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暮らしの菓音vol.3 「会場」



「そういう方は、人生を楽しめる人ね」
先日、お客様から頂いた菓音のご感想を話し合っていた時のこと。
毎回スタッフとしてお手伝い頂いているIさまがおっしゃった。
ちなみにIさまは親の世代くらい目上ながら、私を精神的にも実質的にも支えて下さる要のお方。

「ドルチェ倉庫を出てすぐ車。じゃなくて、
 駐車場までの歩いてる時間がまた余韻に浸ってる感じがしてわたしは好きです。
 前回もそうでしたが、暮らしの菓音から帰るときは感慨深いというか、
 いろいろなことを噛み締めるように考えながら帰ります」

菓音が終わった後にお客様から頂いたメール。
主催側としては、会場と離れた臨時駐車場まで歩かせるのが申し訳ないという気もないではないのだが、
そういえば前回も「駐車場まで歩いていたら沈丁花の香りがしてとても良かったです」
というご感想を頂いた。
「間」を、面倒臭いと思うか、満喫できるか。それも人それぞれ。余韻を楽しむことが出来るって素晴らしい。



一朝一夕で醸すことは絶対出来ない。それが場の空気や雰囲気というもの。
15年間も手入れをされ活用され続け、地域の人に愛されてきたドルチェ倉庫の雰囲気。
そもそも自宅を公に開放するって、簡単に出来ることではない。
ドルチェ倉庫オーナーさんご夫婦への感謝と敬服は言い尽くせません。



「大きな会場でないことがとても贅沢に感じました」
「とてもあたたかな雰囲気でよかったです」
「スタッフの皆さんが笑顔で接して下さり子供連れでも安心できました」


午前中の準備を終えて、お昼を食べる前にご紹介がてらミーティング。
今回も半分は初参加の方。私は全員顔見知りでも他の方はお互い他人同士。
三回目ともなるとスタッフの方々も多少顔見知りになるけれど
普段の職場や自分の家族と離れた場所で知らない人と協力し、ひとつのコトを成す。
まるで「お祭り」のようだ。

 



この写真はオーナーさんでないと撮れないアングル。
ドルチェ倉庫向かいのオーナーさんの本宅2階から撮影して下さった。



ここだけ時の流れが止まったようなレトロな空間。
この町にこの場があって本当に良かった。



「皆で歌えて良かったです」

「歌うこと、声を出すことが気持ち良かったです。顔を見て、手から手の販売はやっぱりいいですね」

「とてもいい時間を過ごすことが出来ました。 最後の歌が本当によかったです。
 ”上を向いて歩こう”が始まったとき、なんだか涙が出そうでした。
 というか必死にこらえてました。何の涙かは自分でもわからないし上手く言えないですが、
 ひとつの感情だけじゃなくて、いろいろな感情が入り混じったなんとも言い表せない気持ちになりました。
 楽しい時間をありがとうございました」

「またの開催を楽しみにしています」


アンケートやメールでご感想をお寄せ下さった皆様、
そして様々な形でご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。
特に上記の「いろいろな感情が入り混じったなんとも言い表せない気持ち
私も上を向いて歩こうを歌っている時同じ気持ちを抱きました。

チャリティセットお買い上げのお客様から頂いたご感想↓
 「お菓子に込めた愛情、思いが伝わってくる「いのち」を感じるような、
  やさしくておいしいお菓子でした。
  杜屋さんのお菓子を通して東北の方々の力に少しでもなれるのが大変嬉しいです」

ゆっくりと、でも確実に次へ向けて歩を進めたいと思います。
ご感想やご提案などはいつでもお気軽にお寄せ下さい。

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