2009.02.16(No.16)
就業規則というのは、特に問題が起こっていない状況であればあまり開いてみることもなく、自分の会社の就業規則を見たことがないということはよくある話です。しかし、いざ事が起こったときに使える就業規則にしておくことは大切なことです。従って、就業規則の見直しや、会社が作成した就業規則をチェックするという業務の依頼はとても多く、私もいつも数社の就業規則の案件を抱えています。
ただ認識しておきたいのは、就業規則はナマモノであるということです。どんなに細かくあれこれ検討して、完成したときにこれで完璧だと思っても、法改正があったり、思いもかけない事件が発生したり、社会の状況が変わってしまったりということで、一度作ったらそれでよいわけではなく、かなり頻繁に見直しが必要なのです。1年に1回、おおむね4月に施行される法改正に合わせる形で、必要な部分の更新をしていくくらいでちょうど良いと考えています。
10数年ほど前からOURS小磯社労士法人のモデル就業規則を作ってあり、1年間の間に、いろいろな企業で起こったことの中で、就業規則に規定をしておく方がよいと考える規定や文言を常に加筆修正していきます。各企業の見直しの際に、そのモデルを元に必要に応じたご提案をしていくためです。
社労士業務の関係法令が載っている労働法全書は、毎年新しいものを購入しますが、その昔、社会保険労務士の勉強をしてみようと考えたときに、TACの受付で「数年前の労働法全書を持っているのだけれど使えますか?」と聞いたところ「化石です」と言われてビックリしたことがありました。就業規則も、常に鮮度を保つようにメンテナンスしていかないと化石化して、いざという時に使えない就業規則になってしまうものです。
就業規則というのは、特に問題が起こっていない状況であればあまり開いてみることもなく、自分の会社の就業規則を見たことがないということはよくある話です。しかし、いざ事が起こったときに使える就業規則にしておくことは大切なことです。従って、就業規則の見直しや、会社が作成した就業規則をチェックするという業務の依頼はとても多く、私もいつも数社の就業規則の案件を抱えています。
ただ認識しておきたいのは、就業規則はナマモノであるということです。どんなに細かくあれこれ検討して、完成したときにこれで完璧だと思っても、法改正があったり、思いもかけない事件が発生したり、社会の状況が変わってしまったりということで、一度作ったらそれでよいわけではなく、かなり頻繁に見直しが必要なのです。1年に1回、おおむね4月に施行される法改正に合わせる形で、必要な部分の更新をしていくくらいでちょうど良いと考えています。
10数年ほど前からOURS小磯社労士法人のモデル就業規則を作ってあり、1年間の間に、いろいろな企業で起こったことの中で、就業規則に規定をしておく方がよいと考える規定や文言を常に加筆修正していきます。各企業の見直しの際に、そのモデルを元に必要に応じたご提案をしていくためです。
社労士業務の関係法令が載っている労働法全書は、毎年新しいものを購入しますが、その昔、社会保険労務士の勉強をしてみようと考えたときに、TACの受付で「数年前の労働法全書を持っているのだけれど使えますか?」と聞いたところ「化石です」と言われてビックリしたことがありました。就業規則も、常に鮮度を保つようにメンテナンスしていかないと化石化して、いざという時に使えない就業規則になってしまうものです。