小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今、向日葵ですが・・・

2009-09-30 | Weblog
友人から背の高くならない向日葵と言って、種をもらったのが2年前。去年も今年も9月の彼岸頃から咲き出しました。花の大きさは子供の手のひらサイズ、葉の色はシルバーグリーン、背丈はやっと4、50センチ。発芽率がよくて、今年は庭のあちこちで可愛い黄色い色が咲きました。
いつまでも「背丈の低い向日葵」と呼ぶのもかわいそうと、名前をネットで調べてみたら、なんと向日葵の種類は100以上もあるのだそうです。すべての画像を確認してみました。もう100種類もあると名前の付け方も多岐にわたり、思わず吹きだしてしまうものもありました。「ゴッホのひまわり」から始まって「モネのひまわり」「マティスのひまわり」「ゴーギャンのひまわり」と名画がすべて向日葵の名前になっているのも面白いと思いました。きっと品種改良も盛んなのでしょう。
で、我家の向日葵の名前ですが、100種類の中から見つけることはできませんでした。「ミニひまわり」「ジュニアひまわり」はあったのですが、そっくりというほどではありませんでした。
そこでは我家の「背丈の低い向日葵」に、ぴったりの名前をつけてみようと思ったところです。
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萩の花の寄せ植え

2009-09-25 | ガーデニング
「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざに少し無理を感じてしまう、汗ばむほどのここ2,3日でしたが、陽が沈む頃の虫の音や透き通るような月夜に、秋の最中(さなか)であることを感じます。
この連休に鎌倉を訪れましたが、すでに萩の枝はたわわに繁り、萩の花はその咲きほこる花の盛りを終えたように見えました。
この秋の七草を代表する萩の花を我家にも迎え入れたいと思い、今年はタカノハススキと江戸絞りという品種の萩を寄せ植えしてみました。白地に紅絞りの花は、萩にしては花房が大きく、今年は少し遠慮がちに咲いてくれました。一方タカノハススキは今だ花穂をつけてくれません。秋の深まる頃に期待してみましょう。
 
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観賞用ゴーヤは・・・

2009-09-18 | ガーデニング
ひと夏、東側の窓に取り付けたグリーンカーテンは、そろそろ葉も黄ばみだし、日除けの役目も終わりに近づいています。ゴーヤはひと夏で5本の収穫でした。一方フウセン蔓は数えくれないくらいのフーセンをつけてくれました。
最後のゴーヤは、観賞用にと、ぶら下げたままにしておいたのですが、なんとだんだんゴーヤの実の下から黄ばみ始め、実がすっかり黄色からオレンジ色に色づいたと思ったら、ついにその実を弾けさせて、中から真っ赤な種が顔を出しました。
南の国のゴーヤを始めて見た時の驚きは、まるでカメレオンの背中のようだと思ったのですが、その時の驚きにも増して、ゴーヤの最後の姿は、形といい色といい、まるで深海の生き物のようなと感心してしまいました。
今までの武骨な姿から解き放されたように自由に、ゆらゆらと揺れていました。
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ヤブラン

2009-09-12 | ガーデニング
大きなツワブキの葉とギボウシの葉の狭間で、葉の間に隠れるように紫色のヤブランの花が咲き出しました。咲き始めは薄紫色の花も、空が高くなり空気も澄んでくると、日毎に深い紫色に変わり、これからの季節咲き続けます。ひっそりと咲き、華やかさはないけれど、ひとつひとつの花弁はまぁるく、それはよく見ると優しく愛らしい雰囲気を持っています。葉はつややかな斑入りで(野生のものは深緑をしています)秋が深まるまで、長く咲き、花後は、小さな黒紫色の実が結集します。しばらく楽しめそうです。
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季節を感じて 風知草

2009-09-07 | ガーデニング
この夏もまた、涼しげに、なみなみとした緑をしなやかに揺らしていた、風を知る草「風知草」ですが、朝夕の冷えを肌で感じる頃になると、全体に黄色がかって、さわさわとした葉の勢いがなくなってきたように思います。
イネのような花穂もつけはじました。風知草は、今年がどんな夏であったとしても、その季節の変わり目を律儀に感じ、ひと夏玄関を涼しげに飾っていた役目を今終えようとしています。
また、秋が深くなるとすっかり黄色くなって、やがて葉も枯れてしまいます。冬の間痕跡のない鉢ですが、春になると芽を吹き出して、初夏から夏にはまた涼しげに玄関を飾ってくれます。この風知草のサイクルが季節を感じ、また風情をもたらしてくれるのでしょう。
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西洋朝顔

2009-09-04 | ガーデニング
秋になっても、その勢いはほぼ夏と変わらず、かえって気温の低さとともに一日中咲いている朝顔「西洋朝顔」。春に苗を一株植えてみました。ぐんぐん伸びていく蔓を、軒先まで伸びてくれたらいいなと頼もしく思っていました。ただ蔓は延びても、花はなかなか咲かず、開花には時間がかかり、ほどなく軒先を越えたあたりから咲き出しました。伸びた蔓の先に、房のように花をたくさんつけます。そして軒先どころか、蔓はどんどん上へ上へと伸び続け、戸井を伝い、ついに2階のベランダの手すりまで達してしまいました。もう少し慎み深くてもよかったのにと、その奔放ぶりに、蔓の誘引に大いに誤算があったことをすでに遅しと、ただただ見上げているばかりです。
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