「FORUM90」VOL.136は、フォーラム90主催の集会「いまこそ死刑廃止を 袴田事件と飯塚事件」での話が掲載されている。
この集会は袴田事件の再審開始の決定を受けてのもの。
保坂展人氏の話では、1999年、法務省の矯正局長が「袴田さんの話のなかに“天狗”という言葉がしばしば登場するんですよ。死への恐怖には凄まじいものがあって、妄想に逃げ込んで自己防衛しなければ、現実が襲ってくるんだろう」、そして「その状態というのは、明らかに治療が必要なんじゃないですか。そしてこの治療というのは、はっきり言って、拘禁を解けば、回復に向かうと思われます」とも言ったそうだ。
法務省は袴田さんが病んでいることを知っていながら、何もしなかった。
2002年、衆議院法務委員会で、保坂展人氏の「大臣と一緒でもいいです、あるいは私だけでもいいです。やはり国会議員として、諸外国ではこういう事態が起きると国会議員は刑務所の中に入るんですよ。どういう状態なのか、そして施設の長とも話をして、工夫をするなり、お姉さんと対面させて、治療をどういうふうにするのかとか、きちっとしたことをやるんですね。これは今のままでは進まないんです。具体的に何らかの努力をしていただきたい」という質問に、森山真弓法務大臣は
東京拘置所におきましても、お医者さんのカウンセリングとかそういうことをやっているというふうに聞いておりますが、拘置所の方で具体的にその症状を見て適切な判断をしていってほしいというふうに考えております。
と、何もする気がないのがミエミエの答弁している。
袴田事件弁護団の戸舘圭之氏は静岡地裁の決定文に
と書いてある。
矯正局長や森山真弓氏が何かしていればと思う。
2003年、保坂展人氏は東京拘置所の集中治療室に長くいる波崎事件の冨山常喜さんと会う。
新葛飾病院の清水陽一院長に同行してもらい、適切な治療・対応が行われているかどうかを見に行った。
清水医師の見立ては、「これは必ず感染症で亡くなります」とのことだった。
東京拘置所では治療を何もしていない。
人工透析をして、自分で食べる状態ではなく、寝たきりの状態。
この状態では感染症を防ぐことができない。
うちの病院に来れば、歩いてリハビリをしながら自分の力で食べることから体力を回復する可能性があると清水医師は話したという。
その半年後に冨山常喜さんは感染症で亡くなる。
ろくな治療をしないのはどこの刑務所・拘置所も似たり寄ったりらしい。
冨山常喜さんも冤罪を主張していた。
物的証拠はなく、自白もしていないのに死刑判決が下されている。
2014年7月16日現在の死刑確定囚128名。
無実の死刑囚は何人もいるだろうし、その人たちはまともな医療を受けていないんだろうと思う。
産経新聞 1月24日(土)17時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000531-san-soci
OKOKwww 被告の更正を待ちたい、期待したい、なんて言ってる馬鹿が悔しがってるならOK。www 被害者の家族の心より被告の更正?? な甘い事言ってる馬鹿はこの世に不要だな。更正させたいというエゴが醜過ぎるよなあ。 自分では、その醜さに、気付いてないんだろうな。w 自分で、被害者の家族の心とか責任とれんのかよ。そこまで考えることすらできないで、エゴ発露だけなんだから、まったく醜い奴らだ。www
犯罪被害者や遺族の方たちのことを気にかけておられるなら、何か支援をされていますか。
ご存じでしょうが、犯罪被害者の会が全国にあります。
http://www8.cao.go.jp/hanzai/soudan/dantai/dantai.html
>静岡じゃあ袴田事件の犯人は、袴田しかいないと言っている。
静岡の誰が言っているんですか。
その人は何を根拠に袴田さんが犯人だと言っているんですか。
>DAN鑑定が違うという理由だけで袴田が犯人ではないとなぜ言える
「DAN」ではなく「DNA」だと思いますが、DNA鑑定だけではありません。
http://www.h3.dion.ne.jp/~hakamada/jiken.html
ミソ樽から見つかったという5点の衣類なんてひどい証拠ですよね。
私は、「非死刑賛美派」なのですが、
この報道の80%の部分は、私は特に気にしなかったんですよね。そんなものだろうと前からわかってたので。
それよりも『将来的に死刑を廃止したほうがよい、は37・7%』…それを読んで安堵したのを覚えてます。4割もいる!と思って。ああ、できたら(死刑を)無くしたいと思っているのだ、と。私はうちの国の人たちにガッカリすることが多いですが、そこで救われた気がしたんですよね。
匿名さんは、正義の味方とか死刑賛美派というよりも、『アンチ死刑反対派』でしかないようですね。
他人(刑務官)に人をブチ殺させることに高揚感と達成感を感じるよりも、遺族の給付金増額や、再犯防止策改善や、司法と福祉につながりを持たせ触法障碍者を再犯させないで社会復帰させることや、保護司不足の解決、保護司が無償である問題や、出所した人をどう再犯させないようにするか、と、まず、犯罪を発生させないことを考えたほうが、「人間らしい」と思います。
『報復が美学』と思う人は、それこそ、中東に移住するか、ISに入隊させてもらえばよいのです。
死刑反対派が日本に10人に1人もいるんですね…私はそっちの方が意外でした。30人に1人かなあと思ってました。
10人そろったら最低1人はいる、というのは、多い方だと思う。
たぶん、死刑賛成派というのは、ほとんど死刑制度問題や死刑囚について、無関心であり、あまり知識がない衆なのですよね。私の友達が全員そうなので。
