小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ニューヨーク滞在記⑤ 食事編

2015-07-29 | 旅行

ニューヨークに滞在中、外出以外は長男の自宅で日本と変わりない食事を摂ることができました。
和食の素材がほとんど揃うスーパーが車を使うと比較的近くにあり、若干値段は高めのようですが
あまり不自由は感じないようでした。納豆もお豆腐も青菜のお浸しもいただきました。

外で食べるとなると、圧倒的にイタリアンのお店が多かったように思います。
特にピザは種類も多く、ピザの箱に、コーヒーカップを抱えて歩いている人が多いのは、
日本で言うコンビニでおにぎりなどのランチを用意しているのと変わりないなと思いました。

サラダのピザ

                            ベイクド・ターキーのピザ

ただ、ハンバーガーは添えのフライドポテトは手がつけられないほど、量は多いと思いました。

                            食べ応えのあるBBQのハンバーガー
ハンバーガーは、家庭でもBBQのハイライトとしてもよく作られるのでしょう。
スーパーでハンバーガー用のパテ類、バーガー用のバンズなど品ぞろえも豊富でした。

レストランなどは、どれも量が多く、夫と二人ではサラダもメイン料理も1品ずつ、シェアしたいと言うと、
どのレストランも快くお皿を2つ用意してくれました。

出かけた折に孫たちに買ってきたケーキ、日本のような繊細なケーキがなかなか見つからず、
ほとんどがドーナツとカップケーキ類、子供が喜びそうなケーキはこんな色と形で、
味も底抜けに甘く、お菓子の香りも独特で、どれも少し味を見ただけでギブアップ、
長男のところでも、ケーキはほとんど手作りをしているという話にもうなずけるものでした。

マンハッタンの日本食レストランで「うな重」を食べました。
味は?これもうなぎと思えばボリュームもあって美味しいものでしたが・・・20ドルぐらいだったと思います。
やはり、日本食は人気があるようで、どこも満席で箸を使って美味しそうに和食を食べていました。

さすが無形文化遺産に登録された和食、そのおいしさは国を超えて人気があるようでした。

 2週間余りの滞在期間、スケジュール的にはあまり強行でもなかったのですが、
時差ボケが思ったより長くかかりました。やはり、年齢的なこともあるのでしょう。

備忘録のつもりで綴った今回の旅行記でしたが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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ニューヨーク滞在記④ マサチューセッツ州バークシャー地方へ小旅行

2015-07-25 | 旅行

息子の週末を利用して、マサチューセッツ州バークシャー地方まで、1泊の小旅行に出かけました。
場所はボストンの西部、ニューヨークから3時間ほどのドライブでした。

ニューヨーク州とコネチカット州の境をひた走りに走ります。
道沿いには川や滝、あふれるほどの緑があり、途中、18世紀初頭に栄えた街ケントを通ります。
ギャラリーやアンティークショップが軒を連ね、なかなか雰囲気のある街でした。

まさに夏本番といっても、ギラギラする太陽ではなく、日本の5月のような爽やかな風の中、
寄り道をしながら、マサチューセッツ州西部バークシャー地方の大自然の中にあるホテルに
着いたのは夕方近く。
コンドミニアム・ホテルは広くとても居心地がよかったのですが、
実は私はここで体調を崩し、ベットに倒れこむように寝る羽目になってしまいました。


翌日はすっかり体調も回復し、あらためてホテルの外の景色を眺めると、なにか途方もないほど大きな自然の中に
放り出されてしまったような、不思議な気持ちでした。



ここバークシャー地方は、ボストン交響楽団が行う夏のタングルウッド音楽祭の会場にも近く、
またアメリカの画家ノーマン・ロックウェルが「ニューイングランドで、そしてアメリカで最も素晴らしいところ」と
称賛して居を構えた場所でもあります。

ノーマン・ロックウェル美術館
ノーマン・ロックウェルが活動の拠点としていたこの地に美術館がありました。

その作品は、人間味あふれるアメリカ人の姿を描き、アメリカ人の心を捉えたユーモラスで、
ほのぼのとしたポップ・アートが集められていました。

豊かな表情とその庶民性に、絵に描かれた人物はとても近くにいる人のように思えました。

印象に残ったのは、人種差別的ないたずら書きの中、トマトが投げつけられた壁の前を連邦保安官に
守られながら通学する幼い黒人少女の姿で、社会性を強く訴える作品も残していることでした。

