座頭市物語

フジテレビ開局15周年記念番組
「座頭市物語 のるかそるかの正念場」
制作 フジテレビジョン （株）勝プロダクション
の脚本をみる機会に恵まれた。
15周年ということは、1974年ということになるのだろうか。

監督が森一生（もり かずお）
脚本が高岩 肇「たかいわ はじめ）
撮影が森田富士郎（もりた ふじお）
美術が太田誠一（おおた せいいち）
音楽が富田勲（とみた いさお）

なかなか素晴らしいメンバーの方々がTVドラマを撮られていたことに改めて驚く。
当時、大映が倒産（1971年）し、所謂五社協定がほぼなくなった状況で、映画関係者は俳優陣も含めて映画の世界で生きていくのか、TVドラマの世界で生きていくのか、また全然異なる世界を目指すのか、みなさん相当悩まれたことだろう。
そんな状況の中、TVドラマは日々量産され、庶民の期待に応えて、“日本の元気”を支えてきたのだろう。
これから“日本の元気”を支えるものは何になるのだろうか？