「日本の死刑賛成派=無関心者のノンポリ」みたいなのが圧倒的他数であり、彼らは、死刑囚の待遇、知的障がい者がまるめこまれて死刑判決受けてるとか、検察がブラックだとか、裁判前に裏取引があるとか、突然裁判官が異動するとか…全然知らないんですよね。
逆に、死刑反対派はマニアックというか(笑)メチャクチャその手のことに詳しかったりするんですよね。
なので、死刑問題で議論になったとき、9:1程度だったら、弁が立つ死刑反対派が死刑賛成派のことを蹴散らすのは難しいことではないと思う。(私はできないが(;´Д`))
しかし、ネットで死刑反対派を追っかけまわし、さらに頭もいい死刑賛美派が9人そろったらめんどくさいですが。でも、私が納得するようなことを言ってくれる冴えている死刑賛美派の書き込みはネットで見たことがないんですよね。
「生活に関係ないので、ちょっと・・・」と答えた人がいて、ほとんどの人はどうでもいいんだなと思いました。
死刑にしてもそうで、自分とは関係のない話ですから、今までどおりでいいと答える人が多いんでしょう。
死刑の確定人員は多い年で20人前後、2014年は6人です。
殺人事件が年間1000件だとすると、1~2%ですから、大部分の殺人犯はいつかは刑務所から出てくることになります。
彼らが再犯をしないようにするにはどうしたらいいのか、そこをまず考えるべきでしょ。
そういう発想は死刑賛美派にはありません。
それどころか、加害者の家族まで追い詰めてしまいます。
以前もらったコメントに、「飲酒運転での死亡事故も死刑にすべきだ」というのがありました。
再犯防止のためには犯罪者を抹殺すればいいというのも、一つの意見ではありますけどね。
知人と飲んでいて、「どうして死刑に反対なのか」と聞かれたことがあります。
その知人が死刑反対なら話は簡単ですが、賛成派なもので、どう答えたものか困ったことがあります。
理屈では負けないつもりですが。
このサイトにて
http://blog.livedoor.jp/gatt314/archives/51442939.html
こんな文章がありました。
たぶん、円さんは既知のことかと思いますが…
『政府は国民世論の大半が死刑を支持していると公言しますが、これはトリックです。
1999年に政府が実施した世論調査で、「死刑もやむを得ない」という回答が79.3%あったことは事実です。でも、質問に仕掛けがあるのです。
「死刑制度に関して、このような意見がありますが、あなたはどちらの意見に賛成ですか」という質問に対して、選択肢は、
「どんな場合でも死刑は廃止すべきである」
「場合によっては死刑もやむを得ない」
「わからない、一概に言えない」
の3つです。
こう聞かれれば、「やむを得ない」を選択する人が多くなるのは当然です。』
なるほどと思いました(;´∀`)まあ、あの記事、〝産経新聞〟なので…。それと、今は8割でも何十年か後はひっくり返る可能性もありますし。
これは刑罰や犯罪ネタではないのですが、お中元お歳暮を贈っている人は私は、今もまだ8割いると思っていたし
この慣習と日本人の価値感は永遠に変わらないと思っていたのですが、30年前は60%で、今、22%まで減っていると知って驚きました。変わるモンは変わるのだなと…^^;
私は身近な人たちが、全員、死刑賛美派なんですが(苦笑)…
邪道な説得の仕方となりますが、私はだいたい、河野義行さんと袴田巌さんと菅家利和さんの話を、さりげな~くして、その場は引くことにしています。一般人は冤罪と誤認逮捕だけには敏感なので(苦笑)。それ以上、こっちがつっかかると、ますます相手を賛美派にさせてしまい「やっぱり死刑反対派は変人だ!一生同調するまい!」と思わせてしまうので。
(ますます余談ですが、これは同性愛者啓発問題もそうだなと思ってます。私の友達が同性愛者なのですが、友達が、昔、その場の空気を読まずに結婚式場で「ゲイカップルが結婚式場を利用できないとは何事か!」と、大勢の人が居る前で吠えてしまい、その場の全員が凍りつき、隣にいた私の全身から脂汗が吹き出たことがあります。でも、今はゲイの方々が利用できる式場が出てきてるようで良かったです。あの頃は日本で絶対にありえなかったので。)
ネットで出会った死刑賛美派には「ETV特集 永山則夫100時間の告白」「ETV特集 永山則夫 獄中28年間の対話」を視聴するよう薦め、さ~っと、退散するようにしています。これで文句を言い返されたことはないです^^;
ただ、あの番組でさえもバッシングして「あのETV特集に感動している多数派はアホじゃないか?私は少数派になるのだろうが、どのみち死刑にしなきゃいけない頭のおかしい奴はいるんだよ!」と個人ブログで訴えていた人はネット上でみつけましたけどね^^;
コメントがおバカでしょ。
http://blog.goo.ne.jp/a1214/e/ac0dc8d717f96d528479ee65a48b9f42
さすがにまずいと思ったのか、
・死刑は廃止すべきである
・死刑もやむを得ない
と設問を変えました。
もっとも「死刑もやむを得ない」ではまだ片寄っていて、これでは消極的死刑賛成も含みます。
「死刑は必要である」とかにすべきですよね。
なぜ死刑に反対なのか、その理由として冤罪をあげたら、やったことが間違いない場合は死刑でいいじゃないかとなります。
その点について説明をすると話が長くなり、座は白けるでしょう。
すべての人権問題は関係しているように思います。
差別や障害者差別などの差別問題、戦争、ホームレスなどなど。
つまり、いなくてもいい人、いたら困る人を抹殺するということに対して、異議を唱えるのが人権ということだと思います。