百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

大寒

2019-01-20 21:03:06 | Weblog
今日から「大寒」
第七十二侯『鶏始乳』
「にわとりはじめてとやにつく」
大寒(1月20日から2月3日)は二十四節気の第24番目にあたり、一年で最も寒い季節となる。中でも1月30日から2月3日までは、七十二候の第72番目にあたり、鶏が卵を産み始める時期ともいい、この時期の卵を食べると健康に良いと言うだけではなく、“金運”にも・・・という噂もあるという。
この時期だから仕込む、お酒やお味噌は勿論のこと、お水も健康に良いということは昔から言われているが、卵を食べると“金運”がつくとはなんとも、なんとも。

ゲノム編集食品

2019-01-20 07:50:45 | Weblog
欧州司法裁判所(ECJ)は昨年7月25日、種が元来持つ特定の遺伝子を科学的に改変させる「ゲノム編集(Gene Editting)」により開発した作物も、従来の遺伝子組換え作物(GMO)と同様に規制の対象とすべきとの判断を下した。ゲノム編集を、遺伝子組換え技術と同様に規制すべきではないとの声もあるが、それに対して欧州司法裁判所は厳しい見方を示したわけだ。
そんな中、日本の厚労省の専門部会は「ゲノム編集(Gene Editting)」食品については届出のみで販売を認める報告書を昨日提案したという。
おそらくこの3月には食品衛生法上での結論を出し、来年度には市場に・筋肉が通常より大きな真鯛・沢山収量のあがるお米・血圧上昇を抑えるトマト・黒くならないマッシュルーム等が登場することになるようだ。
ゲノム編集という技術を用いることで品種改良がより簡易に出来るようになったといえばそれまでだが、自然界で起こりにくい現象を人間様の勝手な思惑だけで自由自在に扱って良いのだろうか?
日本は昨年6月に閣議決定した『総合イノベーション戦略』の中で、ゲノム編集技術を、特に取り組むべき主要分野と位置づけているが、進もうとする国々と進まないと判断した国々のどちらの未来が明るいか、原子力発電の二の舞にならぬようにもう少しよく考えてみても良いのではないだろうか?