小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

茅ヶ崎「氷室ツバキ庭園」

2010-02-25 | ガーデニング
今日、関東地方にも春一番が吹き、一気に草木の芽が吹いてきたような気配を感じました。
昨日、友人たちと茅ケ崎にある「氷室椿庭園」に、そろそろ咲き始めた椿の様子を見に行ってきました。この庭園は、三井不動産の元副社長だった故氷室氏の庭園を遺族が茅ケ崎市に寄贈し、現在、広さ2800平方メートルの庭園が公開されています。
特に、故氷室ご夫妻がこの庭園で交配し、作りだした白や桃色の地に紅色の絞りの入った「氷室雪月椿」がちょうど咲き頃を迎えていました。


西に傾け始めた陽射しが、つやつやとした椿の肉厚の葉を一層輝かせて、花弁に抱かれたシベが春の陽にすぅーと伸びて、どの椿もとてもかわいい表情をしていました。
その品種は250種あまりとか、本格的な春に向けてこれからもたくさんの種類が咲き出すことでしょう。
  
  
  
  
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の兆しはスギ花粉から

2010-02-22 | ガーデニング
昨日、まだ頬を撫でる風は冷たく感じたのですが、陽射しの暖かさに誘われて、少し遠くまで散歩に出かけてみました。
途中で出会った杉の木には、すでに花をたわわにつけ、もう花粉を飛ばすのには十分な重さになっていることを観測しました。
これぞまさしく春到来の兆しと写真に収めたのですが、思わず鼻と口を手で塞ぎ、この季節の巡りに、何十年も春先の花粉症に悩まされ、毎年、憂鬱な気持ちになることも思い出しました。
ただ、季節は、確実に冬の終わりを告げ、今まさに春の草木の目覚めを促しているかのようにもみえます。
春の喜びと、1ヶ月ほど続く体調不良。この複雑な心境は、現代人の「春の憂い」とも言えるのかも知れません。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の雪

2010-02-18 | ガーデニング

昨晩の身を切るような寒さに、今朝起きて「やっぱり!」、薄っすらと一面、真っ白い風景が広がっていました。
子供であれば、さらに降り続ける雪に積雪の期待も高まって、外に飛び出したいところでしょうが、雪道の運転に自信がない私などは、今日の予定が車で行かなければならない所となると、さぁどうしたものかと、交通手段が頭をよぎります。


そんな朝の一大事に、数時間後、雪は止み、みるみるうちにあれほどの銀世界だったのに、すっかり消えて、午後は柔らかい春の陽射しとなりました。いったい、今朝の雪は積もる積もりだったのかと問いたくもなるような春の淡雪でした。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスローズ、花開く

2010-02-15 | ガーデニング
暖かい冬が当たり前と思って過ごしてきた今冬でしたが、立春あたりからの思わぬ寒さに久し振りに春への待ち遠しさを身にしみて感じました。
庭のクリスマスローズの白い花が、他の色の先頭をきって咲き出しました。
厳しい寒さの中で、まだ地中に鼻先を突っ込んだような蕾でしたが、少しづつ頭を持ち上げるように、つぼみが開き、そして少し俯き加減に咲いた様子が、いかにも春を待ちわびている早春の花という感じがします。
さらに、花の茎を伸ばして大きな花弁のシンプルな花が開くと、春遠からじの感慨も強くなってきました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「梅一輪 一りんほどの ・・・」

