小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

若葉萌える鎌倉へ

2017-04-24 | ウォーキング

あんなに待ち望んでいた桜の季節も過ぎ、気が付けば青葉若葉が目にしみる季節となりました。
青空が広がった一昨日、久しぶりにハイキングに鎌倉を訪れました。
コースは衣張山ハイキングコース、この山は北条政子がある暑い日に、この山に白絹を張り巡
らせ、雪山に見立てて涼をとったという言い伝えがある山で、今、山は若葉が溢れるほどこん
もりとして、北条政子はこの季節にはこの山をなんと歌ったのだろうなどと思いながら、鶯の
鳴き声を聞きながら山道に入りました。


楓の新芽が吹き出して、ふき抜ける風はほんとに気持ちがいいです。

衣張山の山頂から、眼下に鎌倉市街、そして由比ガ浜、稲村ケ崎など相模湾が一望に
富士山も見えるはずですが、春の霞に掛かって残念!箱根の山並みがうっすらと見えます。




山桜と交代するかのように咲きだす山吹の花、一重の山吹は山に溶け込み、八重は
ハッとするほど鮮やか

鎌倉七切通しのひとつ「名越切通し」、鎌倉に外敵が侵入するのを防ぐ要塞
ひと一人がやっと通れる道幅に、確かに敵が攻め込んでくるのは至難のこと、ただ鎌倉
と三浦半島を結ぶ要路のひとつでもあったようです。

石造建造物 石廟          800メートルにもなる遺構(大切岸)

この切通しに、鎌倉最大級の「まんだら堂やぐら群」があることは知っていたのですが、
保存管理上期間限定の特別公開日にしか見られず、今まで見る機会がなかったのですが、
なんと、今回は限定公開日に当たっていて中に入ることができました。
150穴以上もあると言われている四角い横穴のやぐら群、中には五輪塔や石塔が収められて
いました。
死者を供養するまんだら堂があったと言われています。
私でさえ霊的なものをこの一帯を吹く風に感じてしまうのは、この辺りが心霊スポットと
言われているからでしょうか。




鎌倉の神社は、八重桜が満開!




ひんやりとした奥行きの長いひさしから、照り映える新緑

 

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冬を乗り切って、なお鮮やかに

2017-04-16 | ガーデニング

不安定なお天気もやっと安定して、春の空がやってきました。
ひと冬、庭の片隅で咲いていたキンギョソウとネメシア、今このエネルギッシュに満ちた花を
見ると、寒い冬を乗り切った自信さえ感じます。

勿忘草も特に軒下でもなかったのに、霜にも雪にも耐えて、今可愛い花が付きだしました。
まだまだ背も伸びていくでしょう。控えめさと初々しさ、やっぱりこの花は誰の心にも留
まる忘れな草なのでしょう。

桜も3月の低温と雨が続いたことで、結局随分長い間、桜を楽しんだことになりました。
今日は、桜の季節の最後にと、花筏を期待して、今シーズン2度目になる大和の千本桜の
引地川の川沿いを歩いてみました。
桜の花に代わって、すっかり若葉が萌え出し爽やかな季節の到来を感じました。

時に桜吹雪が雪のように舞い、川面にはおびただしい桜の花びらが、花筏となって留まっ
たり離れたり、花弁が無数に流れていました。



野バトのつがいでしょうか。初夏を思わせる暑さに水浴びも気持ちよさそうでした。

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薄墨色の桜

2017-04-11 | ウォーキング

例年ですと、桜の開花情報に追われるように満開の桜が気になったのに、今年の桜前線は
遅々として進まず、咲いても満開になるのに何日もかかるという今年の桜事情。
低温が続き、桜が長持ちするのはうれしいことですが、背景になかなか青空が望めなくて、
華やかなソメイヨシノも薄墨色の桜のようで、残念です。

と言っても、いち早く満開になった都内の桜も見たいと思い、先日は青山墓地に友人のお墓
参りを兼ねながら、桜を見てきました。

すっかり桜のトンネルが続いていました。

銀座でランチを取った後、皇居の周りを歩きました。
(桜の名所、千鳥ヶ淵までは足を伸ばしませんでしたが)

                     やっと青空が覗きました。

翌日は、横浜中区にある映画館で映画を観たあと、近くの大岡川の桜の様子も見てきました。

細かな雨の降る中、桜はほぼ満開。花散らしの雨に花弁が少し舞い、今年のお花見を寂しく感じました。

傘をさした観客を運ぶ屋形船

川岸の露店も例年と比べるとお客さんも少ないのでしょう。少し手持ち無沙汰のお店もあり、
天候にたよざるを得ない難しさを思いました。

我が家の近くの柏尾川の桜、咲き揃ってはいるものの何か寂しいのは、やはり空の色。

明日は是非お天気が回復してほしいなぁと思いました。

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足踏み桜

2017-04-03 | ウォーキング

4月がスタートしたのに、なかなか春らしい陽気を実感できないまま、家の近くの川沿いの桜は
一分咲き、場所によっては三分咲きといったところでしょうか。
都内の桜は満開とか、花見ウィークがスタートしました。

庭にもそろそろ本格的な春が・・・アネモネが春の日差しにニッコリ笑っています。

昨秋種を撒いたスナックエンドウ豆、ヒヨドリ襲撃に葉っぱをだいぶやられましたが、持ち直して
収穫も見えてきました。

ウォーキング仲間と予定していた大和市の引地川沿いの千本桜お花見、満開は期待できないと
思いながらも、昨日決行となりました。風は冷たかったけれど日差しは春を感じます。

桜並木の近くにある、花のお寺として名高い常泉寺に寄ってみました。庭園では三椏が見事に
満開を迎えていました。

三椏は早春の花と思っていたのですが、こんなにたくさんの三椏に出合えるとは・・・
小花をたくさんつけた半球形、この柔らかな色はやはり春を告げる花なのでしょう。


花ニラ(スプリングスター)は、この季節に野原でよく見かけますが、お寺の庭園では少し
おしゃれに見えます。


今春は見られないかなと思っていた黒椿、この庭園で咲いていました。

お寺は「清流山 常泉寺」と言われ、水に縁があることから、庭にはたくさんの河童が可愛い
表情で置かれていました。                     バイモユリの花      
春に咲く欄と言えば、この春蘭

大和市の千本桜は、引地川沿い1.5キロに700本の桜並木が続きます。
ただ、咲いている桜はほんのわずか、木々はほんのりピンクがかってみえます。

でも桜祭りは開催されています。メイン会場あたりは人・人・人


桜がちょっと申し訳なさそうに咲いていました。

コメント (12)
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