居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

酉の市

2006年11月17日 | 季節・自然


二の酉でした。
すぐ近所に大鳥神社があるので、古い熊手を納めに出掛けました。
屋台が並んでお祭り状態です。
なんだか買い食いしたくなって、ワクワクしちゃいます~。
イカやトウモロコシを焼く醤油の香りが誘惑します。
たこ焼きや焼きそばを焼くソースの香りもです。

境内には熊手を売る店がしのぎを削ってます。
しかし、それには目もくれず本殿横の熊手売り場で
シンプルな物を購入。 賽銭投げてお参りもしました。

お祭りの時っていつも思うのですが、
特に夜なんか独特の雰囲気ありますよね。
なんか妙に賑やかで人が多くて…
でも、翌日同じ神社に行ってみると、何も無い。
前日の華やかで明るかった祭りの高揚した名残りすら無い。
暗くて不気味な静寂だけしかない。
なんだか狐か狸に鼻をつままれたのではないか…
ってな気分になりませんか?

お祭りの夜ってこの世の者ではない妖怪や精霊や
霊なんかが絶対に紛れ込んでいるだろうな~っていつも思います。

屋台で煮込みや焼き鳥、そしてお酒なんか置いてるのを横目に
ぐっとこらえて帰宅しました。 
だって結構な値段付けてるから~。
これなら家で何か作って飲んだ方が割安ですもん。

って事で、昨日は新宿の横町で焼きとんだったから、鶏だ!
だって酉の市だもんねー。
鶏のレバーです。 
いつもは焼いているのですが、もっとシンプルに調理。



本で読んだネタなんですけど、お湯を沸騰させます。 
そして火を止める。
そこへ大きめに切ったレバーを投入。 煮ません。
蓋をしてしばらく待ち、取り出すと…
なんとレアで柔らかいレバーに仕上がります。
それをポン酢でいただきました。
簡単だけどあん肝かフォアグラか? って味なんですよ!
冷めると若干固くなるので熱いうちが美味しいです。
目からウロコのさっぱりレバーでした。
レバー独特の臭みやクセが無くなります。
ちょっとやられた!って気分。

そうそう、じたぁくの肴も地味に更新してます!
大根と油揚げの炊き合わせアップしました~。