2010-02-10 | ガーデニング
昨日は暖かさを越えて汗ばむほどの陽気でした。冷たい空気に触れながらも、春が近づいていることを感じてウォーミングアップしていた草木の芽や花の蕾はどれほど驚いたことでしょう。
「梅一輪 一りんほどの あたたかさ」
早春の冷たい空気の中で、一輪ずつ咲きだす梅の花、気象の変動とともに、歌も少しずつ趣が変わってきたのでしょうか。
子供の小学校卒業記念に、長女に紅梅を、長男に白梅の数十センチの朴の苗をそれぞれ植えました。今ではすっかりりっぱな木になって、毎年咲いて楽しませてくれます。
少し紅梅が早く、今年も2週間ほど前に咲きだし、今週になって白梅も咲き出しました。ただ、白梅は枝の剪定がよくなかったのでしょう。ほんのわずかのつぼみが一つ、また一つとほころんでいくといった感じなのですが・・・、そんな咲き方がかえって風情があって、香りも花も楽しませてくれます。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイの休日 番外編「トラベルはトラブル」

2010-02-03 | 旅行

結局のところ、優雅なリゾート気分に不馴れな私たちは、滞在中もあちこち動き回った結果となってしまいました。シュノーケルをつけて海をのぞいたり、ダウンタウンに行ったり、巨大ショッピングモールを覗いたりもしました。
短い滞在期間だったので、ハワイの人々の生活の場に触れることはできませんでしたが、たくさんの働いている人々に接することはできました。
大きな体格でゆったりとして、いつもニコニコ、フレンドリーに話しかけてくれました。

 
 
 

帰国する前の晩、荷物もまとめ、残った外貨を計算してみると、明朝のチップと空港へのシャトルバスの運賃を払うとほぼ使い終わる計算で、旅の締めをしたように思ったのですが・・・
翌朝、空港に向かうシャトルバスの中、夫の「あっ、しまった!」なんと、シャトルバスの料金を間違え、手持ちのドルでは足りないことに気がつき大慌てとなりました。結局、空港に着いてから、私を人質にして、夫は両替に空港の中にすっ飛んで行ったのですが、これがまた中々戻ってこない。捉われの身である私は、もちろんドルは持っていない!航空券も夫に渡したまま、はてどうなるのだろうと思っていた矢先、慌てた日本人が遥か彼方から戻ってきました。両替所の職員が離席したまま、なかなか戻ってこなかったとのこと。ひとまず落着!私も人質から解放され、やれやれと疲れがどっと出た思いでした。
それでも、機上の人となれば、お互い「楽しかったね!今度はハワイの他の島にも行ってみたいね!」これって、やはり軽いハワイ症候群?
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイの休日 その3「ホノルル動物園」ナイトツアー

2010-02-01 | 旅行
冬の寒さであってはそう夜遊びはできないけれど、ここは常夏の国、夜も十分に遊べそうと、動物園のナイトツアーに参加することになりました。動物は夜行性が多いので、いろいろな動きが観察できておもしそう!というのが私たちの予測。


すでに閉館時間が過ぎた夕方5時半、園内はすっかり人の気配はなく、ツアーに参加する人たちだけが10人ほど集まっています。日本人は私たちだけ、後は英語圏の人ばかり、まぁ、動物を見に来たわけだからなんとかなるだろうと、若い女性の飼育員について出発です!


日暮れが迫っていましたが、なんとかゾウ舎、トラの檻の様子は見ることができます。見物客もいなくなった園内はトラがすっかりリラックスしていました。
とっぷり日も暮れた園内、飼育員の女性が動物の目を傷めない懐中電灯で、動物の檻を照らしますが微動だしません。どうもドラゴンの檻の前にいるようです。この飼育員の説明する言葉の速さと内容の難しさ、また参加者の動物への興味の深さと質問の多さ。丁寧に答える飼育員は、さらに「Any Question?」 私には、この問答は永遠に続くように思えました。もちろん ☆!☆?☆(☆_◎)??チンプンカンプン


カバだけは、私のカバへの常識を覆すほどの活発な泳ぎを見せてくれ、飼育員のりんごのサービスに大きな口を開けて、おおいに楽しませてくれました。
それにしても、この2時間半にわたるツアー、真っ暗闇の中での英語のシャワー、旅は何が起こるかわからないものと、スリリングでもあり、また少々苦痛な体験ともなりました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする