百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

太陰暦

2010-05-12 23:54:11 | 農業
その昔(明治5年までは)、月の満ち欠けと農業は密接な関係だったという。
具体的には
・播種は満月、定植は新月に!
・大根引きは新月に!
・液肥は満月の時に!(葉を生長促進)
・液肥は新月の時に?!(根の生長促進)
・満月には窒素を、新月にはリン酸を! 等いわれており
出来れば農家は太陰暦に従いながら農に携わりたいと思うが、この時期に新月の時にしか定植できないとなるとなかなか現実的には厳しいものがある。

コンパニオンプランツ

2010-05-11 22:09:53 | 農業
コンパニオンプランツとは野菜同士の相性が良く、組み合わせて育てると病害虫が減り、生育が良くなる栽培方法をいう。例えば、オレガノはかぼちゃやきゅうり、カモミールは玉葱やカブに有効で、コリアンダーやスィートマジョラムは野菜全般の害虫防除に効果があるといわれている。トマトの栽培の際にニンニクやチャイブをその脇で育てることも同様で病気予防になるという。
益虫とか害虫という表現はあまり好ましくないが、肉食のテントウムシは、植物の樹液を吸って害を与えるアブラムシ(アリマキ)、カイガラムシを食べてくれるということで益虫と呼ばれる。冬の間にみつけたナナホシテントウやナミテントウムシをハウス内に放ち、春先から夏前にかけてハウスの中にはたくさんのテントウムシで被われる。

表層マルチ

2010-05-10 20:53:41 | 農業
表層マルチとは、有機物質を土の表面に施肥、土自身を覆うことで保水性を保ち、土中の温度変化を和らげ、根を守る役割をする。
一般的には有機物は、土の中にすき込む方法が通常だが、その昔は機械もなく畑全体に有機物を鋤き込むことは困難で、落ち葉、雑草などを、主に稲藁や麦わらなどを表面に施用するのが中心だった。ワラは作物の株元のまわりに敷かれ、根を守る役目を果たし、雑草の防止効果もあった。
有機物を施肥することで、土の表面や表層はたいへん通気性が良くなり、こうした環境でふえる微生物が、作物の生育にとって害になることはあまりないといわれている。多くの微生物の活動によって有機物の分解は進み、作物の生育にとって有効な有機酸やアミノ酸、ビタミンなどを彼ら(彼女?)が日々育んでくれる。そして、土の保水性や排水性の鍵になる土の団粒化が進み、土がふかふかになる。追肥等は薄く全体に行うことで更に微生物を育み、微生物の分解してくれた物質(無機に限らず)を植物達は安心して食し続けることが出来ることになる。私は、表層マルチと不耕起栽培の組み合わせが最も私の目指す農業に適しているような気がしている。

土づくり

2010-05-09 22:43:08 | 農業
土に大切なものは、・窒素・リン酸・カリウム と・カルシウム・マグネシウム、他に微量要素(・モリブデン・銅・亜鉛・マンガン・鉄・ホウ素・塩素)と言われています。
しかし土づくりにはただ単にそういう無機物を土に加えれば良いのではなく、有機物を如何にうまく利用し微生物達に活躍していただくかがpointになるのです!!
良い土とは・保水性があり・排水性がよく、・保肥力があり・溶存酸素量があり、・微生物量があることが五つの条件といわれており、それらは団粒構造をしている土の構造であったり、また全てのバランスが良いということであったりします。
窒素は植物の原形質構成成分であるアミノ酸,タンパク質,補酵素類,核酸,クロロフィルなどすべてにふくまれているもっとも重要な要素といわれていますが、リン酸は窒素同化を進める役割を果たし葉茎や根の伸長を助け開花や結実を促進し、カリウムは暑さ、寒さなどの環境の抵抗性や病害虫などに対する抵抗性を強めるといわれていて、カルシウムやマグネシウム、そのた微量要素もそれぞれ役割があり、それぞれがバランスよく機能することが大切なようです。誰もがいなければ駄目ですし、誰かだけが多くても駄目なのです。

朝陽

2010-05-08 21:13:07 | 環境
朝陽は何がしか生物達に良い影響を与えている気がする。
朝陽を浴び、昼間は活動し、夜にゆっくりと休むことで、人間はその能力を最大限に発揮できるともいわれている。具体的には脳の発育を促す“セロトニン”は、朝の光によって働きを高め、よく噛んで食事をし、昼間はしっかり体を動かすことによってもその分泌量は増え、活性化されという。日中に光を浴びると、夜間に“メラトニン”の分泌が増えることもわかっている。脳内で作られる“メラトニン”は、ホルモンの分泌を減らすといわれ、抗がん作用や老化防止の作用も持ち合わせる。
植物は概して朝陽で抑制、夕陽で徒長を促進するといわれており、朝陽は人間をはじめ多くの生きもの達にとって重要な役割を果たしているような気がする。

逆さ風景

2010-05-07 21:07:31 | 農業
この時期にしか目にすることができない風景がある。
でも同じ風景に巡り会うことはほとんどないことから考えるとまさに一期一会なのだろうと改めて思う。
その瞬間瞬間を大切に!!
出会いを大切に!!
様々な要因から学べるチャンスを大切に!!

天恵緑汁

2010-05-06 23:33:18 | 農業
私の天恵緑汁の作り方!
通常の天恵緑汁はヨモギをベースに作るのですが、私は芽かきしたトマト(脇芽)と黒砂糖で作ります。
一週間ほどで出来上がった発酵液は、酵母や乳酸菌の働きで葉面散布に最適なものになります!
同様の方法で果実と黒砂糖で果実酵素も簡単に作れます!こちらは実をつける植物に最適(生殖成長に)です。
暖かくなると何もかもがスピードアップになって、なかなか毎日ヘトヘトです・・・。

立夏に夏日!

2010-05-05 21:59:29 | Weblog
5月5日は子供の日、そして立夏!
立夏とは夏の始まり、そんな日に京都では真夏日を記録!
4月下旬までは涼しく、5月に入り急に好天が続き、6月下旬の気温に!
何とも日々の気温の変化に身体がついていかない。
何とも何とも!! !

思いは口にする

2010-05-04 20:40:08 | 循環
最近読んだ本に「思いは口にして、そして書く」と書かれていた。
夢や目標を実現する第一歩は、それを口にすることだそうだ。
言うは易くというけれど、言うこともためらっていると自分のやる気も高まってこないし、心の中だけで思っている限りは周囲の方々にヒントをいただくことも出来ない・・・ということで口にした方が夢や目標の実現の可能性は高まるという内容でした。
また、それを書き出すことは、常に自分でチェックをすることを可能にし、できればそれらに期限をつけておくことで常にそれらを意識することが大切だと書かれていました。
思う→言う→行動する  から
思う⇒言う⇒書く⇒行動する  へ
早速、始めています、読後すぐに!!!

人生は行動に報いる

2010-05-03 20:45:58 | 循環
最近読んだ本に「人生のシナリオは、行動で決定される。」と書かれていた。
なるほど、意思があっても他人に認識出来ることは、行動であり、またその行動によって生まれた結果のみであり、極端にいうと誰も他人の意思になんかは興味等もっていないということになる。
ということで「あなたが今のようになったのは、あなたのせいだ。」という記載についてもよく理解できる。
意図していても何も行動が起こせず、言い訳だけが上手な人生は、いつまでたっても自分の人生を他人事としてしか認識できず、少し淋しい人生になってしまう・・・気をつけたい!!