新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

MISIAのおかげで最高の年越し

2019-01-01 22:44:45 | MISIA/テレビ番組

私は「喪中欠礼」ですので、地味に、

新年のごあいさつを申し上げます

です。

さて、現在の家に住み始めてから初めて、っつうか、就職以来2度目となる首都圏での年越しです。
大した予定はなく、外出は年末年始の食料買いだしと実家の近所への手土産を買いに近所に出かけたくらいで、もっぱら家の中でなんだかんだとたまった雑用をこなしていました。
一方で、お楽しみは、30日「輝く! 日本レコード大賞」大晦日の昨夜「NHK 紅白歌合戦」 なんたってMISIATVの地上波の生放送歌うってんですから…。

紅白歌合戦の方は事前に曲順・楽曲公表されていましたから、MISIAの登場が終盤になることは想像できましたが、レコ大の方は17:30~23:005時間半という長丁場にもかかわらずまったく判らない…
Blu-rayレコーダーのHDDを整理して空き容量を十分に確保した上で両番組とも録画予約しているとはいえ、やはりリアルタイムで視聴したい

というわけでレコ大番組開始から待機
とはいえ、風呂はどうする? 23:00以降にするか?
いやいや、新聞のラテ欄では最初にMISIAの「民放テレビ初歌唱!」が掲げられていることからすれば、番組の始めの方にMISIAを持ってくることはないだろう と予想して、さっさとお湯を張ってお風呂に入りました。

そそくさと入浴を済ましてTwitterを見ると、やはりMISIAは登場していない と一安心だったのですが、、、、ここからが長かった…

結局、MISIAタイムが始まったのは22:30
ここまで引っ張るかぁ~ です。
もっとも、音楽番組として充実していればお目当ての登場まで待たされても、それはそれで乙なモノだったのでしょうけれど、レコ大過去の「泣き歌いシーン」と、知らないor興味を持てないアイドルとか、ホント知らない歌手とがブツ切り状態で延々と続くのは、ホント、時間の無駄って感じでした。

そんな中でも見どころはちょっとだけありまして、ピンク・レディーのパフォーマンスは素晴らしかった
歌声こそ劣化が見受けられてものの、全盛期と遜色ないようなキレッキレダンスは、とてもお二人が還暦を回っているとは信じられない見事なものでした。
良いものを見させていただいたって感じです。

そして待ちに待ったMISIA
バックは、いつもの★Xバンドメンバー(コーラスはギラさん)

たっぷりと時間をとってVTRでMISIAのキャリアを紹介した上で、「逢いたくていま」「アイノカタチ」2フルバージョン

この夜のMISIAは、見るからに緊張していて、「逢いたくていま」の歌い出しも固い感じ… そういえばWOWOW生中継したTTOM @横浜アリーナのときもこんな感じだったっけ なんて考えているうちに、いつもの声MISIAに戻り、その深く、豊かで、美しく、優しい歌声新国立劇場に響かせていました。

なるほど、レコ大は翌日の紅白リハーサル(MISIAの心の準備)も兼ねていたんだ…

ところで、このレコ大、大丈夫か?
TV番組としては冗長過ぎるし、大賞の結果なんて、巷間言われているように「出来レースとしか思えない
レコ大長い歴史を誇る(今年が第60回)のは知っているけれど、存在意義はほとんど失われているんじゃなかろうか?

   

一方の紅白、今回はとりわけデキが良かったという評判のようですけれど、見事音楽番組になっていました。
少なくとも日本人の出演者たちにとって「紅白ブランド」健在だし、制作にかけるNHKのハンパなさが凄い
1曲ごとにステージの造りまで変えて、まるで違う会場ではないかと思わせるところなんか、どんだけをかけてるんだ ということ以上に、楽しい音楽番組を作ろうというNHK熱意が感じられます。その辺り、視聴率しか眼中にないようなTBS姿勢がまったく違う

