新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

2019年⇒2020年もMISIAのおかげで最高の年越し

2020-01-04 19:06:58 | MISIA/テレビ番組

2020年三が日過ぎたところですが、昨年末MISIATV出演のことを書いておこうかと思います。

2018年の年末には、こちらで書いたように、TBS「輝く!レコード大賞」「第69回NHK紅白歌合戦」に出演したMISIAは、昨年末にもTV朝日「ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE」「第70回NHK紅白歌合戦」に出演してくれました。

2018年の「第69回NHK紅白歌合戦」では、3回目の紅白出場にして初めてNHKホールの観衆を前にして歌って大反響を起こしたMISIAですので、今年も紅白」を大いに期待していました。

ところが、12月27日放送の「Mステ」NYCで歌うという情報が入ってきて、「え" 27日にNYCで歌って、31日にNHKホールで歌うことなんてあり得るのか? もしかして紅白は『中継』か?不安になりましたが、まさに27日、MISIA紅組のトリを務めることが公式発表されて、「いくらなんでも紅白のトリ中継だなんてあり得ないだろ」とちょっとだけ安心…。

そして、「Mステ」は、生中継ではなく「収録」だったことも判明して、ますます紅白」期待が高まりました
「Mステ」12月半ばまでMISIA「NYCに住んでいた」時に収録したものでしょうな。あれだけのメンバーを日本に呼んだら交通費&滞在費だけで相当な金額になるでしょうし…

2018年末には、レコ大では「アイノカタチ」「逢いたくていま」紅白では「アイノカタチ」「つつみ込むように…」ほぼオリジナルver.で歌ったMISIA2019年末どの曲を、どんなアレンジで歌うのかを想像するのも楽しかった…

特に紅白の方は、「アイノカタチ・メドレー」を歌うことが発表されていましたので、「アイノカタチ」アタマに置くとして、(れん)にぶら下げる(競馬風)のか、想像のしがいがありました。

「メドレー」と公表されている中で、去年と同じ「つつみ込むように…」あり得ないだろうし、「陽のあたる場所」でも二番煎じの感が拭えません
司会が綾瀬はるかさんだからといって、綾瀬さんゆかりの「アイノカタチ(ぎぼむす)「約束の翼(僕の彼女はサイボーグ)」「逢いたくていま(JIN -仁)ではベタ過ぎる「逢いたくていま」紅白のトリが歌うには湿っぽくていけねぇや(なぜか江戸っ子風)
いくらなんでも、これない

私のTweet

そして私の第一希望は、「アイノカタチ」から、「AMAZING LIFE」ピアノ一本を伴奏にしっとりと始めて、盛大アフリカン仕様で締める、というもの。
「AMAZING LIFE」は、NHK「ダーウィンが来た!」のテーマ曲だし、2019年8月に横浜で開催されたTICAD7のイメージソングだったし、ライヴで聴くたびにどんどん好きになってきた良曲だし、そして、東京ジャズで聴いたver.(大林さんピアノ一本を伴奏にしっとりと始める)がとてつもなくステキでしたから…

   

ところで、一般社団法人 日本音楽スタジオ協会という業界団体が主催する「日本プロ音楽録音賞」という賞があって、その「第26回」「放送部門 2chステレオ」優秀賞2作品に選ばれたのが、

なんとなんと、レコ大での「アイノカタチ」紅白での「アイノカタチ~つつみ込むように…」だというのですから、こりゃビックリ
こんなことって、あるんですかね
最高の素材生中継ってことで、TBSのスタッフもNHKのスタッフも、最高の仕事をする って意気込んで、そして、最高の仕事をされたんでしょうねぇ。
ほんと、素晴らしいです

   

さて、NYC アポロ・シアターでのMISIABig Bandゴスペル・クワイアをバックにしての1曲目は新曲「CASSA LATTE」
ひやぁ~、カッコイイ
そして2曲目「Everything」Big Band ver.
このver. は、この週火曜日のNHK FM「MISIA星空のラジオ」ちょい聴きしていましたが、これまたイイ 昔のアメリカ映画を連想するようなメローBig Bandの響きがひたすら気持ちイイ

この2曲を聴いただけで、1月22日リリースのNew Album「MISIA SOUL JAZZ BEST 2020」にも、

MISIA SOUL JAZZ BEST 2020 (通常盤) (特典なし)
アリオラジャパン
アリオラジャパン

1月25日を初日として大阪&横浜計4公演行われる「Misia Soul JazzBing Band Orchestra  Sweet & Tender」にも、期待がますます高まります

