百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

破天荒

2019-02-20 20:59:11 | Weblog
「破天荒 フェニックス」
まさにタイトル通り(これは田中社長の社内でのあだ名)の内容になんとも学びが多かった。
お父様が話されたという
「男なら荒れる海を越えてゆけ」という言葉
会社を買収するが、なかなか問題が山積・・・
○「思い込み」だけでは失敗する
もう一つ(ファンファン)企業を買収するが大火傷を負い・・・
○「ひとつのことに、まずは的を絞る」
新商品としてウルテム樹脂を用いた眼鏡を採用・・・
○「みんなが欲しがるものを売る」 等々
記憶にしっかり留めておきたい。
取り急ぎ『千一作』を買いに走ろう!

お米の可能性 その2

2019-02-19 23:53:15 | Weblog
今日は「雨水」
春の始まりを感じる時期でもあります。

先日の「お米の可能性」の第2弾
日本の食文化に関して、農学者渡部忠世氏は日本人は米食民族ではなく「米食悲願の民族」だと表現されています。
というのは、江戸時代、一般の人はお米を食することは贅沢な食事で、明治になって白米を頂くようになって、その白米の魅力に取り憑かれてしまったようです。
そういう歴史的な背景から、お米の歴史は一般的には未だ浅く、まだまだ未開な分野と言えるのかもしれません。
玄米をけずり白米にすることで、脚気が流行した江戸時代の江戸ではこの病を「江戸わずらい」といった。というのは地方武士は江戸を離れ故郷に戻るとその病はコロッと治ったことからのようだ。

一本歯下駄 その7

2019-02-18 19:08:01 | Weblog
競馬には全く興味はないが、G1にJRA女性騎手として初めて騎乗した藤田菜七子騎手は、結果5位に終わるが、歴史的な1ページを刻んだといえる。
彼女は、騎乗を終えた後のインタビューで、関係者への感謝の気持ちを表したあと、「東京競馬場は何度も乗ったことがありますし、1600メートルも何度も乗っていますが、違う景色に見えました」というのはコメントを残した。

そんな彼女も実は「一本歯下駄」で体幹を鍛えているという。



絶え間ない努力が「今までと違う景色」を見せてくれるのだろう。更なる飛躍を期待しております。

お米の可能性

2019-02-17 23:58:10 | Weblog
最近、お米農家が減ってきている。国の政策の中で大型の農家の育成や農業者全体の高齢化、低糖質食品の志向によるお米の消費量の低減や米価の下落等が主な原因だと思われるが、私たちは今一度『お米の可能性』について考えなくてはならない時代を迎えているのではないだろうか。
例えば、最近『グルテンフリー』を望む人が増えているという、というのは小麦アレルギーの人が増えているということのようだが、イギリスでは100人に1人がセリアック病(小麦摂取が原因の自己免疫疾患で未だ確実に治癒できる方法が見つかっていない)だという。そういう方のために『お米の可能性』はあるのではないだろうか。
お米にはいろいろな種類がある。もっちりとさっぱり、甘みがあったりあっさりしていたり、炊いたり蒸したり、粉にすると小麦粉よりも細かい粒子になる。
もっともっと『お米の可能性』についていろいろな角度でみてみたい。

これからのあるべき姿

2019-02-16 23:06:10 | Weblog
『あるべき姿』
米も野菜も牛も鳥も自分で育て、食材はすべて自前で準備します。そして、炭をつくり、炭焼きで、釜で飯を炊くのです。世界最高の味を追い求める求道者のような精神と姿勢がそこには認められます。更には隠し味が絶妙で、その地域の水や草木等、自然が育むもの、自然からの恵みを最大限いただきます。そのためには、当然、土や水や光や風、空気や草木のことをとてもとてもよく知っていなければなりません。隠し味をずばり言い当てられる人はお客の中にひとりもいません。店主は無口でひとことも話さないのです。弟子たちにもレシピは決して教えません。しかし、そのこだわりから、世界中から注文が舞い込みます。なぜならば、とてもそれらは美味しく、世界でそこだけの味だからです。

そんな『農のあるべき姿』を夢みていたら、そんな企業が日本にあるそうです。企業として永続的に成り立っていくためには『如何に利益率を確保するか!』ということであり、そのヒントは『差別化』だそうです。『差別化』を徹底してやっていくと、大小に関わらず、注目を集めることができ、他からの参入障壁も高くなり『利益率』がしっかり保てるようになるということのようで、『企業』でできるのなら『農業』でも出来そうな、そんな気がしきました!