ノーマン・ロックウェルのアトリエも移築されたこの丘は、深い緑と広い芝生に囲まれていました。

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ニューヨーク滞在記③  ブロードウェイミュージカル

2015-07-23 | 旅行

ニューヨークを代表するタイムズスクエアは、ニューヨークのエンターテイメントの中心地と言われています。
ビルの外壁の派手な広告や巨大なディスプレイ、そしてネオンサイン。
華やかさと賑やかさと喧騒、それらが凝縮したような街とでも言うのでしょうか。

タイムズスケア交差点付近


このタイムズスクエア周辺に、ブロードウェイミュージカルシアターが集まり、いろいろなミュージカルが
上演され、しかも連日超満員なのですから、どれだけの世界の観光客が集まってきているのかと思います。


まぁ、私たちもご多分に漏れず、ミュージカルを観るためにやってきたのですが、
チケットはいろいろな入手方法があり、割引当日券を買うという方法もあるようですが、そこはおのぼりさん!
劇場の周りで右往左往する危険は避けて、ネットでeチケットを購入、劇場に直行しました。


演目は、今年のトニー賞でリバイバル作品賞を受賞した話題の渡辺謙主演の「王様と私」を観たいと
思っていたのですが、すでにチケットは完売。そこで、「マチルダ」を観ることにしました。



意地悪な大人たち(両親や校長先生)に育てられる、IQの高い少女マチルダが、仲間となってくれる友達や
先生と一緒に、無理解な大人へ立ち向かう強さと勇気といった話なのですが、
とにかく楽しい!細かい会話はもちろんわからないのですが、歌も踊りも観客も一体となって笑い、涙する世界!
思いっきり楽しませてくれました。

絵本から抜け出したような舞台

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ニューヨーク滞在記② 大きな美術館と小さな美術館 フェルメールを訪ねて

2015-07-20 | 旅行

ニューヨークの代表的な美術館と言えば、メトロポリタン美術館。この美術館をくまなく観て歩くのはもちろん無理、
もう欲張らずに観たい作品に絞ってと思い、3年前に見落としていたフェルメールの作品を中心に訪れました。
すでに夏休みに入っているのでしょうか。美術館の前は若い人たちでいっぱいでした。
入念な持ち物検査があって入館します。

美術館内の地図を片手に、気になる作品を探しながら観て回るのですが、何といってもそのギャラリー数は
世界最多、しかもヨーロッパ絵画だけでも30室以上あるので迷路に入り込んだよう!
部屋番号を探しながら徘徊します。

生涯30数点の絵画しか残していないオランダ絵画の巨匠フェルメールの作品は、ここニューヨークの美術館に
8点を残しています。アメリカには海外の美術作品をコレクションしている財産家が多いのでしょう。
でも一挙にフェルメールの絵画を観ることができるのはうれしいことです。

メトロポリタン美術館には5作品
「少女」あどけなさの残る少女の目の輝きに、思わずこの絵の中に引き込まれてしまいそうな
不思議な力があります。

「リュートを調弦する女性」                      「水差しを持つ女性」

「眠る女性」                               「信仰の寓意」

この日は、もうこれだけで疲労困憊。

翌日、セントラルパークに隣接しているニューヨーク・フリックコレクションに向かいました。
セントラルパークは、マンハッタンのほぼ中央に位置して南北4キロ、東西0.8キロの広大な公園です。

深い緑に覆われて、人々や小動物たちが、それぞれ心地よい憩いの場所を陣とっています。

マンハッタン地区にあるフリックコレクションは実業家のヘンリー・フリックの個人的なコレクションを
その邸宅であった館に展示した美術館。その中にフェルメールの作品が3点もあることに驚かされます。
また、日本語オーディオガイドもあり、時間さえ許されれば、静かにゆっくりと鑑賞でき、これは大きな美術館と
比べて恵まれすぎる環境でした。

「婦人と召使い」               「中断された音楽の稽古」          「士官と笑う娘」

残念なことに、館内は撮影禁止でしたので、絵葉書を買ってその作品を記憶に留めました。

やはりフェルメールは光と影を創り出す画家、この柔らかな光に思わず私もその絵の中にいるような錯覚を
感じてしまうのは、その日常性からでしょうか。

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ニューヨーク滞在記①

2015-07-16 | 旅行

仕事でニューヨーク駐在となって4年目を向かえた長男家族のところに2週間ほど滞在してきました。

3年前に訪れた時は冬、今回はだいぶ周りの景色も違って見えました。
まず、住宅街の道路を挟んで、こんなにも大きな樹があったこと、どこの家も芝生が青々と、
我が家のように所狭しと花が咲いているのではなく、建物と樹木と芝生と花がみごとに調和し、
ガーデニングにもお国柄があるものだとアメリカの恵まれた広さをうらやましく思いました。
 

