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永人のひとごころ
大谷翔平語録㊹ジャッジは「打席のクオリティ―が高い」
谷翔平語録㊹
ジャッジは
「打席のクオリティ―が高い」
もう一人、忘れてはいけないライバルがいる。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手だ、2022年のオールスター戦では、ア・リーグ代表選手としてチームメイトになった。1番の大谷と2番のジャッジは試合前の両軍の整列時、隣り合わせになっている。
「見るからに大きいし、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン選手もそうですけど、ああいう選手はやっぱり威圧感のある体をしています。それに見合うだけのパワーとか、スピードとか、すごいなと思います」
実際に公式戦で戦った上で、技術の高さも感じ取っていた。
大谷とジャッジのMVP争いが白熱していた2022年8月末、ヤンキースとの3連戦があったのだが、大谷とジャッジは本塁打を打ち合った。その時、改めて打者ジャッジの凄みを表現した。
「ホームランもすごいし、今日も2個四球を取っていたり、しっかりアットバット(打席)のクオリティ―が高いなというのが一番安定していい成績が残る要因と思うので見ているだけでも勉強になるし、やっぱり素晴らしいバッターだなと思います」
ジャッジは大谷との『MVP対決』を終えても本塁打を量産し続け最終的には62本塁打を記録。
61年ぶりにア・リーグ記録を塗り替えた。
ジャッジは記録が近づくに連れ、それを意識せざるを得ない状況になっていただろう。プレッシャーの度合いに違いはあるかもしれないが、本塁打王を意識して2021年シーズンの終盤を戦っていた大谷の状況と似ていたのではないか。それでも打ち続けたジャッジに、大谷は改めてリスペクトを示している。
「野球ファンとして、勿論60本打ったのは見ましたしファンとしてはもっともっと見たいなというのは率直なところなので、僕もバッターをやっていますけど、なかなかああやって打てることはないので参考にしていますし、勉強になると思います」
「MVPどうのこうのというより、選手としてジャッジを毎日見ていましたし、また打ったな、また打ったな、と楽しませてもらった人間の一人だと思います」
野球選手として高みを目指すためにライバルの存在は欠かせない。
ゲレロやジャッジとのタイトル争いは、大谷の野球選手としての質をより一層高めたに違いない。
(永人註)
大谷選手の話ことばを著者は忠実に再現したものであることは間違いないが、正しい日本語としては非常に話しづらいし、書きづらい、したがって本日からは永人において標準語に直した形で表記したいと思う。
この旨を大谷選手本人にも、著者の斎藤庸裕氏にもご理解いただくよう願いたい。
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