百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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「悪いインフレ」とは・・・
「良いインフレ」は景気の拡大にともない緩やかに物価が上がる経済現象のことで、景気が拡大して収入が増えているのなら、多少の物価は上がってもあまり気にならない。
対して「悪いインフレ」とは、景気はさほど良くならなず、収入も増えないにも関わらず、それ以上に物価ばかりが高くなる経済現象のことで、仮に、収入が全く増えない状態で年率10%のインフレが続くとしたら7年で物価は2倍。生活は相当苦しくなる。また収入が増えたとしても、物価の上昇スピードがそれより高ければ同じことになる。
日本においてはアベノミックスが好景気を維持しているかのようにみえているが、このデフレが「悪いインフレ」を呼び起こし、この状況から脱するにはなかなか難易度があるという経済学者も数多くいる。
というのはデフレによって非正規雇用が増え、好景気になっても「少子高齢化」にともなう労働力不足が原因による国内の生産能力の低下が結果モノ不足を喚起し「悪いインフレ」へ導くという。
「日本において今後、社会保障費が拡大し続けるなら、2060年には消費税率が60%になっていないといけないという。」
「日本の銀行の資産は、日本国債に偏りすぎている。国債金利は常に変動し、これに伴って国債価格も上下している。そのため、国家が破綻することはないにしても銀行は簡単に破綻する」
われわれは現代の金融政策は政府のミスだということは簡単だが、このミスによって今後の未来を台無しにするわけにはいかない。
われわれはわれわれの責任で輝かしい未来の礎をそろそろ築き始めないわけにはいかない。


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