのライヴ(照明効果も素晴らしかった)を反芻するのを楽しみにしたいと思います。
横浜ファイナルの終盤、MISIAから重要な発表がありました。
次のツアー(「MISIA星空のライヴ Across the Universe」と言ったような…)が、5月下旬から始まるとな
更に、新曲を制作中とな
「5月下旬」スタートとは、なんとも急な話ですが、「MSJBBOS&T」が9日間に4公演であっという間に終わってしまった中、どこで開催されるのか? 唯一残った空白県・群馬での初お目見えは実現するのか? かなり縁遠くなった感のある私の地元・さいたまでの公演はあるのか? ツアーメンバーは? と、お楽しみが続きます
【追記】書き漏らしがありました。
「クロタク・タイム」で披露された「いいちこの歌」、
いいちこ ちこちこ アナバンバン
レモンと氷でナイス・コンビネーション
NHK で放映されるときは cut されるのかな? 「クロタク・タイム」がまるまる cut されるのはもったいないと思う。(2020/02/03 11:02)
【追記 #2】MISIAの次のツアーについて公式な発表がありました。
ツアー名は、MISIAが言っていたとおり、「MISIA星空のライヴ Across The Universe」だそうです。
(2020/02/03 11:09)
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