   

そして、「第70回 NHK紅白歌合戦」

MISIAは前年と同様、オープニングからステージにいた
そしてそして、Foolinteam Eのメンバーをエスコートするという大役(?)を務めて、パプリカの手振りをノリノリで披露

そこから玉石混淆極みともいうべき紅白ダラダラと観ながら、食事をしたり、片付けをしたり、Twitterを眺めたりしていますと、ドラァグクイーン紅白に出演するらしいとの情報を入手しました

ドラァグクイーン紅白に出るとなれば、そりゃMISIAのパートしかないだろ
で、MISIAのパートドラァグクイーンが出演するとなれば、そりゃ、、、、

となるわけで…

それにしても「第70回 NHK紅白歌合戦」は、ラグビー日本代表東京オリンピック絡みのネタがクドいほど繰り返されて、ちょいと食傷気味でした
この辺も、第2部視聴率史上最低を記録した原因になっているんじゃないのかな?(視聴率が高ければ良い番組で、低ければデキの悪い番組、、、なんてことは大間違いだとは思っていますが…)
の場合、来年の紅白が活動休止最後の出演になって、大々大々的にフィーチャーされるのは確実なんだし、今年は控えめにしといた方が良かったんじゃないのかねぇ
しかも、白組出演者の1/4ジャニーズ系だったというのは、やり過ぎだと思いますよ、わたしは…

さて、ようやく、紅組トリとして登場したMISIAのこと。

MISIA @ 70th紅白深紅のドレス、キンキラキンウィッグというか、ヘッドドレスというか、帽子を頭に登場したMISIA重実さんのピアノ(珍しくグランドピアノ)弦一徹ストリングスをバックに「アイノカタチ」しっとりと歌い始めました。

NHKのど自慢だったら、最初のフレーズ、「あのね いつの間にか きづいたんだ」だけ合格の鐘が鳴り響きそうな、美しく、深く、そして、たぁ~~ぷりと響く歌声で MISIA「アイノカタチ」のShort ver.を歌い終えると、ステージは一転して、様々な色のスポットライトレーザー光が飛び交い、ビートの効いたサウンド

あらぁ~、これは「あり得ないと思っていた」「INTO THE LIGHT」ではありませんか

いやぁ~、この日のステージでも伸びる伸びる

キラキラテープが宙を舞い、DJ EMMAが皿を回し、ハウスダンサーが踊り、ポールダンサーがポールに絡み、ドラァグクイーン闊歩するという、お馴染み「THE TOUR OF MISIA」の世界が、紅白のステージで繰りひろげられるとは…

MISIA @ 70th紅白

そして曲はスムーズに変わって「Everything」ハウスMIX「Everything (Junior Gomi Club Extended Mix)」

Everything
(JUNIOR+GOMI CLUB EXTENDED MIX)
MISIA
Sony Music Labels Inc.

DJ EMMADJ卓にはレインボー・フラッグ

ここまでの「要素」は、MISIAのライヴ・ツアーお馴染みだし、MISIALGBTQサポーターとして活動していることは周知のこととしても、レインボー・フラッグ自分のライヴより先に、紅白のトリとしてのステージ初お目見えになったことに驚きました。

それはともかく、「第70回 NHK紅白歌合戦」でのMISIAのステージは、「今年もやってくれましたという、トリふさわしい年末ふさわしい素晴らしい歌声華やかなステージで、お見事 というしかありませんでした

   

この後のTwitterを見ると、このMISIAのステージ(特に演出や趣向)を巡って、賛否が錯綜する状況になっています。

「一緒に紅白を観ていた親にレインボー・フラッグを説明した」という人や、「レインボー・フラッグに勇気づけられ」たという人や、「あの場でレインボー・フラッグを使ったのは許せない」という人や、「レインボー・フラッグを簒奪された」という人まで…

一般的に「LBGTQ」とひとくくりにされますが、「L」「B」「G」「T」それぞれの間でも、また同じカテゴリーの人たちの中でも、LBTGQの啓発活動に対する考え方や、レインボー・フラッグに対する感覚が様々だということを目の当たりにした気がします。

誤解を恐れず書けば、面倒くさい人が多い、音楽右脳楽しんで欲しい と思う私でございます。

そんな周辺を差し置いて、2019年末のMISIAのTV出演 2本は、どちらも素晴らしかった こと、おかげで「最高の年越しをできた」ことは確かです。

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