百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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昨年末、韓国ソウル大学の胚性幹細胞
を巡る騒動は、ある意味で国家の威信
にかけた国家プロジェクトであった為、
研究成果が捗々しくなかった故の“ね
つ造”だったのかもしれませんが・・・。
パーキンソン病、心筋梗塞、白血病、糖
尿病など様々な病気の治療への応用が
期待されていたES細胞は、失われた
細胞を再生して補うという新しい治療
法(再生医療)への応用が期待されてい
ました。
こういうとすごく簡単な研究のように
聞こえますが、細胞を人間の思うがまま
にというのは大変なことで、あの有名な
ドリー(96年英国生まれ、世界で初めて
の体細胞クローンで生まれた哺乳類の羊)は
2003年2月に一般の羊の寿命の半分で安
楽死させられたといいます。老化が早く、
若いのに肺や関節炎を患っていたようで
す。
遺伝子組替え等もそうですが、理論はい
くら進んでも現実のバイオ技術が何処まで
進むか、またその将来は何年先、何十年先
、何百年先まで見据えながら進化させるか
、国の枠を超え人類としてさまざまな視点
から真摯に議論を繰り返し、決して後悔の
ない結論を導き出すべきでしょう。




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