ウラン・プルトニウム混合酸化物とは、つまりMOXのこと。
通常、原子力発電にはウランを燃料に使用するが、使用済みの核燃料の中に含まれているプルトニウムを再利用し、核燃料のプルトニウム濃度を高めたものをMOX(Mixed OXide)燃料という。
2010年末時点でプルトニウムの保有量が約45トンにのぼっている我が国は、プルトニウムの消費(処理?!)を目的にMOX燃料の使用を検討、炉心全てにMOX燃料を使うという世界に例のない原子炉の建設を現在、あのマグロの町「大間」で進めている。
実験炉ではなく、実証炉の段階も踏まえずにフルMOXに無謀にも挑もうとしているのだ。
フルMOXを始めなければ、プルトニウムの消費は全く進まない、しかし始めると今度は処理の目処の立たない使用済みMOX燃料が一方的に増える、どちらも間違いだという誤った選択をしようとしている。立ち止まり、過去の反省から学ぶべきものはあるはずなのに。
通常、原子力発電にはウランを燃料に使用するが、使用済みの核燃料の中に含まれているプルトニウムを再利用し、核燃料のプルトニウム濃度を高めたものをMOX(Mixed OXide)燃料という。
2010年末時点でプルトニウムの保有量が約45トンにのぼっている我が国は、プルトニウムの消費(処理?!)を目的にMOX燃料の使用を検討、炉心全てにMOX燃料を使うという世界に例のない原子炉の建設を現在、あのマグロの町「大間」で進めている。
実験炉ではなく、実証炉の段階も踏まえずにフルMOXに無謀にも挑もうとしているのだ。
フルMOXを始めなければ、プルトニウムの消費は全く進まない、しかし始めると今度は処理の目処の立たない使用済みMOX燃料が一方的に増える、どちらも間違いだという誤った選択をしようとしている。立ち止まり、過去の反省から学ぶべきものはあるはずなのに。