小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

咲き過ぎ・・・クジャクサボテン

2012-05-31 | ガーデニング

天候不順が続いた5月も今日で終わり。6月に入ると、空の主役は梅雨空に変わるのでしょう。
そして、この梅雨空を晴らすようにパッと咲くのがクジャクサボテン。今年は少し早く咲き出しました。



あまり世話をすることもなく、毎年よく咲いてくれますが、今年は特に2~30個くらい蕾をつけました。
咲き出すと数がわからなくなってしまうので、蕾の時に数えておこうと思って、途中まで数えるのですが、
すでにどこまで数えたのかわからなくなってしまうほどなのです。

月が出る頃咲き始め、日付が変わる頃には咲き終える、同じサボテンの種類の月下美人と比べると、
クジャクサボテンは昼間でも花開き、2,3日は咲き続けてくれます。

この蛍光色のような派手なピンク色は、6月の梅雨空にもよく似合っているように思います。

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多摩川を歩く第6回 日向和田 ~ 古里(青梅線)

2012-05-27 | 小さな旅

ほぼ1カ月に1度のペースで多摩川を上流に向かって繋ぐ多摩川ウォーキングも、今回で6回目となりました。
先週の金曜日は、あいにくの小雨模様でした。ただ、風もなく気温は暑くも寒くもなく、歩くのにはちょうどいい
ウォーキング日和と言えたのかも知れません。思ったより距離を稼ぐことができました。

もう多摩川は、ゆっくり蛇行して流れる趣はどこにもなく、渓谷から流れでる水は岩を削るほど急流で勢いよく、
白い水しぶきのあがる川面の美しさと厳しさをあわせもつような景色にかわってきました。
またこの変化に富んだ流れは、全国有数のカヌーのメッカでもあるのだそうです。


今回歩いた青梅線の日向和田駅から古里駅間はほとんど川岸に遊歩道が完備されていて、
この日の雨で重くなった新緑の中、川の轟音で消されそうになる小鳥のさえずりを聞きながら、
マイナスイオンたっぷりの気持ちいいウォーキングを楽しむことができました。この渓流沿いには、
吉川英治記念館、川合玉堂美術館、ほかにも御岳美術館やかんざし美術館などがあり、
日本画家の川合玉堂は、この変化の富んだ厳しい自然を好んでこの地に移り住んだのだそうです。


山間に架かる橋は、不思議にどの橋も周りの自然によく溶け込んでいました。




次回はいよいよ青梅線の終点奥多摩駅を通過します。その先はどんな交通経路を使いながら、
源流まで行くことができるのか、楽しみでもあり、またこの先、少し不安材料も増えてきそうです。

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金環日食を仰ぐ

2012-05-21 | 日常

今朝のあの激しい雨音には、落胆しました、まさかの雨だったのですから・・・。
それが、神は味方したのでしょう。
朝7時ごろには雨は上がり、東の空は薄っすらと明るくなっていました。ただ空には雨雲がどんよりと。





ところが、ちょうど金環日食の時刻に合わせたかのように、雲の切れ目からきれいなリングを肉眼で見ることができたのでした。
この薄い雲がベールがかったことで、かえって肉眼で金環日食をしっかりと捉える事ができました。
急いで日食グラスからも覗いてみました。それは小豆大ほどでしたがその姿を捉えることができました。

太陽と月と地球が1直線になるこの瞬間に、私がこの時代にいたことに大きな驚きと感謝を抱かずにはいられないと、少し神妙な気持ちになりました。

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クレマチス 「白万重」

2012-05-19 | ガーデニング

不安定なお天気が続いていましたが、今日はほんとうに文句なしの爽やかな五月晴れでした。
5月の風が新緑に覆った木々を撫で、気持ちのいい季節になりました。

この好天気がなんとか、21日の月曜日まで続いてほしいところですが、お天気だけは、人の力でどうにも
コントロールできないところが、今回だけは歯がゆく思います。
本州では129年ぶりだと言う金環日食は、いよいよ明後日。東京での最大食時刻は朝7時34分ごろだそうです。
天気予報では曇り時々晴れ、微妙です。
生涯訪れることのない、この歴史的な天体ショーを是非見たいところですが、まずお天気に翻弄されそうです。

庭のクレマチスに新しい仲間が増えました。
「白万重」です。実はこれを私はひそかに「シロマンジュウ」と呼んでいました。
このクレマチスが花開いたふっくら感は確かに納得するものだったものですから。







これを「シロマンエ」と知った時、少し残念でした。わが家にやってきたクレマチスとしては、ほっとしたことでしょう。

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多摩川を歩く第5回 小作(小作堰) ~ 日向和田

2012-05-12 | 小さな旅

一昨日は、神奈川でもヒョウが降ってお天気が急変したりしましたが、昨日は穏やかな一日でした。
不安定なお天気が続いていたので、4月に予定されていた神奈川ウォークも延期が続き、やっと決行することができました。

今回は、青梅線の小作駅を下りて、小作堰のある多摩川を上流に向かって青梅線の日向和田まで14キロを歩きました。
自宅を出たのは6時15分、小作駅に下り立ったのは9時でした。

多摩川の川幅もぐっと狭くなり、対岸がすぐそこに迫り、奥多摩の山並みもぐーんと近くに見える様になってきました。
今まであった河原や土手はほとんど姿を消して、川に沿って歩くことが難しくなったので、川からなるべく離れないように、青梅街道沿いの住宅の中を歩きます。

景勝地も多く、「この景色をひとり占めにするのはもったいないので、仕事場ですがどうぞお入りください」と言った粋な看板のあるおうちに突きあたったり、川の淵に素敵な庭のカフェテラスがあったり、現在は青梅市が管理している、元青梅市の代議士の別邸が「日向和田隣川庭園」として開放されていたりと、多摩川を眺めるすばらしいロケーションがたくさんありました。

多摩川に架かる橋のデザインにも特徴がでてきました。
青梅ICと日の出ICの高速道路を繋ぐ圏央道(多摩川橋)は、周りがどんなに山深くなっても、社会・経済活動をささえる基盤が道路であることを物語っているようです。

青梅市に入り、秋川街道に架けられているのが調布橋です。
古くからの交通の要所とされていたのでしょう。アーチ型の赤い橋は、すでに川幅も狭く穏やかな流れの多摩川にこの赤いアーチ型の橋はなかなか存在感のあるものでした。

さらに上流に行くと、大きく半円を描くように蛇行している内側の川岸に釜の淵公園があり、二つの橋がかけられています。
鮎美橋と斜張橋。森の間から見え隠れする美しい橋で、また橋の上からみる多摩川は、青く澄んで、川底まで見えるようでした。
 

森から聞こえるのは鶯の鳴き声と川のせせらぎ、いつまでもここに留まっていたいような心地よさは、ここまで足を運んだものしかわからない至福の時でした。

それにしても今回で、多摩川の河口から源流までの全長138kmのやっと半分あたりまで来たことになります。
この先には、どんな景色が待っていることでしょうか。

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ナガミヒナゲシ、抜こうか、抜くのをやめようか・・・

2012-05-08 | ガーデニング

関東地方を中心に、竜巻や雷雨、にわか雨など急激な天候の変化に見舞われたGWでした。この天候に予定を変更せざるを得なかった方も多かったのではないでしょうか。
私も都内で土砂降りの雨に降られ、帰りの交通を心配したり、友人と久々に会う約束を延期したりと不安定なお天気に、振り回された今年のGWでした。

そんな不安定なお天気を理由にするわけでもありませんが、毎年この時期に生垣の刈り込みや夏の草花の種撒き、夏野菜の苗を植えたりと、庭の手入れをしているのですが、今年はまだ手を付けていません。
ただ、庭はこの春の天候不順を取り戻すかのように、春の花が一斉に咲き出しました。カメラに撮った花もあれば、撮らずに花期を終えてしまったものもあります。


どこからともなく増えてしまって、わが家の永久「庭の番犬・三四郎のお墓」まわりを占拠した「ナガミヒナゲシ」。
地中海沿岸が原産地の外来植物で、ケシ科の仲間ですがアヘンの成分はなく、危険な植物ではないのですが、繁殖力が強く、近年は生態系も乱すと敬遠されています。
ただ、この花の色の美しさと透き通るほど薄い花弁に、つい花が咲くのを楽しみにしてしまいます。
けれど、なんとこのケシの実1個には、1000から2000粒の種が入っているというのですから、やはり抜いたほうがいいという結論をださねばならないでしょう。
でもこの花可愛いです。

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百花の王「ボタン」は・・・

2012-05-01 | ガーデニング

ゴールデンウィークの半ば、関東地方の天気予報は傘マークが並びました。
できれば五月晴れと行きたいところですが、せっかく上った鯉のぼりも少し元気がありません。
後半は、なんとかお天気を取り戻したいところです。


昨夜も雨が降ったらしく、今朝庭に下りたら、せっかく咲いたボタンの花がすっかり濡れていました。
実は、牡丹がわが家に咲き出すと、私はなんとなく落ち着かなくなります。
百花の王の名にふさわしく、あたりに漂う芳醇な香りと艶やかな花、
ところがその大輪の花を支える茎は意外にも細く、雨風が当たると薄い花弁を幾重にも重ねた花は雨の雫さえ、重くて耐えがたいとばかりその豊かな花の容を変えてしまっています。
さらに、一本の木についた蕾は、いくつあってもほぼ同時に咲き出します。
今年はいっせいに8個の花が咲き出しました。そこに悲痛にもこの雨です。
なんとか持ちこたえたいところですが、この花弁が崩れるように花期を終えてしまうのではと、ここ数日、気が気でない日が続きます。

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