ネットを見ていると、今回の紅白「近来稀なほど充実して楽しい紅白だったという反応が多いようですが、私もまったく同感です。

いかにも「昭和」な演出もありましたけれど、これも敢えてそうしたんでしょうし、「昭和の紅白」にありがちだった応援合戦とか、南極の昭和基地からの「外は真っ白です」という電報の披露のような、今だとまったくウケるはずもないネタは消えています。
その代わり、をしっかりと聴かせつつ、箸休めとして、しっかりと仕込んだ企画コーナーを交えてメリハリをつけているのは、その両者のバランスも含めてお見事でした。
「歌」についていえば、後半(ニュース中断後)の後半は、どの出演者も素晴らしかった ある程度長い間音楽を親しんできた年代にとっては、ユーミン紅白に出場すること自体珍しいことだし、「スタジオで歌っている」と思わせながらも2曲目からNHKホールステージに現れるという演出には唖然(良い意味)としました。

もう一つの唖然(サプライズ)は、我らがMISIAで起こりました。

レコ大のときよりは余計な力が抜けたMISIAは、前日のバンドメンバー久美さんと弦一徹ストリングスを加えたお馴染みメンバーをバックに、いつもの「口からCD音源以上」「アイノカタチ」を歌ってくれました。
ここまでは想定内だったのですが、「アイノカタチ」がこれまで聴いたことのないShort Ver. で、しかも、歌い終わったMISIA「ありがとう」と…。
あれっ? これだけ? 「ありがとうございました」じゃないの? と思う間もなく、シンバルのリズム打ち、、、、、
更に、ダンサーのSTEZO, TAKUYA, YOSHIEがステージ上に駆け込んできて「つつみ込むように…」のイントロが始まり、そして、MISIAホイッスル炸裂

YOSHIEさんのツイートこちらとしてはまったく予期していなかったもので、ただただ、ぎゃぁ~~ でした。

なに、このサプライズ

ほんと、「つつみ込むように・・・」の間は、息も止まるか ってな感じでTV画面を見つめていました。
この曲はもちろん、バラード以外の曲を歌うMISIA地上波放送で流れたのは初めてじゃなかろうか?

そして、シメは、お約束のロングトーン

画面で見ていると、当然ながら途中から苦しそうな表情になるMISIAですが、音だけを聴いていると最後まで声質が一定なんですよねぇ。
そしてそして、ロングトーンの最後にフェイクを入れてエンディング

場内から歓声が上がり、司会者・審査員(紅白の審査員ほど結果に影響を与えられない審査員はいない)もみんな大興奮

調子の良いときのライヴに比べれば「八掛け」くらいのホイッスルとロングトーンでしたけれど、初めて生MISIAを聴く人にとっては、これだって「人間離れ」と思うだろうな…

そして、当然のように、MISIAのパフォーマンスに対する反響はかなりのもので、今年の紅白の成功の一端をMISIAが担ったのは確かなようです。

MISIA平成武道館たいへんにうれしいことなのですが、気がかりなのは、4月末ライヴ「MISIA平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON」3 days チケットが取れるか? ということ。
少なくとも平日の4月26日のチケットは大丈夫だとは踏んでいますが、3日間ともとれるのだろうか?
ハズレまくった去年初めの悪夢が頭をよぎります

   

話を紅白に戻しますと、大トリサザン凄かった 

楽しいし、面白いし、盛り上がるし、紅組白組関係なく出演者が一緒になって今年の紅白のフィナーレを楽しむ様子は最高でした。

多くの人がツイートしていましたが、サザンユーミンサブちゃんといったレジェンドたち(MISIAも入るかな?)が、同じステージの上で歌っているなんて、なんと贅沢至福絵面(えづら)だったんでしょうか

紅白が終わったらすぐに寝るつもりだった私ですが、興奮冷めやらずで、しばらくネットを徘徊していました。

こんなHappyな年越しって、そうそうあるもんじゃない と思ったのでございました。

翌年も…:2020/01/04 2019年⇒2020年もMISIAのおかげで最高の年越し

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