ここのところ支部事業の労働条件審査と年金相談の件が動き出してそちらに時間をかなり投入していました。最近気が付いたのですが、私は「問題点を洗い出し、解決の方法を探り、実行していく」という過程が大好きで、ついつい動いてしまうのです。結果、今回色々なことが加速度をつけて動き出したため、自分のスピードも全速力になっている感じです。
そんな中ですが、週の後半出張がなくなったのを利用して、来週の顧問先企業への無期転換社員向けと有期契約社員向けの規程をどのように企業の中で整理して作りこんでいくか、検討するための事前セミナーの準備をする予定にしていました。しかし中盤で風邪をひきあわや寝込むかというところを何とか持ちこたえ、相変わらず綱渡りをしています(本当に慌ただしく周りは迷惑じゃないかと心配になります)。何とかこの週末、そのセミナーの準備と11月8日のOURSセミナーのレジュメ準備も多少はかかることができたので、良しとしようと思います。
ある原稿の締め切りも無事に事前に投入することができ、2週間前にその原稿とともにもらえないかと、急遽出版社からの依頼があった人事担当者のコメントも顧問先企業の担当者の方にすぐに書いていただくことができて、出版社の方には「お願いしてよかった」と言っていただきました。
また来年1月18日のBBクラブのセミナーは、人事担当者の「今自分の業務の旬のテーマ」「わが社紹介」「人事担当者としての仕事をこなすポイント」など何でもよいので話をしてもらい、その上でパネルディスカッション形式で、一つのテーマを会場からも質問を受けながらやってみるという企画を立てています(「徹子の部屋」ならぬ「ユウコの部屋」のようなものですか?と幹事会で出たのですが、そんな感じに行けば上々なのですが)。
その企画をしてみようと思ったのは、BBクラブには企業の人事担当者も多く、その会員を紹介する機会がこれまでほとんどなかったこと、紹介することにより勉強会後の立食の懇親会で人事担当者同士の交流ができるようになるのではないかということ、開業者にとっても人事担当者の話はためになること、人事でも開業者でもない会員でも企業の人事担当者が何を考え悩んでいるか知ることは社労士資格取得者としては大事なことになるであろうこと、などがあったからです。何回か前の勉強会でも同じような企画でやってみて評判は良く、更にもう少し時間を取ってもらって聞きたかったという意見があったため、今回は少し時間も長めにとることにしています。
その依頼を沢山の候補がいる中で、まずお二人の会員にしてみたのですが、「有難い機会だと思う」などとても前向きに回答を頂きました。
顧問先人事担当者の方から頂いたコメントも、BB会員の新しい企画依頼への快諾も、ともに前向きに取り組んで見ようと思うというお返事をもらえることがとても嬉しかったです。どんなことでも前向きに取り組んでいくことで自分の描く夢はかなう、といつも思っていますので。
顧問先企業からご依頼を受けて、手探りで無期転換社員向けの規程モデルを作ってみました。有期契約社員と同じ労働条件でというご依頼を受けたうえで考えてみたのですが、それでも思いがけず色々な点での検討が必要になると感じました。もう少しアレコレ考えてみて11月8日のOURSセミナーの内容には入れようと思っています。最近、新聞等に話題に上る戦略特区の考え方で雇用についても規制が緩和されるかもしれないという報道もありますが、厚生労働省では特区は雇用にはなじまないという姿勢だそうですので、やはり無期転換の準備は来春までにはしておくのが良いのではないかと考えます。