2012年のブログも今回が最後です。
来週の日曜日は年末恒例の大掃除をして家じゅうをさっぱりさせ、気持ちよくお正月を迎えることに専念しますのでお休みさせて頂きます。
昨年のお正月に占いを見たら九紫火星は衰運ということだったのですが、それからすっかりそのことを失念して年末になり来年の九紫火星を見たら「あら今年は悪いはずだったんだわ」というくらい忙しく衰運を吹き飛ばしてしまったのか、あっという間に1年が過ぎてしまったという感じです。ちなみに来年の九紫火星はなかなかの盛運のようです。
昨年の最終回のブログを読んでみましたら、かなり仕事では悩んでいる形跡が感じられるような気がしました。確かに昨年は事務所が大きく脱皮する前の苦しい年でしたが、今年はそれを乗り越えOURSは一回り大きくかつ安定した事務所になったように思います。開業の場合小さな仕事でも受託が決まったときはとても嬉しいのですが実際に仕事がスタートすれば軌道に乗るまではそれなりに苦労があると思います。それが大きな仕事になれば軌道に乗るまでは不安との戦いや力技や時には大胆さが必要な気がします。今年前半はそんな感じでクラスのOBのkさんの力を借りながらなんとか大きな仕事が軌道に乗ったのですが、その間にはいろいろな意味でかなり痛みを伴ったのも事実です。しかしそれも秋になり完全に軌道に乗り、今は来年に向けてさらに業務を拡大するというところまで来ました。これは長年働いてくれているスタッフと春から秋にかけてOURSに入社していきなり色々な仕事を担当させられた新人も含めたOURS全体で何とか乗り切った結果だと思います。過渡期という言葉が当たっていたのだと思いますが、年の後半は以前の事務所の雰囲気が戻りホッとしました。この調子で、さらに勢いのある、しかし安定感のある組織ができていけばよいなあと思います。
大きな仕事を受託する際、多少傷を負っても仕方がないという覚悟で行かなければダメだろうと考えていたのですが、時に本当に心が折れそうになることもあり、しかし新人の若さ・勢いに元気づけられ勇気づけられたことがとてもありました。次世代を担う社労士のためにも何とかOURSのような規模の事務所でも大きな仕事が受託ができるのだという結果を出したい、また次に引き継ぐときに恥ずかしくないきちんと利益の出る事務所にしておきたいという思いが私の支えでした。やはり組織というのはいろいろな世代がいることは大切だと実感しました。
支部は支部長になってから2年目で、だいぶ自分のイメージが形になってきました。渋谷くみん祭への参加や、労働条件審査への拡大を視野に入れた渋谷区公契約条例の労働報酬審議会の委員への就任、業務情報交換会や女子会を開催することによりこれまで参加のなかった会員に支部事業に参加してもらうことなど、色々な面でかなりの成果があったような気がします。また東京会の野球でも今年は渋谷支部は優勝しましたから、12月の役員会の後の忘年会は本当に盛り上がりすごい大騒ぎになりました。楽しかったです。正直秋はむちゃくちゃ忙しかったですが。11月に行われた選挙でもう1期支部長を務めさせて頂くことになり、もう1歩やってみたい事業の実現を図っていくつもりです。何かというと「社労士にしかわからない労働社会保険関係の業務の不具合等に関する行政への要望」です。支部事業としてどのような形で進めていくか今イメージを固めているところです。渋谷支部の役員会は組織としてはある意味完成されており、副支部長をリーダーとした各委員会がとても機能的に事業を運営していく形ができていることには感動を覚えるくらいです。その財産を預からせて頂くことに感謝し、大切にしながら来年も頑張ります。
ここのところ事務所の業務と支部に忙しく、BBクラブのメンバーとの交流が以前より少なくなってしまったようで気になっています。年に2回の勉強会、有志でのバーベキュー以外にも何かできるとよいなあと思うのです。私が忙しすぎるのがいけませんね。幹事で今度知恵を出し合ってみます。たとえ細くなっても「長く続いていく」ことが私の一番の希望です。困ったことなど何かあったら遠慮なくいつでも会いに来て欲しいです。
今年も低いながらも山は2つ登ることができましたし、元気に過ごすことができました。また思い起こせば色々と楽しいことが多く良い1年であったと思います。はじめて事務所に入社してくれた金近さんが始めて以来、毎年私のお誕生日にはスタッフ全員でケーキを買ってきてくれてプレゼントをしてくれます。今年は秋に入社した新人のTさんが選んでくれたというかわいいブレスレットをもらいました。厳しい時期を乗り越えての1年だっただけにとてもプレゼントが嬉しく感じました。来年もOURS一同、皆で頑張ります。良いお年をお迎え下さい。