孫たちもすっかりアメリカの生活に馴染み、自由におおらかに過ごしていることにほっとしました。
小学校も夏休み間近で、孫の通う小学校でマルチカルチャショーが行われていて、
保護者たちにも見学が解放されていました。

孫はハッピ姿でソーラン節を披露し、ほかの国の子供たちもそれぞれ踊り、歌い、とても楽しそうでした。

けん玉を披露している子も

夏時間ということもあって、日没時間は午後8時半ごろ。夕飯を食べた後もまだまだ明るく、
子供たちも、もうひと遊び。
日が落ちる頃には、庭にホタルの光がポッポッと浮かんでいました。


アメリカの広さと距離間隔
私は、アメリカでこの距離感覚にいちばん戸惑いました。
孫たちの大好きな動物園も水族館も20~30分ということなので、自宅の近くにそんな格好な施設が
あるなんて、なんと恵まれていることかと思っていましたが、実際にはハイウェイを車で飛ばして
何十キロ先の距離。
幼稚園もスクールバスで隣の州まで通っていると言っていたし、ショッピングも週に一度は何十キロも先へ
出かけているようだし、日本と距離間隔がずいぶん違うことにも驚きました。
もっともハイウェイは無料なので利用もしやすいのでしょう。

40分も走ると・・・

HISTORIC HUDSON VALLEY方面


アメリカの古き良き時代を感じるレストランから

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ところ変われば 「アジサイの花」

2015-07-11 | ガーデニング

2日ばかり続いた晴天は、梅雨の中休みか、梅雨明けか。
今年の天候の傾向は、梅雨らしい梅雨と言ってしまえば納得もいきますが、久しぶりのお天気に、
太陽のありがたさを実感しました。
7月ともなると、梅雨の最中であれ、そろそろアジサイの季節が終わろうとしている感じがします。

やはり、アジサイには雨が一番似合っていると思っていたのですが、今回NY近辺を旅行して、
アジサイもところが変わると、花のイメージもずいぶん変わるものだと思いました。
6月から7月は、NYの夏。気温も比較的高く、私が滞在している時は、30度ほどの日にちが続きました。

この季節、晴天の中でとてもあじさいがきれいに咲いていたことが印象的でした。

乾いた空気、朝晩の涼しさ、日照時間の長さ(日没は午後8時半ごろ)が、日本とはまた違う気象条件の中で、
アジサイの咲く環境を変えたのでしょうか。

西洋アジサイもガクアジサイも小粒で、乾いた空気の中で瑞々しくみえました。

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帰国しました。コメントもありがとうございました。

2015-07-07 | 旅行

昨日、無事帰国しました。
成田空港は、厚い雨雲に覆われて灰色に煙った空気は、重く感じられたほどでした。
よく降り続いていたようですね。

帰りの機内では、ちょっとしたサプライズがありました。
突然、4~5人のキャビンアテンダントの方に囲まれて「ハッピーバースデェイ」の歌が・・・。
実は私たち夫婦は2人とも7月生まれだったことで、そんな偶然を記念してお祝いしていただけたようで・・・、
照れくさい思いでもありました。

我が家に戻ると、濡れた庭の草花が、雨の重みですっかり枝葉がしなだれていました。
窓の網戸にヤモリが張り付いて、「留守中、家を守っていたよ!」とでも、言っているようでした。

旅行中にいただいたコメント、ありがとうございました。
また、落ち着きましたら旅行記をまとめていきたいと思います。

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7月4日は

2015-07-03 | 旅行
7月4日は、アメリカ合衆国独立記念日。
前夜祭の今日は、盛んに花火が打ち上げられています。

また、今日は振替休日。連休でもあるので、みんなでマサチューセッツ州まで小旅行に出かけました。

どこまでも広がる草原と森、あらためてアメリカの広さを実感しました。
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ここはタイムズスクエア

2015-07-02 | 旅行

派手な広告に、途切れることない人と車の波、マンハッタンの繁華街タイムズスクエアにやってきました。
その喧騒たるや、気温さえヒートアップした感じです。
ブロードウェイミュージカルを観るためにならびます。30ほど劇場があるようですが、どこも超満員のようです。

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