小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

まだまだ元気!朝顔

2011-08-27 | ガーデニング

朝夕の風に、秋の気配を感じると同時に、夏の疲れも感じるようになりました。

人と同じように、夏に元気に咲いていた草花にも疲れが目立ちます。すでに夏の暑さのためか溶けるように枯れて消えてしまった植物、暑さの中、頑張って咲いていても、疲れがでたのか瀕死状態の植物など、この季節、失ってしまう草花も結構多いものです。

朝顔が少し疲れた顔で、朝寝坊な私をなんとか待っていてくれます。

朝顔の蔓は、生きものが這っていくかのような旺盛な伸び方をするものですが、この春、毎年上手に育てている方からいただいた朝顔は、花が大輪なだけに、あまり蔓を伸ばさず花をつけています。

蕾の時は少し先のとがった五角形なのに、開き終るころにはすっかり円形になって、さらに、その円も耐えきれず裂けてしまったものもあります。時間の経過とともに、少しずつ色を変えて昼前には萎んでしまいます。

ただ、朝顔だけは夏の疲れも見せず、まだまだ出番を待っているかのように、次々に元気に咲き続けています。

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オクラの花言葉は・・・

2011-08-21 | ガーデニング

あの厳しい暑さは影を潜め、お天気は一転、秋雨前線が停滞して、秋の気配を感じさせるほど涼しい日が、ここ23日続いています。

わが家のベランダ菜園、夏の最後をオクラで締めくくります。

オクラは、野菜とは思えないほど花が美しく、野菜としては珍しいアオイ科(私の知識では)。ただ、ハイビスカスや立ちアオイのように花を全開することなく、七分咲きぐらいで花を閉じるところが奥ゆかしく感じられます。

    

 

           

 

クリーム色の五弁の花びらで、芯に近いところは、エンジ色の五角形のような模様に見えます。このオクラの花には、花言葉もあり、それは「恋によって身が細る」。

 

    

 

             

 

この花言葉を理解できるのは、じつは花が咲き終えてから。半日で花が落ちると、すでに先が尖ったオクラの実が伸び始め、あっという間に人差し指大の大きさになって収獲時を迎えます。切り口は五角形だけれど、先端は鋭く、恋によって身が細る気持ちはこんなものかと、眺めてしまいます。うっかり収獲するのを思い留まってしまうと、翌朝には食べるのに躊躇するほどの大きさになってしまうのは、重症化した恋煩いか。

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今夏の新しい仲間たち

2011-08-16 | ガーデニング

夏の夜空に轟く花火は、一瞬の清涼剤のようですが、今夏は東日本大震災の影響で、首都圏を中心に花火大会が中止された所も多いようです。

それにしても、花火大会に足が遠のいてしまって、何年になるのでしょうか。

あの人ごみの中に入る勇気のないまま、夜空に広がる花火を見る機会を逸しています。

この春、友人からもらったクサハナビ(草花火)の苗は、花火という華やかなイメージを思い描いていたのですが、じつに素朴な花火でした。

花茎が10センチほど伸びたところに、2センチほどの濃いピンクの花が、午後2時ごろ咲きだします。夕方には萎んでしまう一日花、いえいえ半日花。もしかして、この儚さが花火に例えられるのかも知れません。

           

 

また1か月ほど前、別の友人から、メダカの幼魚をもらってきました。それはほとんど水中のごみかと思うほど小さく、とてもこれが成魚になるとは思えず、メダカの育て方もわからないままバケツの中に放っておいたのですが、この1カ月でシラス大に成長!体長の割にはアンバランスな目を両脇に光らせながら元気に泳いでいます。この淀んだ水の中でメダカたちは夏を乗り切ることができるのでしょうか。

          

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残暑お見舞い申し上げます

2011-08-11 | ガーデニング

関東地方は、各地で猛暑日を更新した一日でした。

街を歩く人々に強い陽射しが照り返し、陽炎がゆらゆらと見えるテレビの映像は、最近の夏の風物詩のようにさえ思え、いったいこの暑さはいつまで続くのかとうんざりしてしまいます。

 

 

        

今夏も、ゴーヤの蔓が窓を覆い、陽射しを遮る「緑のカーテン」が、完成しました。

ゴーヤも、いつも3本から4本がぶら下がり、食卓にあがるゴーヤはすっかり常備おかずとなりました。

 

一昨日、夏休みの家族旅行にでかけた孫から、鳳仙花の鉢といっしょに置手紙が、私が留守の間に届きました。小学3年生の孫は、理科の観察教材を夏休みの間、持ち帰っているのでしょう。留守の間の水遣りはお団子1串を献上されたばぁばとしては責任重大です。

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決して振り向かない「モミジアオイ」

2011-08-06 | ガーデニング

自宅から30キロほど離れた病院に夫が入院しているので(来週には退院予定で心配ないのですが)、今週は車でよく通いました。

最近の不安定なお天気に、この30キロ走る間に3度も激しくお天気が変わることがありました。青と白の斑空が、突然暗雲立ち込めてワイパーも効かないほど激しいにわか雨になり、かと思ったら20分ほどして真夏の空に戻ったりと、走りながら遠くの空を見ているだけで、襲来するにわか雨をピンポイントで予測できるほどでした。

さて不安定なお天気のまま8月を迎えました。8月になると咲き出す、真っ赤な5弁の「モミジアオイ」ですが、早朝花開く1日花で花芯はハイビスカスに似ています。葉が指を開いた手のような形からモミジアオイと言われているのでしょう。

この花は、律儀に朝日が出る方向に花開きます。わが家の場合、東側の庭の隅っこに植えてあるので、庭から花を正面から見たことがありません。いつも後ろ姿です。時には振り向いてもよかろうと思うのですが・・・。

まぁ、花の後ろ姿というのもとくと見ることもあまりないのでカメラに収めてみました。

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