小太郎のまんぷく日記

今日も元気だ!ごはんがうまいっ。

ブリかまの山椒塩焼きと茎ワカメのたいたの♪ 新しい砥部焼の器。

2011年02月15日 | ・その他の魚介類
ブリは本体よりもかまが好きと言うオットと小太郎。
本日のメインディッシュです。

<ぶりカマの山椒塩焼き・切干大根とアサリの辛子醤油和え・茎ワカメと油揚げのたいたの・おにぎり>
         

●ぶりカマの山椒塩焼き
切り身の魚には『たて塩』をしておくと、魚の臭みが抜ける上に旨みたっぷりでいただけます。
        
塩味を含んだブリかまに今日は粉山椒をたっぷりとふりかけて焼きました。
コレがあるから・・・と前日の司牡丹・立春朝搾りを半分ちょっと残しておいたのですが、
まぁ、今日の和食オールスターズのいずれも合うこと。

同じ立春朝搾りでも、先日の千代の亀に比べるとグッと辛口ドライな口当たり。
さすが高知!と言う印象です。
お酒はその土地の料理に合うものが多いと考えると、魚との相性は間違いないでしょうねぇ。


●切干大根とアサリの辛子醤油和え
冷凍庫から奇跡的に発掘された切干大根で一品。
切干大根は糖分が変色して茶色くなりがちですが、冷凍保存ならば色白なまま保てます。
        
切干大根はたっぷりのぬるま湯か水で戻したのち、しっかりと絞って醤油をまぶしておきます。
アサリは酒蒸しにして、粗熱が取れたら身を取り出します。
小松菜はさっと茹で、食べやすい長さに切っておきます。

切干大根・アサリのむき身・小松菜を大きめのボウルに入れ、
練り辛子を醤油で溶いたもので和えます。
仕上げにたっぷりのすりゴマを加えてひと混ぜすれば出来上がり。

今日は辛子醤油味ですが、その時々の気分によってこれに酢を加えることも。
青菜も今回小松菜を使いましたが、ほうれん草・菜の花・カイワレ菜・ブロッコリー・胡瓜などいろいろ。
次に作る頃には菜の花が入るかな?


●茎ワカメのたいたの
新物の徳島産茎ワカメ。
つい先日も作ったばかりですが、オットがどうしても食べたいと言うので再び。
茎ワカメと言う食材を家庭で・・・と言うのは、小太郎実家では記憶になく
これはオット実家のおふくろの味ですねぇ。
        
茎ワカメはたいてい長いサイズのものを塩蔵で売っているので
まずは食べやすい長さに切って、ごく薄い塩水(あるいは水)に浸して塩抜きをします。
端っこをかじって塩が抜けたのを確認したらいざ調理。

しっかり水切りした茎ワカメは、薄く油をひいた鍋で炒めます。
熱をおびると茎ワカメは鮮やかな緑色になります。
ここへ油抜きして刻んだ油揚げを加えてさらに炒めたら、ダシ・醤油・酒で味付け。
弱火でじっくり煮て、味を含めばできあがり。

しっかり煮詰めれば白飯もガッツリすすむお味です。
明日にでもオット実家に届けようか。

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義弟のお供え用の器はうんと小ぶりな砥部焼の白いものをそろえました。
早々に御料具膳は箱に片づけられた様子。

そしてこちらが前日の記事でチラリと紹介した、わが家の新しい砥部焼です。
     
こういう理由で足を運んだ『炎の里』。
結婚して何回かの冬休みには義父母弟・オットと小太郎の5人で訪れ
酒器に絵付けをしたこともある砥部焼のお店です。

ちょうど2月のテーブルギャラリーとして勝部亮一さんの作品を展示してありました。
入った瞬間にその清々しくも優しい様子に釘付け。
それはオットも同じでした。
     
「まるで蓮の花みたいやね。」
「器も出会いのもんだと思うよ。ウチ用に買って帰ろうか。」
そういうわけで、義弟の食器を選ぶ傍らでわが家の器を手に入れました。
           

『輪花』という名の小鉢ふたつに中鉢ひとつ。
まだ、どんな料理を入れよう・・なんて全く思いつきませんが
どんな料理も包み込んでくれるような大らかで優しい雰囲気です。
      
手びねりだけあって、手に取ればひとつひとつ形が違うと言うのも魅力です。

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2 コメント

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猪口・炎の里 (moscat)
2011-02-17 04:59:05
小太郎さん、バレンタインがチョコではなくお酒と思っていたら猪口の中身とは気づきませんでした。
やりますね!!
砥部焼観光センターに『炎の里』なんていう名前が有るとは今まで全く知りませんでした。
幼稚園の卒園記念に娘達が絵付けをした砥部焼が3枚とも割れずに残っています。いまだに使っています。
『輪花』ですか、砥部の白磁そのものという色合いですね、透明な釉でしょうか。砥部焼度がまたまた増しましたね。
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Unknown (・moscatさんへ、)
2011-02-18 16:14:44
moscatさん、こんにちは。
おやじギャグでしたかねぇ~♪
今年はハート型の料理は何にも用意しなかったのですが
お酒の方が嬉しそうだったような・・・。

炎の里と言う名前がついたのはまだ近年のことだと思います。
小学校の時に遠足で訪れて絵付けしたのもココ。
松山育ちの多くはたいていここで絵付けの経験があるのではないかな。

厚ぼったい昔ながらの砥部焼と違って、薄手のものです。
繊細な手びねりなので大切に使いたいと思います。
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