新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

まったりした休日

2009-02-28 21:51:02 | 食・レシピ

今週末は、THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA(今日は金沢公演)に参加しない、まったくもってのんびりした週末です。
モバイルPCのtune upを試みてみたり、久しぶりにマッサージに行ってみたり、これまた久しぶりにボロネーゼを作ってみたり…。
モバイルPCのtune upのことは後日に先送りするとして、今回はボロネーゼづくりのことを書いてみます。

   

いつのことでしたか、ネットで調べたレシピに沿ってボロネーゼを試作していました。コストや手間を考えれば、市販のレトルトには到底かないませんが、食べてみるとうまいのなんのって…。食材は自分が買ってきたものばかりですので、わけの判らない添加剤が入る余地もなく、安心この上なし。それ以来、気が向いた昼下がりに4食分くらい作りだめするようになりました。

1_2そして今日、2ヶ月ぶりくらいのボロネーゼづくりです。
私にとって4食分となる食材とその分量は、こんな感じです。
ソフリット(香味野菜の炒め物)2回分としてタマネギ1個、セロリ2/3本、にんじん1本、ニンニク1片。ソフリットづくりには1時間以上かかるので、2回分をまとめて作り、半分は冷凍庫に保存します。
それから、挽肉500g(いつもは合挽を使っていますが、今回は牛赤身100%にチャレンジ)、安物の赤ワイン100cc程度、完熟トマトの水煮1缶(400cc程度)、無塩のトマトジュース1缶(80cc程度)、油&調味料として、オリーブオイル、塩、胡椒、ローリエをそれぞれ適量。
   

21 で、徒然煙草流の作り方は、
①ソフリットづくり
いつぞやTV番組の「世界不思議発見」だったかでボローニャのマンマが言っていました。「食材それぞれの香りがまざったものが、そのうち、『野菜の香り』に変わるのよ」。まさしくこれが極意なのかもしれません。

1) ソフリットの材料をみじん切りする
2) 鍋にオリーブオイルを、適量というにはちょっと多めに入れて弱火にかけ、鍋が温まる前に、みじん切りにした材料を入れる
3) 弱火でじわじわと材料を炒める(="煮る"に近い)
4) 焦げ付かないように気をつけながら、延々50分ほど、ひたすら炒める≒煮る
325) 材料がペースト状になったらソフリットの完成です。

②挽肉の下準備
ソフリットづくりの合間をぬって、挽肉を平らに広げて、塩胡椒しておく

③野菜と肉の融合
1)  完成したソフリットから、保存分を取り分ける
2) ソフリットの鍋の火を強めにし、そこへ塩胡椒した挽肉を投入する
4 3) 当然ながら焦げ付かないように気をつけながら、挽肉を炒めつつソフリットと混ぜ合わせる
4) 挽肉からしみ出した脂が透き通って見えるようになるまで、しっかりと炒める
5) 炒め上がった挽肉&ソフリットに「安物の赤ワイン」を注ぎ入れる
6) アルコールが飛ぶまで、挽肉&ソフリット&ワインを混ぜ炒める
7) トマトの水煮とトマトジュースを注ぎ入れ、さらにローリエを入れて、全体を混ぜ合わせる
5 8) とろ火で1時間弱ほどじっくりと煮込む
9) へらの上にこんもりと乗っかるほど、水分がなくなったら、塩で味を調整してできあがり

パスタにソースをかけ、たっぷりと粉チーズをかけて、さぁ、食うぞ!

6

う~ん、ちと脂がきついかな?
でも、鍋のまま一晩寝かせれば、カレーと同様、激しく美味しくなりますので、本番は明日以降です。

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柳亭市馬が好きだ!

2009-02-28 10:00:25 | 演芸・演劇

Trainverl0902002 先週、大宮⇔仙台で乗った新幹線では、車内誌「トランヴェール」を読みふけっていました。
今月号の特集は「落語で訪ねる江戸・東京」。トランヴェール自体が48ページしかない薄い冊子ですので(大宮⇔仙台ならともかく、実家までだとこれでは持ちません)、この特集も20ページちょっとの分量ですが、彩り鮮やかで、丁寧に調理された様々な食材がそれぞれ味わい深い、小ぶりの折り詰め弁当のように、十分に満足できる内容でした
柳家さん喬によるちょっと長めの「まくら」に始まり、「江戸のうまいもン」として鰻・そば・菓子の話、「芝浜」「王子の狐」などの舞台となった街の紹介、東京に四つだけ残っている「定席」のガイド、そして「江戸情緒あふれる浅草を拠点に、落語に描かれた世界を楽しみませんか」と、お約束のツアー広告まで。


  


で、この特集で私の目を惹いたのが、「席亭のおすすめ旬芸人」でした。ざっとこんな感じ。


上野鈴本演芸場:柳亭市馬、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、橘家文左衛門、古今亭菊之丞、
   桃月庵白酒、柳家三三
新宿末広亭:柳亭市馬、川柳川柳、柳家権太楼、三遊亭歌之介
浅草演芸ホール:柳亭市馬、柳家三三、古今亭菊之丞、三遊亭歌武蔵、橘家圓太郎、
   桂平治、三遊亭遊吉、三遊亭とん馬、あしたひろし・順子、昭和のいる・こいる、ナイツ
池袋演芸場:柳家喬太郎、三遊亭白鳥、桃月庵白酒、柳家三三、古今亭菊之丞、
   春風亭一之輔、笑組、ロケット団、ナイツ


私のお気に入りの一人、柳亭市馬が堂々の上位ランクイン!(のいこいも好き


  


2年ほど前のある平日、夕方からの用事に備えて、昼前から仕事を抜け出したことがありまして、何気なく久しぶりに鈴本演芸場に行きました。平日の真っ昼間だというのに、立見がでるほどの大盛況で、「なるほど、確かにブームだ」と痛感いたしました。席を埋め尽くした観客はノリもよく、当然、出演者もみんな張り切っています(その数年前に鈴本に行った時は、7割方の入りで、「とりあえず、席を勤めさせていただきました」的なしょぼくれた芸人さんも何人かいましたっけねぇ)。
3 そんな中で、ひときわ輝いて、後光が差していたようだったのが市馬(私にとって「初市馬」)でした。この日のトリが誰だったかは忘れましたが、市馬の「長屋の花見」は印象的でした。
それ以来、CD(こちら)を探して購入し、iPodに入れて楽しんでいます。
特にお気に入りの演目は「掛取萬歳」。次から次にやってくる借金取りを、借金取りそれぞれの趣味ネタ(狂歌、芝居、相撲、萬歳、そして「喧嘩」まで)を駆使して撃退するという噺で、市馬の魅力全開です。


  


2 あ、そうだ、なんて書いたら失礼ですが、私、瀧川鯉昇(CDはこちら)も大のお気に入りです。私が初めて鯉昇に「出会った」のは、飛行機のオーディオサービスでした(私は飛行機に乗ると、もっぱら「演芸」を聴いています)。一耳で気に入ってしまい、すぐさまCDを探し…、です。

市馬も鯉昇も、TV出演はTBSの「落語研究会」くらいのものですが、もっと多くの人に知って欲しい落語家です。

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