尊敬する女性は誰ですか?なんて聞かれることはまずないような気がしますが、私には2人います。
美智子妃と緒方貞子氏です。お二人とももちろん詳しく知っている方ではありませんし、自分とはかけ離れた世界にいる方ですが、ここ少なくとも20年くらい私の中では尊敬する女性です。
美智子妃を尊敬する理由は、ご自身の役割を的確に認識して徹底的にその役割を果たそうとされる姿勢を感じるからです。以前旧軽井沢にある歴史のありそうな写真屋さんで皇室の方々の写真が飾られているのを見たことがありますが、美智子妃が映っている写真には必ず周りに囲んでいる人達の華やかな笑顔があり写真からもオーラを感じました。皇后(その写真はまだ皇太子妃だったのかもしれませんが)として何が必要なのかもよく理解し、周りの雰囲気を作られているような気がしました。そこにはご自身の人生をいかに生かし切るかという覚悟を感じるような気がするのです。
緒方貞子氏については、国連難民高等弁務官を務められているときに知ったのですが、そのときすでに年齢は60代ではなかったかと思います。その年代の女性で国際的に認められる仕事ができるということは、家柄の良さだけではなく非常に高い能力を持っておられるのだろうなと思いました。折々緒方貞子氏について書かれているものは注意深く読んでいるのですが、勇気ある現場主義の仕事ぶりだけではなく、とても腰が低く、気さくな方で男女ともに気軽に声をかける方と何かで読んだことがあります。器がとてつもなく大きく、かつ、人並み外れてパワフルなのだろうなと勝手にイメージしているのです。今年3月末で国際協力機構 (JICA)理事長退任予定とのことですが、一度でよいので講演などでお話を聞いてみたいのです。ちなみに「熱い心と冷たい頭を持て」という緒方貞子氏の名言は、実は大学の体育会時代に私がいつも自分に言い聞かせていた言葉と偶然ですが同じです。
急に話は身近なことになりますが、先週労務行政さんの労政時報カレッジで「育児介護休業手続詳解」のセミナーを終えてホッとした週末を過ごしました。流石に労務行政さんのセミナーだけあり受講していただいた方がとても熱心に耳を傾けて聞いていただいている感じがして、昨年の秋くらいからあれこれ準備した甲斐があったと思いました。色々と忙しい中で手伝ってくれたBBクラブOBや事務所のスタッフにも感謝です。このセミナーの準備のお蔭で私も育児休業についてかなり勉強することができました。また来年までに色々事例を集めていこうと思います。今のところ顧問先企業を始めパパママ育休プラスを取ったという話がないのでそこが気になりますね。
ホッとして久しぶりにもう少しオシャレしなくちゃと気になってきました。すっかりそんなことも忘れていて、だいたいいつもこんな感じなのでダメですね。ここ何年も馴染んでいる今の楽ちんな髪型も少し変えたいです。