新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

ロシアン・タバコ

2009-02-03 21:12:31 | 日記・エッセイ・コラム

先日、職場の人(いわゆる、”同僚”ってやつ)から、一斉同報メールで「ロシア出張のおみやげに、煙草を買ってきました。ご自由にどうぞ。」というお知らせが来ました。が、私は「洋モク」というか「外モク」は好きではないので、興味を惹かれることなく数日経ちました。
すると、きょう、喫煙部屋に、そのおみやげのロシア煙草が置かれていたのですよ(パッケージごと引き取る人がいなかったのでしょう)。
へぇ~、これがロシア煙草ねぇ~、と手にとってみると、これがまた、すごいシロモノでした。
こんな風に↓、箱の上から見ると、パイプが並んでいるように見えるのですよ。
しかも、「パイプ」はゆるゆるだし(葉っぱの詰め方もゆるゆる)、パッケージの紙質も、今時の日本ではお目にかかれないようなお粗末さです。

P1000037

P1000038

そして、箱から出してみると、こんな感じ。
タバコ1本の長さは、日本のキングサイズのタバコ(手前)とほぼ一緒ですが、タバコの葉っぱが詰まっているのは全体の1/3程度だけで、日本のタバコのほぼ半分しかありません。
それじゃぁ、全体の2/3を占める、日本のタバコの「フィルター」に相当する部分はどうなっているかというと、ただの紙のパイプ…。ほんと、ただの紙のパイプで、フィルターなんて入っていません。
なんじゃこりゃぁ~と、調べてみると、初めて知る事実が明らかになってきました。
まず、このタバコは「ベラモナカナール(=北海運河)」というロシアでは「最底辺」に位置する銘柄であること。
妙に長いパイプの部分は(「吸い口」というらしい)、冬にけばけばの手袋をして吸っても、手袋に燃え移る前に吸い終われるためであること(ほんとか?)
ロシア人力士がgrassを楽しむ時、このタバコの葉っぱを取り出し、そこにgrassを詰め込んで吸っていたらしいこと(う~む、ありそう…)
そこはかとなく「いかがわしさ」が感じられます。
吸い味は?というと、いかにも体に悪そうなので、私は吸っておりません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする