百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

2887日

2019-11-21 00:35:00 | Weblog
「2887日」
安倍総理大臣の在任期間は今日20日で通算2887日となり、桂太郎元総理大臣を抜いて憲政史上最長となった。
桂太郎(木戸孝允とのちに改名した桂小五郎とは異なる)といえば第11,13,15代内閣総理大臣で長州藩の出身、安倍総理と同郷となる。
長期政権はわれわれに何をもたらしたのか?
アベノミックスは果たして成功したのか?
以前と強い意欲を示す憲法改正の行方は?
安倍政権前のころころ変わる政権には嫌気はしていたものの、いざ長期政権が現実のものとなると変化のないマンネリ、危機意識の低い政治に、明るい未来がまったく見えてこない現実にがっかりする。
政治とはなんなのか?
この国は何処へ向かっているのか?
そろそろ国民も変わらなければ、未来はなさそうだ。

香り

2019-11-19 23:50:17 | Weblog
開花の時期、その時間や温度、湿度によって“香り”は、異なる。
植物の放つ“香り”を、植物の言葉にたとえ、情報伝達の手段だという人がいる
なるほど、“香り”は、言葉のひとつなのだといえるのだろう。
そんな“香り”が、その時間や温度、湿度によって異なることはどうなのだろうか?
複雑な中に本質があるのだろうか?

ピクルス

2019-11-18 20:22:12 | Weblog
食べ物を酢や塩に漬け込んで保存し、発酵させて食べる、というアイディア自体は古くから世界中に存在していたとみられる。
現在、世界の漬け物市場の取引額は110億ドル以上あるといわれているが、そのうち4分の1を日本が担い、僅差でアメリカが追っている。この両国だけで世界の漬け物市場の半分近くを占めるようで、それに、メキシコ、ブラジル、ドイツの3か国を加えた5ヶ国がトップ5となるようだ。
日本ではお漬物と酢漬け(ピクルス)は区別しているが、英語のPickleはどちらも含んでの表現のようだ。
ちなみにメキシコは彩りが綺麗なメキシカンピクルスが有名で
ブラジルは、その昔、移住した日本人が母国の味を再現するために現地でできる発酵料理を研究し、次第にアマゾン野菜で漬物や佃煮などを作るようになったといわれている
ドイツでは言わずもがなザワークラウトが有名で、そう考えると韓国のキムチの世界市場が気になるところだが、輸出量はそれほど大きくはなく、逆に中国から沢山のキムチを輸入しているのが現状のようだ。

紅葉

2019-11-17 22:52:30 | Weblog
朝夕めっきり寒くなってくると“紅葉”も美しさをます
桜の花の開花情報は結構細かく・開花・三分咲き・五分咲き・七分咲き・満開等に分けられている
しかし“紅葉”には・・・細かな情報はなく、環境によっては見頃は異なってくる

見えているもが本物ではない!

2019-11-16 23:20:40 | Weblog
昨日のゼロ“ZERO”で
日本科学未来館 の紹介があった。
科学未来館が10年ぶりにリニューアルされた情報で手掛けたのは落合陽一さんが監修した「計算機と自然、計算機の自然」。中には金平糖が置いてあるように見えるが鏡の反射により中にあるものが浮かび上がって見えるトリックなどがあったり、スキャン技術の進化で百人一首の札がそこに現物があるかのように見える、展示テーマは「人の五感や既存の社会のルールから自由になる」で常識が通じないことを現状を通して伝えているという。
人間の目には「見えているものが本物ではない・・・」時代がもうすぐそこまで来ている。
常識にとらわれず、五感に頼らない、そんな時代をどう生き抜くのか、改めて問われていることに気づかされる。

不知爲不知

2019-11-15 23:28:05 | Weblog
「不知爲不知」
知らざるを知らざると為
孔子の論語の中に
「子曰、由、誨女知之乎、知之爲知之、不知爲不知、是知也」という漢文があり
書き下すと
「子曰わく、由よ、女(なんじ)にこれを知ることを誨(おし)えんか。これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らざると為せ。是(これ)知るなり」となる
これはソクラテスの『無知の知』に通じるところがあり
「知らないことを知ることが『知る』という」

豚肉の高騰

2019-11-15 00:01:45 | Weblog
中国では豚肉が高騰しているという。
通常の2倍以上になっているというから、普通じゃない。この原因は、アフリカ豚コレラと言われているが、それだけではないようだ。アメリカとの貿易戦争もその一因で、他にも養豚経営の規模の拡大と環境保全がうまく進捗していないようで、多くの畜産農場が閉鎖もしくは移転を強いられている最中の出来事だったようだ。
豚肉の高騰→他の肉も高騰→野菜の高騰・・・この流れだと、普通はインフレを誘発しそうだが、現状の流れは、食品全体の価格上昇にともない他の品目への支出が減り、消費の低迷からインフレは更に下押ししそうな様相だという。
何処かの国のような『食べる物が国内で賄えなければ、海外から輸入すれば良い』という安直な考え方は、すべての国が友好関係にあり、計画通りに栽培や肥育が行われていることが大前提で、どこかの小さな歯車がひとつ狂っただけで大変な事態に陥ることを今一度認識しておく必要がある。

2019-11-13 23:56:51 | Weblog
最近、「藁」は使わなくなった
というのも「藁」はいつの間にか稲刈りの際にコンバインによって細かく裁断され圃場に撒かれる仕組みになってしまったため、仮に「藁」を手にしようとすると、その仕組みを途中で変更し、脱穀を別でするか、コンバインで稲藁を裁断せず圃場に残していくか、ひと手間かけなくてはならなくなる
昔はよく「藁」を用いて生活用品(草鞋、蓑、むしろ等)やしめ縄、神棚の飾り等に用いられていたが、そのほとんどが化学製品に変わってしまった
考えれば、昔はサステイナブルで自然にやさしかった
そんな現代社会だからSDGsをスローガンにしないとダメな時代なのかもしれないが、経済優先の社会を人類が求める限り難易度は高いのではないだろうか
※「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」

2019-11-13 01:59:10 | Weblog
「かぜつくり・かぜがまえ」の中に「木」を書くと「凩(こがらし)」になる
なるほど
「かぜつくり・かぜがまえ」の中に「巾」を書くと「凧(たこ)」になる
そういえば「止」を入れると「凪(なぎ)」になる
ならば「香」と書いて「薫風」でも良さそうだ

虚構と現実

2019-11-12 00:12:03 | Weblog
私たちは「虚構」の中で生きているのではないか?
生きている世界は「現実」であり、決して「虚構」ではないが、半分「虚構」の中を彷徨っている気がしてならない
というのは、一瞬一瞬は紛れも無い「現実」であっても、自分の見ている側面と他者が見ている側面は明らかに異なるし、数秒の差で出会ったり、出会えなかったりする場面が多々あったりする
また、先程まで行っていたことを忘れたり、昨日の記憶がほとんどなかったり(何かの病気のように)、何かどこかに記しておかないと「現実」と「虚構」と「願望」と「空想」の世界が一つの空間で錯綜する
「夢」の世界は「虚構」ではあるが、半分「現実」を「夢」の世界でも体感していることがあったり、時間軸のない「夢」の中に本来的な自分をみたりするのは私だけではなさそうだ