小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

千と千尋の世界・・・「四万温泉」

2022-12-24 | 小さな旅

例年より早く、北国は降雪・積雪が記録されているようです。
子供のころは北国のシンシンと降り続ける雪にあこがれもしましたが、近年の気象変動による雪国の災害は、雪下ろしの高齢化や、道路の渋滞、停電など深刻な問題となっています。
一日も早い解消を願わずにはいられません。

今年も残すところ1週間あまりとなりました。なんと1年の経つのがはやいこと、加齢による体力の衰えは年々加速していますが、なんとか健康でコロナにも負けずに一年を過ごすことができました。

今年最後の旅行に、群馬県の四万温泉に行ってきました。
泊まった温泉「積善館」はジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったという湯宿。孫と一緒にどれだけアニメ映画を観たことか、主人公の女の子千尋が赤い橋を渡ると、その先に広がる油屋の世界・・・


挿入歌とともに忘れられないシーンです。

夜の油屋からは神たちの湯舟に入っている声が聞こえるよう・・・


この旅館は、昭和5年に建てられた木造建築、日本最古の湯宿として
群馬県の重要指定文化財にも登録されています。

3つの建物が重なるように建てられた重層構造の造りになっています。

その建物間をドーム型のトンネル「浪漫のトンネル」が繋いでいます。
ドーム型の壁からは温泉水がしみだしたりして、とても趣があります。

窓枠や手すり、襖など物語のシーンを彷彿とさせます。

四万温泉は、その名のように四万種類もの病に効くという名湯で、
昔から多くの客が湯治して、身体を癒したことだと思います。
その泉質はやわらかでいつまでも浸かっていることができるほどでした。

アーチ型の窓に高い天井、床すれすれの石造りの浴槽は国の登録有形文化財にも登録されています

もちろん、中の撮影は禁止です!

ちなみに宮崎駿監督は、この撮影場所を
「いろいろな場所の要素がはいっていて、特定のモデルではない」と言っています


温泉町の中に四万川が流れています
川辺にある共同浴場

カフェで飲んだカプチーノにも温泉マーク

運よく、訪れたのは先週の週末
今週は、この温泉地にも雪が降り続いているのでしょうか。

コメント (4)
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今年最後 イチョウの黄葉

2022-12-05 | ウォーキング

先週まで暖かな小春日和が続いていましたが、急に冬の足音が・・・ぐっと気温も下がって寒くなりました。昨日は慌てて、軒下にビニール温室を組み立てて、霜に弱い鉢植えから中に入れました。なんとか、本格的な冬到来の前に冬支度ができてほっとしました。

11月の末に、横浜日本大通りに用事があってでかけた夫が、「イチョウの黄葉がとってもきれいだった」と言っていたのを思い出し、この週末が落葉する最後のチャンスかなと思って出かけてみました。

ちょうど、横浜大通り公園で「全国大陶器市」を開催していました。マグカップが欠けていたことを思い出し、ちょうどいいチャンスとテント内を探し回りました。
それにしても全国のやきものがいっぱい!各地の窯元や陶器商のやきものが勢ぞろい!種類も磁器もの、土もの、染付など作風もいろいろでした。


マグカップを探しているつもりが・・・
いろいろなものに目移りしてしまい・・・
でも気に入った有田焼のマグカップを買うことができました。

日本大通りと山下公園通りのイチョウ並木は少し盛りは過ぎているようでしたが、それでも黄金一色に染まったイチョウの美しさは、花にも例えることができるほど華やかでした。






県庁前のイチョウ並木
足元に積もったイチョウも色あせることなく黄色い絨毯に

今年も最後の月になってしまいました。毎年繰り返される師走の慌ただしさ!、年末の片付けと掃除!
年々、思ったようには身体は動かないのを実感しています。

コメント (2)
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