最近の自分の変化の中で、ちょっと驚いているのはとにかく洋服が前より似合わないものが増えたことです。お店に入りちょっといいなあと思う服を試着してみると、驚くほど似合わないっていうことが結構あるのです。ちょっと悲しい気分というか「アレ?」という気分になります。とにかく体育会系でしたから学生時代から社労士になるまではジーンズやスポーティーなものを着ていることが多く、30代半ばで社労士を開業した時にはまともな仕事着がなく、入るお金はだいたい仕事のための洋服か仕事のための本に消えていました。
OL時代はディオールというブランドを扱う会社にいたにもかかわらずブランドが特に好きということもなく、むしろあまり高価でないものでもをそれなりにちょっとおしゃれに着こなせればよいなあという感じでした。しかし最近はことは深刻です。とにかく何とかこれなら人前に出ても大丈夫かなというものでもかなり少ない(たとえば妙に若作りで違和感があったりとかサイズがきつそうでかえって太って見えたりとかなかなか合格点に達しないのです)。先日も事務所のHPを作ってくれているカネボウディオール時代の先輩に「まるい優子ちゃん(私のことです。今でもそう呼ばれています。)は想像しなかったけど(昔は本当に細かったんです)・・・いいんじゃない」と言われましたが全く自分でもそれは同感です。
最近これまでの自分のスタイルにとらわれずいろいろ試しているところで、たまに事務所で「別人かと思った」と驚かれたりしています。そういう意味では自分の体型や年齢相応という変化とうまく付き合いながら、これも楽しみたい!と前向きに思っています。
もう一つの変化は、アウトドア志向です。もともと自分のルーツは体育会と思っているので、アウトドアは嫌いではないはずなのですが、社労士を開業してTACの講師になってからとにかく忙しく、スポーツをすることもなく、アウトドアは散歩くらいという感じでした。子供が小さなころはキャンプに行ったりスキーにも行きましたが、ここ10年はとにかく旅行はゆっくり旅館で温泉とかホテルで楽勝!という感じでした。また住まいも庭があると手入れや掃除があるから効率的なマンションがベストと考えていました。
それがここ数年、自然回帰、古いものへの回帰が激しく、小淵沢の小さな家を手に入れてからは行けば草取りや落ち葉掃き、山に登りたいとか、朝は早起きして周りの森を歩く、燻製を作ってみたり、ベランダの前に広がる畑(人のもの)をぼーっと見ているのが好きだったり、まさか自分がそういうことをするようになるとは数年前まで考えていませんでした。山は子供の頃からぼちぼち親に連れて行ってもらっていたので、それほど意外ということもないわけなのですが、熱心に草取りをしたりしている自分はちょっと意外です。花や自然に癒されるということを感じたのもここ10数年でしょうか。それがだんだん高じてきたという感じです。今年も秋は山にぼちぼち行きたいです。
歳を重ねてみて初めて分かることは意外にも多いです。自分の中での変化をいつも楽しんでいきたいと思っています。日本に四季があることがとても素晴らしいことだということと同じに、自分の中に時とともに変化があることが楽しいことだと思います。
来週の土曜日(9月1日)は、まさにアウトドア。恒例のBBクラブの幹事を中心として集まってBBQをします。今回はあまりの暑さからか参加者は少ないようですが、都立若洲公園のBBQ広場でお昼頃汗をかきかき肉や野菜を焼いていると思いますので、お時間がある方は子供さんを連れて寄ってみてください。
今日は社会保険労務士の本試験の日でした。受験された方はお疲れ様でした。ともあれ1年の苦労は今日で一区切り。ゆっくりやすめますね。自分自身をのびのびと休ませてあげてください。