かぶら蒸しとイカの松前漬

昨日の午後から、松山も雪の予報が出ていましたが
今日は、ときおり太陽は顔を見せるものの、雪もちらつく寒い一日でした。
クリスマスまでは冷え込むらしい。

＜たらのかぶら蒸し・イカの松前漬・里芋と車麩の揚げ煮・
水菜とスモークチキンの柚子こしょうサラダ・高菜入り巻きごはん＞



●たらのかぶら蒸し

切り身のたらは半分に切り、酒としょうが汁少々をふりかけます。
カブは厚めに皮を取り、すりおろします。
卵白一個分を軽く泡立て、すりおろしたカブと塩一つまみと合わせます。

たらを器にのせ、軽く片栗粉をふりかけ（おろしたカブがすべり落ちないように）、
卵白とあわせたおろしカブをこんもりとかけ、蒸し器で約10分蒸します。

だし汁カップ1・塩小さじ1/2・酒大さじ1・薄口しょうゆ小さじ2を温め、
片栗粉でとろみをつけ、
かぶら蒸しにたっぷりかけて出来上がり！！

お好みでわさびを添えて。

●イカの松前漬

まず、漬け汁を作ります。
鍋に水カップ1/2・酒と薄口しょうゆを各大さじ2弱・みりん小さじ2を入れて煮立たせ、
削り節を加えます。
すぐに火を止め、キッチンペーパーでこし、冷ましておきます。

今日使ったイカは、”いかそうめん”として売っているもの。
ザルに薄く広げ熱湯をさっと回しかけて、水切りしておきます。
昆布は、ぬれふきんなどにはさんで柔らかくし、キッチンバサミで細切りにするか、
最初から”刻み昆布”として売っているものを利用してください。
人参はせん切りにし軽く塩をふり、しんなりするまでもみ、水気を絞ります。

漬け汁にイカ・昆布・人参を加え、昆布が柔らかくなるまで漬けたら出来上がり。


●里芋と車麩の揚げ煮

里芋は皮をむき、塩もみしてぬめりを洗い流します。
しっかり水気をふき取ったら、薄っすら色がつくまで素揚げします。
車麩はぬるま湯で戻し、水気を押し絞ったら、4等分に切ります。
薄く小麦粉をまぶして揚げます。

鍋に水カップ4・カツオだし小さじ2・ざらめ小さじ1を入れて温め、
素揚げした里芋を入れて10分ほど煮ます。
そこへしょうゆ大さじ4・みりん大さじ1を加え、車麩といんげんを入れます。
さらに5分ほど二たら出来上がり。

車麩はとっても弾力性の強い麩ですが、
水で戻し油で揚げることで一層強い食感になり、食べ応えある一品になります。


●水菜とスモークチキンの柚子こしょうサラダ

スモークチキンは、時々まとめて作ります。
今回は鶏ムネ肉を使いました。
濃い目の塩水をビニール袋に作り、縦半分に切った鶏ムネ肉と生ローズマリーを入れ
空気を抜いて密封します。
一晩おいたら、キッチンタオルで肉の表面の汁気をふき取り、
新引きこしょうをふって、スモークします。

以前、何かのお返しに頂いた”スモーキー”というスモーカーを使って
キッチンで作りました。
今回使ったのは桜のチップ。
ムネ肉二枚分が、最初中火で10分・弱火で20分で完成です。
今日のような水菜とあえるだけのさっぱりサラダの時には、
ちょっとクセのあるチキンがよく合います。

ドレッシングは、
自家製ポン酢にオリーブオイルと柚子こしょうを混ぜたもの。
和食やお酒に合うドレッシングで、かなりオススメです。