以前からTVで見て気になっていた大漁まこと。
ハマグリの出汁で取ったスープと、焼きハマグリ2個、
更には、ハマグリのムースが乗った蛤そばを食べてみたい!
しかし、渋谷は近くて遠い街。
ぶっちゃけ行く機会が皆無で、たまに行っても定休日だったり。
先日渋谷でライブを観た帰り道ようやく寄ることが出来ました。
券売機が店の外に有ります。 迷わず蛤そば!
しかし、並が150グラム… そりゃ少ない~
って事で大盛の225グラムに。1000円です。高いな…
待つことしばし、目の前に見たことのないラーメンが。
全面ハマグリのムースで真っ白です。
そこに焼き上がったばかりの焼きハマグリが乗っています。
見た目のインパクトはなかなか凄い。
スープは貝のエキスですかね、ちょっと白くて透き通ってます。
口にふくむと海が広がる感じ。
そこに柚子の香りが良いアクセントになっています。
麺はかなり細めです。
スープの味が優しいので、太麺だと負けちゃうからかな。
しかし、優しいにも程があるって気分になります。
優しいだけじゃつまらない~、たまには強い所も見せて!
ってな気分にさせられる1杯でした。
ハマグリだけにこだわりすぎたのか、味が希薄で物足りません。
テーブルに有るのは魚粉と唐辛子のみ。
塩か醤油が欲しいと思うのはわたしだけだろうか?
芯の抜けたようなラーメンは、不味いわけでは無いけど…
美味くもなく、満腹でもないのに、大盛を持て余してしまった。
今回も二人で行ったので、毎度の作戦、別メニューでシェア。
次の候補は雲丹つけ麺(並200グラム)
これまた1000円。 両方で2000円… う~ん。
まあ、美味けりゃ許せるギリギリの範囲?
ラーメンと違い、平たい太麺はなかなかいい味。
食べごたえも十分です。
驚きなのが濃厚なスープ。雲丹そのものです。
じぇじぇじぇな気分。
チーズフォンデュか?というくらいに麺にまとわりつきます。
濃厚過ぎて、負けそうになりました。ハマグリと対照的。
途中でギブアップ。割りスープを追加したらほっとしました。
うん、この位が飲みやすい。
けど、つけ汁としては薄いか? いいバランスが見えない。
ラーメン、つけ麺共に完食しましたが…
満足度と値段のバランスがいまひとつ納得いかない。
丁寧に作られているのはよく分かりますが…
わたしの好み的には物足りない1杯でした。
正直、すぐ近所の博多天神に寄って口直ししようか…
なんて思ってしまったのでありました。
勿論、そんな暴挙は阻止しましたが。
店の前に開化楼の麺箱が積んであったので
多分麺は開化楼製ではなかろうかと思いますが…(未確認)
ハマグリ、ウニの他に伊勢海老そば、蟹つけ麺がありますが、
無理にコンプリートしなくてもいいかな、ってのが結論。