goo blog サービス終了のお知らせ 

新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

EPSON EP-901Aの使い心地(その2)

2009-10-18 09:19:36 | 日記・エッセイ・コラム

ちょいと間が空いてしまいました(こんなのを「間抜け」と言うのでしょう)が、15日の記事のつづきです。

これまでのところ、私にとって、前に使っていたPM-A920と現在のEP-901Aとの最大の違いは、ADFでも無線LAN接続機能でもなく、「背面トレイ」の有無です。
091016_1_1PM-A902は、あらかじめ用紙をセットしておけるカートリッジとは別に、昔ながらの背面トレイがついていました。こんなヤツです。

私の場合、いつも決まった用紙というわけではなく、写真用紙とか、安い用紙とか、システム手帳用紙とか、ハガキとか、便箋とか、さまざまな用紙を用途に応じて使い分けています。

ですから、PM-A920の背面トレイは重宝していました。

いやいや、プリンターの背面に手差しトレイがついていることは当然のことで、逆にカートリッジが装着されていることが便利だと思っていました。カートリッジにガバッと用紙をセットしておいても、日光や蛍光灯で変色することがありませんから。

   

ところが、今使っているEP-901Aは、カートリッジが2段になって2種類の用紙をセットできるようになった代わりに、背面トレイが無くなってしまいました
これが結構効きますマイナスに…

普段使っている紙はカートリッジに入れておけば何の問題もありませんが、表面に印刷した紙の裏面に印刷しようしたり、安い紙にモノクロ印刷しようとしたり、特殊な紙に印刷しようとすると、いちいちカートリッジを引き出して、セットしなければなりません。
例えば、5日の記事に登場させた「ミニ6穴ファイル用MISIA星空のライヴVカレンダー」(ラベルマイティで作成)の場合、まずカートリッジを取り出すところから始まります。

091018_1_a_4></p> <p><table style=

CJ221S システム手帳用リフィル用紙 ミニ6穴 20枚入り
価格:(税込)
発売日:

カートリッジの上段を「はがき」用にサイズを合わせて、用紙をセット。

091018_1_2

この時、リフィル用紙には穴があいていますので、表裏と上下に要注意です。

片面の印刷が終了すると、今度は裏面を印刷するため、もう一度カードリッジを引っ張りだして、用紙をセット。

091018_1_3

いちいちカートリッジをガチャガチャと出し入れするのは、かなり面倒です。
そのうち、機構的に壊れる部分が出てくるのではないか、なんて心配もあったりして…。

また、年賀状のようにカートリッジに入りきらない枚数を 印刷するときも、鬱陶しそうです。背面トレイなら、残り少なくなれば、適宜追加できたのにナ…

   

ADF(オート・ドキュメント・フィーダー)や無線LAN接続と同じく「無用の長物」化しているEP-901Aの機能がもう一つあります。

それは、SDカードなど、デジカメのメモリー・カードから直接データを読み出して印刷できるという機能。写真は、EP-901Aの前面にあるメモリー・カードのスロットです。

091018_1_4

私の場合、デジカメで撮った写真はPCのカードスロットにSDカードを差し込んで、携帯で撮った写真はmicro SDカードをUSB接続用カートリッジに差し込んで、いずれもPCに取り込んでいますので、この機能も用無しです。

こうして見てくると、EP-901A自慢の機能はほとんど使われていません。こんな高機能タイプにする必要はなかった気がしてきました。

でも、「PM-A920よりも上だ」と言えそうな機能もあります(こんな表現をせざるを得ないのがちょいと寂しい)。それは、CD/DVDトレイが内蔵されていること。PM-A920では、独立した専用ホルダーにCDやDVDをセットして、本体のスロットに差し込んで印刷していました。専用ホルダーが無くなっただけでも、ちょっとした進歩ではなかろうかと思うわけです。

091018_1_5

   

肝心の印刷品質やランニングコストは、今のところ、PM-A920との大きな差は感じられません。

プリンターに限らず、日本製家電には「高性能のモデルは多機能」という発想で設計されたものが多い気がします。「機能は絞られていても高性能」「そこそこの性能だけど多機能」と、ニーズ(ウオンツ)はさまざまだと思うのですが…。

091018_1_6

ここで思い出したのが、今年3月に観てきた「さて、大山崎~山口晃展~」(記事はこちら)のポスター。ポスターに使われている絵は「野点馬圖」という作品で、屋外で茶会を開くための道具一式を内蔵した馬が描かれています。

「野点馬」のような工業製品が多すぎませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする