百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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以前は「大しめ縄」はみんな(氏子)で編んだものだった。しかしもう数年前から出来合いのポリプロピレン製のものになっている。
昔は藁を選んで揃えて、木槌で打って柔らかくして、締めながら三本の縄状にして巻いていったものだった。腕がパンパンになる程疲れたもので、通常の縄は右回りの巻きだが、しめ縄は左回りで巻くのが特徴だった。
しめ縄の「しめ」には、神様の占める場所という意味があり、「しめ縄」は神の領域と現世を隔てる結界となり、その中に不浄なものが入らない為だという。
御幣(ごへい)や紙垂(しで)は前日までに準備しておき、大しめ縄の上に御幣を青竹の杭で差し込み、榊に紙垂を垂らし荒縄に添える。
古き良き習わしをどう後世に伝えていくか、まだまだ模索は続く。

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「腐る」
「腐らない」
その違いはどこにあるのか?
おそらくバランスの問題なのではないだろうか?
何かが多かったり、少なかったり、
バランスがとれていると

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「山茶花」
三重の飯南の粥見の茶畑の民家にある
「山茶花」は推定樹齢120~150年、樹高約11メートル、幹まわり約1.5メートル、枝はり南北約15メートル・東西約12メートルの大木。
地元の氏神様のご神木となっている。
毎年、11月から12月にかけて綺麗なピンクいろの花を咲かせ、後ろにある銀杏の黄色のコントラストが見ものと言われているが、道が細く狭い為、花盛りの頃はこの樹の下まで来ることはほぼ困難。

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小寒  


「小寒」
まさしく「寒の入り」
本格的な“冬”を迎える
寒いのは構わないが、外の作業は思い通りに進まない
しかしこんな「寒の入り」だからこそ
農家にとっては、いろいろな仕込みの時期で大切であったりする

手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もあるといわれ、この時期に仕込んだ「水」は雑菌が少なく真夏でも腐らないと言われている。また、寒の水でついた餅を「寒餅」と呼ぶ。寒の水を用いてこの時期に「仕込んだ」酒、醤油、味噌は、寒の水で雑菌も繁殖しにくいうえ、麹菌の力もしっかり発揮させることができ、発酵もゆっくり進めることができるため、味に深みが出ると言われる。

良いこともあれば、悪いこともある。
悪いことばかりではなく、この時期だからこそ、この「寒さ」を用いた良いことも沢山ある、なんとも自然は「ありがたい」

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「正月行事」のひとつに、読書が挙げられる。
というのは、普段はなかなかまとまって時間が取れない為、「正月」ぐらいは少し時間をとって「読書」をしたいという思いで、以前から「正月」前(年末)に本を溜め込む(買い込む)ことにしている
本は溜め込んだからと言って、意識しないと読めないものだが、最近はTVもあまりおもしろくなく、映画もあまり観に行きたい作品がないので、「正月」はしっかりと時間をとっていろいろなタイプの本に目を通すことができる
今回のテーマは・地方創生・働き方・日本の未来・禅 になるのだろうか
また、今年はじっくり腰を落ち着けて「立花隆」を読んでみたい。昨年は多くの偉人が亡くなった、彼はその中の一人だが「生物」から「宇宙」、「癌」から「臨死体験」まで広範囲に及ぶ徹底的な取材で疑問を掘り下げていく、あくなき探究心は、最終的には「生かされている」「死ぬまで生きる」「常に思考する、こたえはひとつではない」という言葉を残した
そんな「知の巨人」に今一度ふれてみたいと思っている

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山師  


「山師」とは、もともとは鉱山経営者のことをいったという。
その昔、徳川家康は、江戸幕府の財政を確立するために鉱山を重視し、「山例(さんれい)五十三箇条」を定めて山師に特権を与えたとまでいう。
その後、林業が盛んになり、山は鉱山というより、植わっている木々によってその価値は判断されるようになり、山を持ち植林をして、山林の買い付けや伐採する権利や請け負う仕事をする人のことをいうようになまたという。
普通「師」というと、「教えを説く人」のように思うが、そんな中、「山師」は「詐欺師」のように言われたり「博打うち」なように思われがちなのは、「山」や「木」が価値を持ち、以前は「高く売れた」、その時代を写し出していたからのようだ。

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