小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

カルフォルニア滞在記2(サンフランシスコを訪れて)

2018-05-08 | 旅行

サニーベイルを出発した時は真っ青な青空でも、1時間ほどハイウェイを走り、サンフランシスコ
に着く頃はあのカリフォルニアの真っ青な青空はどこへと不思議なくらい、お天気は変わっていま
した。サンフランシスコは「霧の町」としても有名で、お天気が良く変わるのだそうです。

サンフランシスコ科学博物館
1日目は長男家族と、まずサンフランシスコ科学博物館に行きました。館内には地下に水族館、
1階からは展示室となり、様々な科学に関する体験も充実していて、プラネタリウムも完備されて
いました。海中の生物たちの生態の話だったようで、私はリクライニングシートの気持ちよさと、
子守歌のように聞こえてくる英語に、思わず睡魔に襲われてしまいましたが・・・。

ドーム型の熱帯雨林園では蝶や鳥が放し飼いになっていて、中に一歩踏み入れたら、何か懐かしい、
あっ!この湿気、日本の空気のようだと思いました。

フィッシャーマンズワーフ
ここは、サンフランシスコを代表する人気の観光スポットで、たくさんの人でにぎわっていました。

湾に突き出たスポット「ピア39」あたりは、波止場らしい雰囲気を残しながら、シーフードの屋台
やショッピングモールなどが軒を連ねています。

ゴールデンゲートブリッジも見ることができます。




アルカトラズ島
アルカトラズ島は、フィッシャーマンズワーフ沖3キロメートルのところに浮く島で、断崖絶壁なうえ
に、この島を取り巻く海は速い潮流と低水温、脱獄不可能な連邦刑務所があった島ですが、今では
サンフランシスコきっての観光スポットになっています。
島内は限られたスペースなので予約でしか行くことができず、長男が数か月前からチケットを予約し
ておいてくれました。



アルカトラズ島行きのフェリーから、サンフランシスコの街を望む

この島に渡り、島内をオーディオガイド(各国の言語がありました)に沿って、ツアーで回ることが
できます。

私は、刑務所と聞いていたので気が進まなかったのですが、このオーディオツアーを聞きながらセル
ハウス(刑務所)を歩いていると、暗い側面だけではなく、ミステリアスな脱獄を企てた痕跡や、こ
の独房から世界的に有名な鳥の研究者が出た話、常に絵を描いていた囚人など、ひとつのドラマのよ
うで、数多くの映画や本のテーマにもなったことなど興味深いと思いました。

刑務所官史クラブ跡            監房の間を走る中央通路でブロードウェイと呼んでいる

ケーブルカー
観光案内所でチケットを購入して、この近くから発車するケーブルカーに乗り込みます。
ターンテーブルでケーブルカーの向きを手動で変えて出発です。

ライディングボードと言って立ち乗りすることもできますが、ここは坂の町しっかり捕まらないと振
り落とされてしまいそう、もちろん私は椅子席の車両でゆっくり外の景色を楽しみました。

ケーブルカーを途中下車して、坂道を上り、パリのノートルダム寺院がモデルと言われているゴシッ
ク建築のグレース大聖堂を時間の都合で外から眺めました。

サンフランシスコは言わずと知れた坂の町、停車しているどの車もハンドルを切って前輪を斜めに
駐車していました。


1日目は長男家族と2日目は夫とサンフランシスコで過ごしました。サニーベイルに戻るのには、サン
フランシスコとサンノゼを結ぶ列車カルトレインに乗って帰ってきたのですが、チケットを買うのに
四苦八苦、日本のように行先ボタンを押す券売機と違い、時間やらゾーンの選択やら、聞くのにも駅
員はいないし、いつも長男家族に頼っていたことを反省したのでした。

コメント (4)
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