さて、大山崎

順番が前後しますが、予定どおり、アサヒビール大山崎美術館で開催中（っつうか、きょうが千秋楽）の「さて、大山崎～山口晃展～」にも行ってきました。

出品数はそれほど多くはありませんでしたが、かなり楽しめました。

訪れること自体がかなり大変な美術館（駐車場はなく、右の写真のような急坂を登る）にもかかわらず、結構な客の入りで、いくつかの作品の前では人垣ができていました。

そんな人垣に囲まれた作品の一つが「邸内見立 洛中洛外圖」でした。京都の名跡にちなんだ(もの)が大きな屋敷の中のあちこちに描かれている作品で、どの観客も、普通の絵ではあり得ないくらいに、顔を絵に近づけてぢぃっっと絵を見つめ、時々くすりと笑う、こんな光景が繰り返されていました。
この絵の大判カード（A5版よりちょいと小さいくらい）が売られていたので、買うべきか否か迷っていた時、ふと、アイデアが浮かびました。このカードで「工作」してみようかと…。んなもんで、予備と合わせて2枚買いました。
買ったと言えば、このカードの他に、この企画展のポスターと図録も買ってしまいました。ポスターは持ち運びに気を使うし、図録は重いのだけれど、まぁ、勢いということで…。

で、ホテルにC/Iして、改めて図録を見ると、、、ありゃ、まさしくこの企画展の図録ではあるけれど、普通の図書として出版されているではないかいな。
amazonでも売ってるし…。ちょっと失敗(荷物が増えた)だったかもね。

さて、大山崎 価格：￥ 2,940（税込） 発売日：2009-03-04

うわぁ、また大阪城ホールに出発せねばならない時刻が迫ってる

MISIAライヴ：09/03/09 TOMDAファイナルぅ～in 大阪
旅行記のつづき：09/03/10 3月8日は「茶の湯」つながりで
大判カードのその後：09/03/14 さて、工作

今、京都に来ています

大山崎山荘美術館が昼前に済んだ(？)ので、京都まで足を伸ばしてしまいました。 それにしても、「寺用車」には違和感があるなぁ。 [携帯]

大阪１泊目はリーガロイヤルホテル

今回の大阪遠征は2泊3日。
その1泊目は、東京同様に外資系ラグジュアリーホテルに押され気味とはいっても、大阪のホテルとしては歴史と格式を誇る「リーガロイヤルホテル」。
大阪遠征を決めるとすぐにネットでホテルを物色した結果、ここに至りました。
シングルルーム朝食付きで8,000円のプランです。

　　　

結論から先に書きますと、こりゃ大正解でした。
部屋の広さは17㎡ですから、たいしたことはありませんけれど、採光がいいし(建物の端っこだったので、窓が２面ある)、デスクが広いし（ほぼ2m）、明るいデスクスタンドがあるし、インテリアのデザインがきわめてシンプルかつすっきりだし、湯沸かしのポット（IH式）が小さな薬罐くらいあるし、収納スペース（引き出し）がたくさんあるし、で、1週間くらいの出張で滞在するには絶好のホテルという感じがしました。

そして何よりもうれしかったのが、朝食。私は「なだ万」で和定食をいただきましたが、うまかった…。

とくにトロトロの塩鮭と、細切り昆布の和え物、そして意外にも普通の「味付けのり」に大満足。普通にホテルでお金を払って食べれば2,000円以上はするだろう（正規価格は3,000円でした）という内容です。
これで8,000円は絶対に安い！

ただ、安いプランは、レストランのランチサービスのように、「お試し」してもらって、優良顧客に変わってもらう効果が期待できる反面、雰囲気に合わない客層が増えて、古くからの馴染み客が離れていく危険もあるだろうと思います。
事実、さっき、朝食を食べに行ったとき、「なだ万」の入り口にジャージ＆部屋備え付けのスリッパ姿の体育会系大学生っぽい集団がおりまして、その中の一人が、私の後ろを歩いていた知り合いらしい人に「おやじぃ、スリッパじゃだめだってよぉ」とな。
新規顧客開拓と馴染み客の繋ぎ止めの両立は大変そうです。

　　　

もちろん、このホテルにも難点(私にとっての、ですが)がいくつかあります。
まず、バスタブが欧米風で、めちゃ浅くて風呂に入った気がしないこと。日本のホテルでも浅めのバスタブは多いですが、ここのはホントに浅い。その分、長い。ほとんど仰向けにならないとお湯に体がつかりません。ただ、コックをひねるとすぐに熱湯が出てくるのは、さすがに日本です。
次に、ホテルの周りにコンビニがないこと（ちなみに、部屋の冷蔵庫は無料のミネラルウオーターが１本入っているだけ）。これは、想定顧客の生活習慣からして仕方のないことかもしれませんな。
そして、インターネット接続が別料金(1,050円/泊)であること。これが不思議です。日本のある程度以上のクラスのホテルで、今時別料金なんて珍しいです。
こんなところかな？

　　　

っつうことで、総合評価としては、「非常に満足」。

　　　

今日はC/Oした後、ホテルのシャトルバスで大阪駅まで行き、コインロッカーに荷物を入れ、そして、大山崎に行ってきます。雨が降らないとよいのだけれどねぇ。

つづき：09/03/08 さて、大山崎
2泊目のホテル：09/03/09 大阪2泊目はホテル阪神

今宵(3/7)のMISIAは、、、、（ネタバレあり）

セットリストは他のサイトでご確認いただくとして、
今宵(日が変わってしまった 3/7です)のMISIAは、ライヴが進行するに連れてどんどんと調子が上がっていくようで、これは明日のファイナルが超楽しみです。って言うか、今夜は至福のライヴになりました。

　　　

正直言って、オープニングのCatch the RainbowとMEGA MISIA Medleyの前半は、あれっ？という状態でした。
MISIAの声が乾いている感じで、伸びや艶がないのです。歌い方も若干「振り絞り」気味で、最後まで保つのか、明日のファイナルは大丈夫なのかと心配してしまいました。

ところが、です。
Escapeのホイッスルが、ピカァーんと決まると（聴衆は、ホイッスルが終わる直前まで聴き入っている様子で、歓声が上がるのがちょい遅め）、そこからMISIAの声質ががらりと変わりました。
いつも以上に、うるおいのある艶やかな声に・・・。

こうなれば、続くバラードセクションは「待ってましたぁ」の世界です（ちょいと意味不明瞭）。
「LOVE TRULY」も（過去最高のデキに聞こえた）、MISIAにとって大阪と縁のある曲らしい「キスして抱きしめて」も、よかったぁ～。

ですが、極め付きは、「Yes Forever」。後半の高音が続く部分では、それまで大阪城ホールに充満していたはずのスモークが消えてしまったような気がしました。あれほどの「透明感」を感じたのは初めてです。

その後の「そばにいて...」も「約束の翼」も、まぁ、順調（この2曲、MISIAの歌うテンポが、乱れる直前まで行くケースが多い気がしているのは私だけか？）。
House Medleyも、アンコールも、場内ノリノリの状態で、今夜のスペシャル第2弾「つつみ込むように…」では場内大合唱（アキオちゃん不在が寂しかった…）で大盛り上がり。

そしてそして、最後の「少しずつ 大切に」、、、、、良かったぁぁぁぁ…。
この1曲だけでも入場料に見合うくらいの素晴らしさでした。

う～、遠征して良かったよぉ～

　　　

あ、蛇足ながら、私の前の席のお兄さん、最初っから最後まで、「腕組み」＆「書き割り状態」でした。「連れ」の彼女がかわいそうだったぜぃ。

MISIA大阪公演2日目：09/03/09 TOMDAファイナルぅ～in 大阪