砂漠化とは、大量の雨水による土壌流出や大規模な灌漑による地表の塩性化、そして砂丘からの砂の飛砂を指します。
一方、化学肥料の多用は、もともと火山性の酸性土壌だった日本の田畑を更に酸性化させています。ほとんどの作物は、弱酸性から中性が生育しやすいと言われており、pHは、5.0~6.5範囲内が適正と言われています。土が極度に酸性化すると、作物は育ちにくくなり、さらに作物の成長に必要な必須元素の殆んどが金属であるため溶け易くなり流亡してしまいがちになるからです。その結果、毛細根の発達を阻害する事になり、そのことで微生物の棲み処も少なくなります。従って根の貧弱な作物は、乾燥や病害虫等にも弱く、花や実もつきが悪く、立ち枯れ青枯れなども併発しやすくなるのです。そうなると悪循環で殺虫剤、殺菌化学肥料等を多用しなくてはならなくなり、その結果かえって病害虫の天敵までも殺してしまい、より一層病害虫が猛威を振るう事になってしまうと思われます。
こうした悪循環を繰り返さないためにも、作物にとっては、土づくりがいかに大切な事であるかがいえるのではないかと考えています。
一方、化学肥料の多用は、もともと火山性の酸性土壌だった日本の田畑を更に酸性化させています。ほとんどの作物は、弱酸性から中性が生育しやすいと言われており、pHは、5.0~6.5範囲内が適正と言われています。土が極度に酸性化すると、作物は育ちにくくなり、さらに作物の成長に必要な必須元素の殆んどが金属であるため溶け易くなり流亡してしまいがちになるからです。その結果、毛細根の発達を阻害する事になり、そのことで微生物の棲み処も少なくなります。従って根の貧弱な作物は、乾燥や病害虫等にも弱く、花や実もつきが悪く、立ち枯れ青枯れなども併発しやすくなるのです。そうなると悪循環で殺虫剤、殺菌化学肥料等を多用しなくてはならなくなり、その結果かえって病害虫の天敵までも殺してしまい、より一層病害虫が猛威を振るう事になってしまうと思われます。
こうした悪循環を繰り返さないためにも、作物にとっては、土づくりがいかに大切な事であるかがいえるのではないかと考えています。