落語

2019-02-15 23:44:24 | Weblog
今年は少し時間があれば「落語」に触れてみたいと思っている。
以前から毎年友人と落語会には行っているが、もう少し深く内容について知りたいと思いながらなかなか日常生活の中に「落語」を組み入れることはなかった。
たまたま国営放送のドラマの中で「古今亭志ん生」さんの語りが出てきて、これを機会に「談志」さんや「枝雀」さん関連の本を読んで、もう少し「落語」に馴染めればと思うに至った次第です。
「談志」さんの生き方は、なかなか素養としか言いようがないし、「枝雀」さんの生き方は繊細すぎてなかなかしんどかったんやろなぁと思わざるをえない。一方、「たけし」(落語家じゃないか⁉︎)さんのうまく自分をコントロールして周辺を巻き込んでいく様はなんとも計算だけではない“人間”としての魅力なのか、時代を読み取る力なのか、なかなか興味深い。

お金の話

2019-02-14 19:36:56 | Weblog
村上さんといえば、“投資家”というより“ファンドマネジャー”のイメージが強かったが、今回この本を読んで、彼は「なぜお金を増やすことに人生をかけてきたのか?」彼は「なぜ“ファンドマネジャー”やめたのか?」彼は「今何に取り組み、どんなミッションを持っているのか?」がよくわかった。
昔から「お金は淋しがり屋」といわれているが、実際にお金は集まるところには集まるが、集まらないところには集まらず逃げていくことは私もよくわかっているつもりだった、村上氏曰く「社会を豊かにするためにはお金を廻す必要がある」「しかし“豊かさ”はお金だけではない」もっと「自分の価値観をしっかり持ち、お金に左右されない生き方をすると同時に、お金と上手に付き合う方法を考えて欲しい」また「お金と上手に付き合うためには、数字に強くなり、『物事を数字で捉える』努力が必要」と“投資家”として、私たちに大切な提言を与えてくれている。

冬の風景

2019-02-13 21:02:34 | Weblog
昨日、池江璃花子さんが白血病であることを公表した。
白血病というと、われわれの世代では不治の病のように思っていたが、現代社会ではその治療法の進歩で回復可能な病になっているという。
医療の進歩はこの30年で目覚ましく進歩しているようで、今後は生命倫理の問題や高齢化の問題、地域医療の問題への対応に向かうのだろう。
しかし18歳で、トップアスリート、東京五輪を目前にして、「バカヤローッ!何故、私が!」というと気持ちでいっぱいな中、twitterで“これからも温かく見守っていただけると嬉しいです”とコメントできるなんて、なんとも池江選手は素晴らしい‼︎
しっかり治療して、また元気な姿で戻ってきてくれることを深くて深く祈っております。

イケムラレイコ

2019-02-12 23:34:25 | Weblog
人や自然をコントロールし、体系化することによって成り立っている今日の社会は、自然災害だけでなく、原発の事故など、人が作りだしたさまざまなひずみによって揺さぶられている。
「持続可能な開発目標(SDGs)」と最近よく言われるが、本当に今更のような『開発目標』が必要な時代なのだろうか。
現代社会で最も大切なのは、この揺さぶられている社会を如何に落ち着け、100年後、1,000年後、100,000年後の未来が人類だけではなく、多様な生物達が、地球全体(一部宇宙も含め)が、みんなにとってすごく棲み易く、“愛”の溢れる社会であるために、まずはなにが必要なのか、なにを今、大切にしなければならないのか、もっともっと深く考えるべき時代なのではないだろうか?

スコトマ

2019-02-11 20:00:14 | Weblog
立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い。
そんな中でも梅の花は咲く。
間違いなく咲く。
寒い間にやっておきたいことがあるが、それはそれでなかなか進まない。
スムーズに進めるには段取りが要る。
一方、段取り良くしていかないことには一歩も前に進めない現実がある。
しかし、目標は一つだが、達成への方法(手段)は何通りもある。
今一度、RASの原理を理解し、RASを使いこなすのではなく、スコトマを外し頭をリフレッシュした方が賢明かもしれない。
※スコトマを外す・・・心理的盲点(見えているようで見えていないこと)を外す