goo

大谷翔平語録㊶理想の打者理想の打撃

大谷翔平語録

第2章・不可能を可能にする

十・理想の打者・理想の打撃

 「しっかりとしたスイングでいい打球を広角に打てるというのがいいバッターじゃないかなと思いますね

 メジャーリーグ屈指の名門球団として知られるニューヨーク・ヤンキース。
多くの日本人選手がこの伝統ある球団で活躍してきた。大谷はおなじ左打者でパワーヒッターである松井秀喜氏(現ヤンキース特別顧問)に憧れ、長打力を武器にメジャーリーグに挑戦した。
そもそもなぜメジャーに挑戦したいと思ったのか。きっかけを問われ、明かしたことがある。
いつか、もっともっとうまくなった一番高いところでやってみたいなと思うのが普通かなとは思うので、徐々にそういう風に考えるようになったというところと、テレビで見ていたら松井さんとイチローさんが断トツで多いので、そのゲームはよく見る機会はあったのかなと思います

 イチロー氏がメジャーデビューした2001年、大谷少年は7歳だった。
そしてイチロー氏はいきなり首位打者、最多安打、最多盗塁、新人王などタイトルを総なめし、リーグMVPに輝いた。松井氏は2003年、読売巨人軍からヤンキースにFA移籍。タイトル獲得こそなかったが、1年目から3年連続で全試合出場し打率3割前後の高打率をマーク。3年連続100打点以上を記録する等、勝負強さが光った。この時、大谷は9~11歳だった。

長打も打てて率も残せるのがベスト

 少年時代、野球に没頭しているころ、海の向こうで活躍している日本人メジャーリーガーの姿が目に焼き付いていた。特に松井氏は2009年にワールドシリーズMVPを獲得する等、「強豪チーム」の主軸として大活躍していた。
大谷少年のヒーローだったに違いない。
2021年7月4日、大谷はその松井氏が保持する日本人シーズン最多本塁打数(31本)に並んでいる。

小さいころから見ていた、憧れていた選手に並べたというのはすごいうれしい。ただ、まだ前半なので一本一本積み上げていけたら

3日後の7月7日に32号本塁打を放ち松井氏の記録を更新。

子どものころからずっと見ていたので、光栄だなと思います」と同じようにコメントした。続く


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )