百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

タンパク質分解酵素

2007-09-01 22:00:42 | 料理
パパイヤやパイナップル、キウイにはタンパク質を分解する酵素が多く含まれています。この酵素達は、たんぱく質をアミノ酸に分解します。
キウイやパイナップルを肉料理に使うのは肉を柔らかくするためで、肉のたんぱく質が分解酵素によって分解されるからです。
このタンパク質分解酵素は、肉を柔らかくするのと同様に、人間の傷ついた細胞や古い角質、しみなどもとりのぞく(分解する)ことができるようです。
食材に含まれる食物酵素は、火を通さない生の食べ物に多く含まれています。
酵素の中でも消化酵素、代謝酵素は潜在酵素(せんざいこうそ)と呼ばれ、体内で自然に作られる体内酵素です。酵素は、味噌、しょう油、漬物、納豆、ヨーグルト等の発酵食品にも多く含まれており、生の食品や発酵食品など、酵素がたっぷり含まれたものを食べると、食物そのものに含まれる酵素が消化の働きを助ける為、体内の消化酵素を節約して健康維持に欠かせない代謝酵素を十分に作ることが出来るといわれています。
発酵は、微生物およびそれらの酵素が有機化合物を分解、人間にとって有益な物質をつくりだす現象で、腐敗は人間にとって有害なものがつくりだされる現象のことで、ここにも酵素は有効に作用しているのです。