きのうの日本武道館公演ををもって、「THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」が幕を下ろしました。
この【前編】では、ツアー全体を通して振り返ります。
私は、愛知初日(記事)、大阪(記事)、横浜(記事)、東京・有明アリーナ(記事)、髙松(記事)、宮城(記事)、福岡(記事)、そして日本武道館 3 daysと、14公演に行ってきました。福岡までの各公演については、「ネタバレ回避」として、歯にエノキダケかニラがはさまったような書き方でしたが、随時記事をアップしてきましたので、そちらもお読みいただければと思います。
ツアーが終わり、当然ながら、「情報解禁」です。
まずは、全27公演のセットスト
画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。なお、ミスが混じるのはいつものことですので、その場合はご容赦くださいませ
このサムネイルを見ただけで、愛知初日と、3月末の福岡2daysだけが「異質」なことが判ります。
福岡公演の方は、このツアー唯一のホール公演(福岡市民ホールのこけら落とし公演)ですから理解は容易なものの、多くの古参のMISIAファンが不完全燃焼だった愛知初日のセットリストは、やはり「謎」です。
公演の幕開きからMISIAもバンドも万全のパフォーマンスだったのにねぇ
「New Album『LOVE NEVER DIES』を引っさげての全国アリーナツアー」ということながら、愛知公演でMISIAは、
とおっしゃっていて、アルバム制作の進行につれて、セットリストに新曲が追加されていくのは、過去の「THE TOUR OF MISIA」でもあったこと
新曲の追加だけでなく、各曲のアレンジや場内スクリーンの使い方がどんどん変わっていって、ツアー中、何回も出かける甲斐があるというものでした。
そんな中で、終始変わらなかったのは、MISIAをはじめとする出演者(バンド、コーラス、ストリングス、ダンサー、DJ)と、照明・音響等のスタッフの皆さんの卓越したパフォーマンスでした
まさしく、超一流の競演って感じ
過去には、ツアー中に「不調のMISIA」に遭遇することもあったのだけれど、ここ数年は、MISIAは超高値安定です。日頃の精進と鍛錬と研究のたまものなんだろうなと思い、頭が下がります
そういえば、1年半くらい前の「MISIA星空のラジオ」で、最近ハマっているのは「歌の練習」で、「もっと歌がうまくなりたい」とおっしゃっていたMISIAです
そうそう、セットリストで「攻めてるなぁ」と思ったのは、新曲「LOVE NEVER DIES」で始まるリミックスパートでした。
超初期(デビューシングル「つつみ込むように…」のカップリング曲) のノリノリ曲「Never gonna cry!」と定番の「INTO THE LIGHT」は「そりゃそうだ
」でしたが、他は「忘れない日々」「逢いたくていま」「Everything」と、MISIAの「バラードの女王
」としての側面を代表する名曲 3連発
なんですから
いくつかの公演では、これに併せて「Everything」のオリジナルに近いバージョンも歌ったようですが、この名曲リミックス 3連発 には、初めてMISIAのライヴに来た人たちは驚いた
だろうな…
でも、これがMISIAだし、これが「THE TOUR OF MISIA」
なんですよね
昨夜、私は「X」にこんなポストをしました。
「ゆびきりげんまん (SEIKO ver.)」のアウトロ(
)とか、本編最後の「明日晴れるといいな」のアウトロ
とか、ステージ上にはMISIAはいないのに、みんな音を楽しみ、曲が終わるとバンドに大歓声を送っていたのが、ホントに気持ち良かった
また、終演後、「MISIA星空のライヴXII」のときと同様、スクリーンにツアーのオールキャスト&スタッフの名前がエンドロールとして流れるんだけど、多くの聴衆が、場内が明るくなっても席についたままで(もちろん、電車や飛行機の都合なのか単に混雑を嫌っているのか不明ながら、まだMISIAがステージにいるのにそそくさと帰る人もいる
) エンドロールが終わってツアーロゴが映し出されたところで拍手ぅ~
というのもまた、聴衆
のキャスト&スタッフに対する respectが感じられて、じんわり来ました
やはりMISIAのライヴは客層もイイよねぇ
というところで、【前編】はここまで。
【後編】では、ツアーファイナルとなった「日本武道館 3 days」のことを振り返りますが、【前編】で書き漏らしたことも書くかもしれません
つづき:2025/06/09 THE TOUR OF MISIA 2025のこと【後編】
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