倒木更新・・・『雪におおわれた北海道の森の中では、
倒木の上でしかエゾマツの種は育つことができない。』
といわれている、たくさんの種子を野に放っても、笹
や霜や雨に邪魔されてなかなか育つことが容易ではない
・・・そんな中で倒木の上に落ちた種子だけはしっかり親の
栄養を吸収しながら育つことが出来る。親が身を呈して
子の成長を支えるという子孫繁栄のサイクルの象徴のよ
うに語られることがあるが、その若木の根はしっかり親を
抱きかかえるように張り巡らされる。親は子を思い、子は
親を思う、決してひとりで生きているんじゃない。いろ
いろな人やモノや環境に支えられて生きている・・生か
されているともいいますが・・ことに気付く瞬間がそこ
にはある。
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