昨年9月9日、岐阜県の養豚農場で、平成4年以来26年ぶりとなる豚コレラの発生が確認された。その後、今日までに岐阜県において7件、愛知県において1件の発生が確認され、今日愛知の豊田の養豚場が出荷した子豚の影響で、長野、岐阜、愛知、滋賀、大阪の養豚場でも感染が確認された。今日まで岐阜県や愛知県など5府県の農場では合わせて2万7,000頭の豚のすべてが殺処分されることになってはいたが、本日確認された分だけでも9,200頭に及び、更にこの感染規模は拡りそうな様相を呈している。
全国で飼育されている豚は918万頭余りに上り殺処分される豚は今のところ全体の0.4%ほどにとどまってはいるものの、TPPで難しい立場に立たされている国内の養豚業界は今後どういう未来を選択するのか、なんとも悩ましい岐路に立ったことになる。
全国で飼育されている豚は918万頭余りに上り殺処分される豚は今のところ全体の0.4%ほどにとどまってはいるものの、TPPで難しい立場に立たされている国内の養豚業界は今後どういう未来を選択するのか、なんとも悩ましい岐路に立ったことになる。