三日坊主日記

本を読んだり、映画を見たり、宗教を考えたり、死刑や厳罰化を危惧したり。

マインドコントロールと政教分離と

2008年10月10日 | 問題のある考え

睡眠不足でなんだか頭が痛い。
研修会があったのだが、先生のお話もとぎれとぎれにしか頭に入らなかった。
ま、これはいつものことではあるが。
晩ご飯を食べ、ビールを飲んで元気が出たから、ブログでも書いてみようという気も起きたが、夜に会合でもあったら、何でもハイハイと言ってたかもしれない。

睡眠時間を短くして思考能力を低下させるのは、マインドコントロールや警察の取り調べの基本テクニックである。
えらそげなことを言ってる私ではあるが、簡単にころんでしまうだろうなと思う。

ある人(門徒ではない)に、某新興宗教に入っていろんなものをもらった、やめたいのだがそれらをどうしたらいいのか、と聞かれた。
ゴミとして捨てたら何かあるのでは、と気になったわけである。
いらないものは何で持ってきてくださいと答えたのだが、某新興宗教に尋ねたら、何とかという儀式をしなければいけないので○万円がいる、と言われたそうだ。
その宗教から離れるためには、解約料というかゴミの処理代がいるわけだ。

で、この某新興宗教、立派な神殿(一応、仏教系だから、仏殿と言うべきか)でわりと有名である。
ローカル宗教だから信者数はそれほどでもないとは思うのだが、それにもかかわらずこれだけのものがよくできたものだと感心する。
そのある人もかなりの金額を突っ込んだと言っていたけれども。

話は飛ぶが、民主党は公明党=創価学会に攻勢をかけているようで、国会で
「税法上優遇されている宗教法人が選挙対策の中心拠点となって、政党以上の選挙を行っていると言われている」
と、公明党の支持母体である創価学会を念頭に、憲法が定める政教分離について麻生首相の見解をただした、とのことである。
もっともな質問ではあるが、しかし新進党の時代には公明党と一緒にやっていたわけで、何だかなあとは思う。

で、また話は飛ぶが、総裁選に立候補した石原伸晃氏や民主党の鳩山由紀夫氏は崇教真光の組み手だそうだ。
信仰の自由は憲法で保障されているから、あれこれと言うつもりはないが、石原伸晃氏の父親である石原慎太郎氏は霊友会の信者で、そこらへんで親子の葛藤はないのだろうかと気になるのだが、石原慎太郎氏と崇教真光の教祖である岡田光玉氏とは親しい友人とのことで、いらぬ心配をしてしまった。

それはさておき、崇教真光の大祭には自民党、民主党の人たちが来賓として祝辞を述べているそうだ。
信者でもない政治家がどうしてそこまで尽くすのだろうか。
個人の自由ではあるが、票がほしいのではないかと邪推したくなる。
李下に冠を正さずということわざがあるように、政治家はそのあたりを清く正しくしてほしい。

ちなみに、崇教真光は世界真光文明教団の分かれで、世界真光文明教団は世界救世教からの分かれで、世界救世教は生長の家からの分かれで、生長の家は大本からの分かれで、大本は金光教の分かれで、金光教は祟り神を祀ればご利益があるという御霊信仰である。
神様も混乱しているのではないかと思う。

コメント (7)
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